『ずぼらー野菜』モロッコインゲンのすすめ

今年も、モロッコインゲンが豊作です。

マンションでも、ベランダの柵を使って簡単に育つので、紹介します。

 

ここ2年間、自家採取した種から育てているので殆どコストゼロ!

かかるのは、よしまるの毎朝の水やり労働くらいです。あとは放ったらかし。

それでたくさん採れて、有難~い野菜です。

 

種まき

房のいくつかを、収穫しないで放置すると、写真のようにカピカピに乾きます。そこから豆を採ります。トラ模様がかわいい♬

 

一昨年の種。密閉して春まで冷暗所に保管します。

因みに去年の種は、試験的にドリトスのアルミ袋で遮光状態にしてみました。スナックのアルミ袋、使えますねぇー。

 

4~5月に種まきして、しばらくすると発芽します。

発芽適温は20~25℃ですが、10℃と比較的寒くても発芽するので、早めに撒いておくことも可能です。

 

皮が固いので、たっぷりの水に接するようにするのと、嫌光性なので、日光が当たらない場所で発芽させましょう。7~10日ほどで発芽します。

 

発芽したら

発芽したら注意です!

折角出た本葉を、(たぶん)鳥が食べてしまいます。無残。。

 

なので、本葉が少し大きくなるまで保護してやりましょう。

 

その後はあっという間に大きくなります。ね?こうやって蔓が絡まって伸びていきます。日差しも当たるし、ベランダの柵が都合いいのです!

 

 

摘芯

ツルがある程度伸びたら(背丈ほど)、てっぺんのツルをカットします。

本ツルに栄養を取られないようにして、脇芽を増やす作戦です。

 

6月からボチボチ収穫できます。

指よりずっと長くて大きな豆は、見ているだけで心躍りますよぉー!

 

1株だと一度に数個しか採れないので、今年は南と北のベランダに、それぞれ4株ずつ育てました。おかげで家族4人でたっぷり食べられます。

 

先日の収穫

 

なにがいいかって?

豆…と一口に言いましても、枝豆、いんげんまめ、スナップインゲン、小豆、ささげ、落花生など、色んな種類がありますが、よしまるがモロッコインゲンを選んだのには理由があります。

 

■ 栄養価が高い

ミネラルやアミノ酸が豊富です。ビタミンK(100g中50μg)、ビタミンA(100g中580μg)、カリウム(100g中270μg)、アスパラギン酸(100g中500mg)、マグネシウム、鉄。

 

100gあたり23kcalと低カロリーなのに、満腹効果があります。

 

■ 可食部が多い

枝豆やそらまめは、房の中の豆しか食べられないので、殆どが廃棄なんですが、モロッコインゲンは房も実も全部食べられるので、収量が多いですね。

 

■ 調理が簡単

房ごと食べられるので、豆を取り出す手間が要りません!

 

■ 放ったらかしで育つ

枝豆は結構虫食いがあるのに、モロッコちゃんは、なぜか虫に喰われません。

我が家は全て無農薬ですが、そこに拘ってるんじゃなくて、薬を撒くのが面倒だからです(-_-;)。ズボラー菜園サーにとって、放ったらかしは正義ですよ!

 

ね、きれいでしょ?なぜか虫食いゼロ。

このまま洗って一口大に切れば、房は柔らかいのですぐに火が通ります。

 

先程収穫した量で、2品できました。

大好きなニンニク炒めと、お浸し(かつお節かけ過ぎちゃった^^;)

 

 

こんな感じで、週一ペースで収穫しました。

モロッコインゲンは、マンションのベランダ菜園と相性がよいので、おすすめです。

そろそろ、来年の種を残そうと思ってマース。