驚愕、市販ベーコンは死への案内役だった!

f:id:naru443:20210429162956p:plain

今回は、市販ベーコンなどの加工肉が、大変体に悪いというお話です。

 

加工肉といえば、ベーコン、ハム、ソーセージ、サラミ… おおぉ~、人類の殆どが大好きでしょ! そのまま食べれて手軽だし、色んな料理に使える便利食材。よしまるなんて、ご飯にソーセージ乗せてチンしたら満足ですよ。

 

でもこれ、かなり体に悪いみたいです。。食べたらイカンレベルで。

ふぅーん、体に悪いんだ...…… だったらどうしろと!?  と思うじゃないですか。こんな使える食材を食べるなと?というわけで、そこらへんもお伝えしていきますね。

 

どんだけ体に悪いの?

f:id:naru443:20210429165223p:plain

少し古い話ですが、2015年10月、世界保健機関(WHO)が「赤肉・加工肉のがんリスク」の調査結果を発表して話題になりました。

 

10カ国22人の専門家が約800本の論文を調べて評価したという大がかりなもので、毎日50グラム摂取するごとに、死ぬまでに大腸がんにかかるリスクが18%増加するそうです。50グラムっつったら、ベーコン2~3枚、ホットドック1本分か。。

 

大腸がんといったら、日本人がかかる癌の第1位、毎年15万人以上が発症して、いまだ増え続けてるという。まぁそこまではいいとして、、

リスク18%増加って言われても、ピンとこないなぁ。

 

WHOの発癌性食品のトップランク、たばこ、アルコール、プルトニウムと同じカテゴリに入っていると言われると、ビビりますね。英国では、毎年発症する4万件の腸がんのうち5,400件は、加工肉を食べなければ予防できるんですって。

少し深刻さが伝わったでしょうか?

 

原因は?

f:id:naru443:20210429165300p:plain

これに日本の加工肉協会が猛反発。無責任に記事出すなゴルァ!って。報告書に原因の特定までされていなかったので、その点も反論してましたね。

 

でもね、反論の理由が少し弱いと思う。「欧米人に比べて摂取量が少ないから」なんて。食の欧米化が進む日本で、摂取量が年々増えてる日本でそれは…

 

で、結局原因はなんなの? 手作りならいいの?その辺を知りたくて調べました。

 

オックスフォード大学が主導でCancer Research UKが資金提供した最新の研究では、約50万人のデータを6年間取り、内2,609人が腸癌を発症した原因を調べたそうです。

 

なるほど、発癌の原因がいくつか紹介されていました。

煙・加熱、塩、赤身の分解、一番の原因は添加物

 

■ 煙・加熱

燻製の煙がAGE含有率を一気に上げるからね。美味しいけどそこがネックかぁ。。

 

■ 塩

塩分摂取量の多い地域ほど胃がん死亡率が高いんですって。下のデータでも、秋田県と沖縄県では約2倍、男性に限っては約3倍も差があるのは驚きです。

f:id:naru443:20210429152720p:plain

 

■ 赤身の分解

牛・豚・羊などの赤身の肉は、腸で分解される時に腸の細胞を損傷するそうです。WHOでも赤肉の摂取を減らすよう呼びかけてます。

 

と、ここまでは、加工肉、赤肉の両方にあてはまる原因です。

問題はここから。

 

IARCの調査結果では、赤肉より加工肉の方が危険度が高いとされています。加工肉と赤肉の違いはズバリ、添加物の有無です。WHOの報告でも、発癌性リスクの原因は、加工に使われる化学物質だそうです。つまり食品添加物ダァー!

 

■ 添加物

市販品にほぼ入ってますな。スーパーでひととおり見てきたけど、入ってないのが見つからなかったもの。殺菌や発色に使う亜硝酸塩、リン酸塩、「赤107」「黄106」のようなタール系着色料、色んな添加物が入ってます。これ全部体に悪いです。

 

中でも最も危険なのが、亜硝酸塩 亜硝酸塩 亜硝酸塩・・・

f:id:naru443:20210429165641p:plain

亜硝酸塩は、別の物質と組み合わさると毒性が高まる『相乗毒性』というのがあって、胃や食肉そのものにも含まれる『アミン類』と合わさると『ニトロソ化合物』という強い発がん性物質に変わっちゃうそうな。既に欧州では規制の動きが出ています。

 

ついでに、他の添加物の悪さ加減も紹介しておきますと、

 

リン酸塩:多量に摂取すると骨粗しょう症リスクが高まる他、腎臓や大動脈に石灰が沈着する。添加物を含む殆どの食品に含まれ、気づかずたくさん摂取している恐れあり。

 

赤107: 天然系色素『コチニール』はアレルギーを起こす可能性あり。子供がいる家庭では気をつけたいですね。

 

「有機」や「無添加」なら大丈夫?

じゃぁ「有機」「無添加」「無塩せき」と謳ってたら大丈夫なの?というと、これも殆どのケースでNGらしく、食品メーカーは天然由来の硝酸塩を含む野菜の粉やジュースで代用している可能性があって、この硝酸塩が最終的に、食品内や体内で亜硝酸塩に変化するのだそうです。

 

で、現状で私達がパッケージをから判断する方法はないから、市販の加工肉は食べない方がいい、となります。

 

どうしたらいいの?

とどのつまり、もう手作りがベストな選択です。

ただ、市販品は絶対ダメ!というわけじゃなくて、量をほどほどにすれば、リスクを抑えることはできます。

 

そして、買うなら値段は高めになるけど「無添加」「有機」「無塩せき」とか書かれたのを選ぶ。そういう奴らは皆、血色悪い顔してます(着色料なし)。その中から原材料をチラッとみて買うのがいいですね。

 

タコウインナーの悪魔の微笑み

f:id:naru443:20210429165342p:plain

 

でもやっぱり、できることなら 手作り がベストです。作るのは面倒ですが、それはそれで手間なりの恩恵を得られます。だって、その方が格段に美味しいですもん!よしまるはそっちの理由でベーコンはもっぱら手作りしています。

 

思い出すなァ、もう17年も前になるけど、初めてベーコン作った時のこと。当時は燻製機が数万円もする時代で、近所のうどん屋から一斗缶を貰って自作しました。アパート暮らしだったので、近所の公園に朝4時にスタンバって煙をパタパタ仰いでいたら、掃除のおじいちゃんが火だ!って飛んできて…懐かしい思い出です。

 

今は最上階のベランダでやりたい放題。2号機は会社のポイントでゲットしたバーベキュー兼用機。色が気に食わないど用は足りてる。

 

ベーコンは 一度作れば もう買えない(詠み人知らず)

それくらい美味しいので、騙されたと思って一度トライしてみてくださいまし!