ロードバイク1号機、NESTO君に慣れるべく、和歌山県の紀南エリアを2泊3日で走りまくり、最終日にチェーンが外れました!
毎回何かしらのトラブルに見舞われて瞬間風速的に凹みますが、まぁ強制的に自転車の構成や部品について学びますからね(-_-;)、自身の血肉となっていると思えば…。
自転車のイロハを知る機会は少ないんだよね。。
約1年前、よしまるが自転車の世界に入ってからすごく感じること。それは、自転車のイロハを知る機会が殆どない、ということです。幸いよしまるは、同僚のS師匠が丁寧に指導してくれましたが、そんなラッキーでもなければ自力で学ぶしかありません。
交通ルールも同じ…。自転車だって道路交通法に違反すれば逮捕や罰金があります。ところが、自動車と違って自転車を買っても誰も教えてくれません。だから違反と知らずに車道を逆走しちゃったり…💦 よしまるもやっちゃってました。
おっと! 今回はチェーンが外れる原因と対策でした。
知っておけば、チェーンが外れる確率を大きく下げられると思うので紹介します。
ギアチェンジの時に外れやすい
ギアチェンジした途端にチェーンが外れたっていう経験をした人も多いのでは?
なぜかというと、その瞬間チェーンが緩むからです。
後輪のギアを「リアギア」といいますが、リアギアを変速した時にチェーンが緩むのは、ギアを重くした時です。
ふぅんー、じゃぁローからトップへは一気に数段飛びの変速できちゃうから、それをすると外れやすいんだね! と思ったらどっこい、ロードバイクというのは、そんなことで簡単には外れないように作られているのです。
では、どんなタイミングで外れるのでしょうか?
トップとリアの同時変速がダメ!
今回は、浜のうたせに向かう途中のちょっとした上り坂で、いきなり外れました。
「それまでよく外れなかったね」と言って師匠が原因を教えてくれました。ありがたいよぅ~。
ロードバイクにはフロントギアもついている
ママチャリにはせいぜいリアギアしかありませんが、ロードバイクにはフロントギアなるものがついています。2つのギアを掛け算した数だけ変速できるので、リアとフロントを両方軽くすると、キツイ坂道を軽々と登っていけます。
ここで注意なのが、フロントギアはリアギアと逆に働きます。歯車の径が大きい方が重くて速くなります。なので、フロントギアの変速でチェーンがゆるむのは、ギアを軽くした時です。
おわかりですね。チェーンが外れやすいのは、”フロントギアを軽くする”、”リアギアを重くする”、この両方を同時にした時 です。
きつい上りがくると、よしまるはフロントギア(左手)を軽くして、リアギアを1段重くする(右手)、という動作を同時にしていましたが、それがいけなかったのです。
フロントギアをインナーに変える(軽くする)と、チェーンは大歯車から小歯車に切り替わるので、その瞬間チェーンが緩みます。同時に、リアギアをトップにする(重くする)と、より小さな歯車に変わるので、さらにチェーンが緩くなって、外れてしまったのです。
フロントとリアのギアを同時に変速しない
ということで教訓です。
フロントギアとリアギアを同時カチャしない
でも、どうしてよりまるが両方一度に変速したかというと、それはそれで理由があります。
上り坂になると、少しずつペダリングを軽くしたいのですが、フロントギアを変速すると、一気に軽くなって、ペダルが空回りしたみたいなっちゃいます。そこで、フロントギアを軽くすると同時に、リアギアを1弾重くしてやると、丁度良いあんばいで1段分のギアを軽くできるので、こりゃぁいいや!と左右同時カチャをしていました。
でも結論としては、それがいけなかったのです。
フロントとリアを一度に変速する時は、時間差で変速しましょう!