週末、椅子の座面カバーを張り替えました。
家具は、手入れすれば何十年だって使えるので、手をかけたぶん愛着が沸いて、そうした物に囲まれる暮らしは、気持ちも豊かにしてくれる気がします。
座面のクッションは、カバーが汚れたり破れたり、クッションもヘタレてきますが、そうなったら自分好みの色素材に交換できるチャンスです。
今回の椅子は、通りがかりの洋食屋さんに捨てられていました。
こげ茶色の塗装は油で黒光りして、座面の赤いビニールカバーも年期が入っていましたが、目が合った瞬間ビビッときて、店主に頼んでお家に連れて帰りました。
さてこれを、どんな風によみがえらせようかな❤
タダで貰ったから、失敗してもダメージ少ないし、思いつくままやってみることに。
まずは、サンダーと紙やすりで木部の塗料を剥がしました。油汚れが固化していたので、何日かかけて地道に剥がしました。背もたれ部分が細かいので大変でした。
椅子のカバーを張り替える
塗装剥がしが終わり、次は何色に塗ろうかなぁと考えましたが、なかなか一色に定まらず、先にカバーに着手しました。
布屋さんで、クッション材と布を買ってきました。クッション材は、2cm厚の固めのものを重ねて4㎝厚にして使います。
クッションに座板を乗せて、油性ペンで輪郭をなぞって、切り取ります。
もう一枚は、1㎝大きいサイズで作ります。
新しい布、座板、スポンジを重ねて、10㎝位の余裕を残して布をカット。
布をタッカーで止めていきます。
きれいに貼るコツは、しっかりと張りをだすこと。まずは東西南北の4か所を止めます。体重をかけて布がピンと張るようにします。その後で、周囲を止めていきます。結構力が要りますが、なに、女性でもできないことはないですよ。
あとは余分な布をカットします。本来はここで更に布を当てて、ぞろぞろを隠しますが、まぁいいや。最後に座面を椅子にビス止めして完成です。
まとめ
いかがでしたか?
Before写真を撮り忘れたので比較できませんが、とてもキレイになりました。
色を決めきれずにフレーム塗装を見送ったので、少し殺風景ですが、そこはナチュラルテイストとしておきましょう。
薄っぺらだったクッションにボリュームが出て、座り心地も良くなりました。
タッカーはホームセンターで1000円位で売っています。使い勝手がよくかさばらないので、1台持っておくと重宝します。
椅子のカバー貼り替えは、多少体力はいりますが、作業はとても簡単なので、たまに貼り替えて気分を一新するのもいいと思います。