少し前になりますが、師匠が島根県の『出雲路センチュリーライド』に参加し、そのお土産で、どじょうすくい饅頭セットを貰いました。(貰ってばかりで心苦しい💦)
青がプレーン、ピンクがストロベリー味。食べたら可哀想なくらいカワイイです😍。横で娘が鼻からカジッてて…『ムンクの叫び』になってました🤣
もう一つ、木次牛乳とのコラボ、キャラメルミルク味。個人的にこれが一番美味しかったです!(写真撮るの忘れた)
貰ったお土産はもう一つあって、
どじょう掬いまんじゅうビール
どじょう掬いまんじゅうビール
どじょう掬いまんじゅうビール
??????
どういうこと?
どじょう掬いまんじゅうのビール?饅頭が原料…って、そんなわけないよね。ご当地名物の名前を付けた?にしても突飛すぎない?よしまる混乱。。
師匠「だからぁー、まんじゅうで作ったビールなんですよ」
ポカーン。。
饅頭でビールを作る!?
どうやら本当に、まんじゅうで作ったビールのようです。
作る過程が動画で紹介されていました。
バケツいっぱいに入ったまんじゅうを、スタッフがグシャっと握りつぶし、次々に大鍋に放り込んでいくさま。哀愁を感じます。
麦汁を漂う目玉・・
原形がなくなりドロドロの液体をスタッフが混ぜる。魔女のドリンクのようです。
透明感ある、琥珀色のビールに生まれ変った姿。
すごいビールだった
でもこれ、おふざけビール…では、ありませんでした。
きっかけはコロナ
原料は、製造過程で出る1%の規格外品。目玉が片方なかったり、形が潰れていたり。かつては試食用に使われていましたが、コロナ禍に試食禁止になり、加えて旅行控えで大量の売れ残りが出て。。やむを得ず廃棄していたそうです。
それを原料にビールを作った。まさに、食品残渣の有効活用、SDG'sです。ビールの原料は大麦だと思っていたら、小麦で作るものもあるそうです。
そうか!
食品残渣はなんでもビール、いやお酒になるってことだ。最近はグレープフルーツやイチゴで作ったビールもあるしね。
想像以上の美味しさ!
早速、冷蔵庫でキンキンに冷やして、夫と飲んでみました。美味しい~♬
でも、甘さ・・どこいった?
饅頭の甘さを想像していたら、欠片もありません。むしろ辛口、フルーティーさもあって、コクがあります。
よしまるはお酒弱いクセに、学生時代にヨーロッパをバックパッカーしてた時、ビールの美味しさに目覚め(日本のと味が全然違ってた)、各地のパブを巡りました。当時を思い出すような味でした。うわぁ懐かしい~。
毎回未成年と間違えられて、パスポートを見せてたなぁ、クスッ。
一瓶あたり、どじょう掬いまんじゅうが1個入っているそうです(笑)。
1個8~90円の饅頭が、600円の美味しいビールに変身しちゃうなんてね!
食品残渣の有効活用だから、味までは期待できないな…と思いきや、単体でちゃんと美味しいのが、とても好感持てます。島根の有志が作り上げた、琥珀色の飲み物。そんなドラマが見え隠れするのもいいな。
機会があれば、是非飲んでみてください!