エディブルフラワーでクッキーを作ろう!

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実はよしまる、昨年の秋に季節終わりのビオラを格安で購入しております!

儚い花びらの色に惚れてしまい、ほぼ衝動買い!

狙いはズバリ、エディブルフラワーにしてクッキーを作りたいーー!!

 

ただしすぐには使えません。園芸用の花苗は農薬が使われている可能性があるから。それで我が家のプランターに植え替えて、無農薬で冬越しさせました。

 

この度無事に冬を越し、満開に咲いてくれました。かっ、かわいい!
大きいものでも親指の第一関節位。小さくてクッキーに乗せるのにちょうどよきかな。

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イメージはこんな感じを作りたくて。超~かわいいじゃんよー。

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ということでさっそく作ってみました。

 

エディブルフラワーの魅力

そもそも、エディブルフラワーをご存知だろうか?

 

エディブル、要は「食べられる」花です。毒のない、生でも食べられる花は全部、エディブルフラワーです。身近なものだとミョウガやカリフラワーも、実はこれ。スーパーで見かける食用菊や桜の塩漬けも、これです。

 

料理の彩り位しか見かけませんが、実は栄養価が高い食糧なのです。だって、子孫を増やすための雌しべと雄しべがある場所なんですからっ!

 

ハーブティーやクッキー乗せたり、乾燥させてサラダや天ぷらに入れたり、生花をケーキやゼリーに入れたり。実に約70種類もあるのです。

 

先程紹介した菊や桜以外にも、カーネーション、クローバー、カモミール、バラ、キンセンカ、ナスタチウム(これ結構辛いんだ)、そして、ビオラ。スミレもお仲間なので、勿論食べられます。

 

身近なのに知らんかった系では、ホウセンカやプリムラ。プリムラって花壇でよく見かけるやつです。なんとビタミンCは同量のホウレンソウの3.5倍おあるらしい。

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え!?キンギョソウも?

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チューリップ、アサガオなんかも食べれたのかっ!今更驚きました。考えてみると、園芸ショップでお買い得コーナーに置いてある類は、概ね食べられそう。なんだ、食べられるなら家でも育てよっかな。(食べられるものしか育てないよしまる)

 

詳しくはこちらのサイトに一覧が載ってます。

 

まず、レンジでぺったんこにする!

摘んだ時は立体的なビオラちゃん。これをクッキーに乗せるには、押し花っぽくぺったんこにする必要があります。

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押し花の作り方には色々あって、オーソドックスな本に挟む方法だと何日もかかってしまいます。おっと?いい方法を見つけました。レンジを使えば一発だそうな。よしまる流に少しアレンジして、さっそく試してみました。

 

1.電子レンジに入る大きさのダンボールを2枚、同じ位の大きさのクッキングシートを2枚用意する。

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2.ビオラちゃんの花裏のがくを、花びらが外れない程度にカットし(気持ち程度)、ダンボールの上にクッキングシート、その上にビオラを重ならないように並べ、もう1枚のクッキングシート、もう1枚のダンボールの順に重ねて、レンジに入れる

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3.重石になる陶器などの器を乗せて、600Wのレンジで50秒チンする

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 50秒だとこんな感じになりました。色が抜けて青みがかってきたな、、

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今度は40秒にしてみました。色落ちは変わらないけど、縮みが少ない気がします。この位の方が良さそうです。

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 はい、あっという間にできあがりました!

 

■ポイント

この後皿の上で放置したら、いくつか縮んでシワシワになってしまいました。

キレイな形を残すために、使う直前まで本などに挟んでおくといいです。

 

レンジで作る押し花は、花芯が乾燥していないこともあるようですが、後でクッキーと一緒に焼くので気にしません!

 

 さらに悪乗りして、ベランダからミントとタイムを摘んできました。

はい、ぺったんこ!

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クッキーを作る!

ようやくクッキー作りに入ります。

卵白は、ビオラちゃんをクッキーにくっつけるのに使うので、卵黄だけを使うレシピをセレクトしています。

 

今回使う花は味も香もないので、クッキーの味が美味しさに直結します。バターたっぷりの贅沢レシピにしました。

 

■ 材料(30枚)

砂糖:60g

バター:100g ※有塩にするのがポイント!

卵:1個

バニラエッセンス:数滴

薄力粉:150g

 

■ 作り方

1.室温にもどしたバターと砂糖を、白っぽくなるまでよく混ぜる

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2.卵黄と卵白に分け、卵黄だけを入れてさらによく混ぜる(卵白は別で使う)。バニラエッセンスも加えて混ぜる。

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3.こな~ゆき~ああ! と、レミオロメンの粉雪を口ずさみながら、薄力粉をふるいにかける。それをざっくり混ぜる。

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いつも思うけど、わざわざふるいにかける必要あるのかなぁ。。

 

4.ラップに包んで棒状にして、30m~1H冷蔵庫で寝かせる。ビオラちゃんが収まる太さにすればいいです。今回は5mm厚にしようと思ったので、30枚×5mm=長さ15cm位の棒にしております。それがたまたまビオラちゃんが収まる太さになりました。

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よしまるはここで横着をしました。冷蔵庫入れて30分も待てんー!冷凍庫で10分でいいんじゃ!

 

5.頃合いを見計らって、オーブンを170度で20分にセットして余熱開始!余熱終了5分前になったら、クッキーを包丁で30等分にカットして天板に並べて焼く。アイスボックスクッキーは切るときに崩れやすいし、時間勝負だから、形にはこだわらずにGOー!

焼いてる間に卵白をほぐしておく。

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6.焼き始めて10分経ったら、そこからは様子をみながら、少し色づいたかな?という感じまで焼く

 

7.オーブンから一旦取り出して、ビオラちゃんを乗せ、上から卵白を塗ってビオラちゃんを定着させ、再びオーブンに入れる(この方が焦げにくく、色鮮やかに仕上がる

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ポイントは、卵白はビオラちゃんがくっつく最低限を塗ること。塗りすぎると焼きながら卵白が泡立って、クッキーの上部が変なことになります。

 

8.今度は、160度にして2~3分、様子を見ながら焼いて、できあがり。

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少しこんがりしましたが、どうでしょう?初めてにしては何とかうまくいったのでは?何といっても見た目が女子~❤

 

まずはパクリ。バター入れまくっただけはある。サクサクしてウマーッ

 

春なのでナチュラルテイストにラッピングしてみました。はっ、これは!ムチャクチャおしゃれじゃないですか!翌日同僚にあげたら「すご~い!」と喜んでくれました。

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ちょっとした手間の割には、貰える評価の見返りが半端なく高い、ある意味コスパ最強ですこれは。みなさんも是非作ってみてください。