時期遅れの記事ですが悪しからず。
(書きかけてサボってたのが溜まっています)
ほぼ毎年作っているジェノベーゼ(バジルペースト)、
やっぱり自家製が一番美味しいと感じます。
なぜって?
生バジルの葉のフレッシュな香りが、そのまま味わえるからです。
この味を知ったら、外食でジェノベーゼ料理を食べる気しません。
ジェノベーゼの思い出
ジェノベーゼとは長いつきあいです。
作り始めたのはたしか……20年位前。
まだバジルを知らない人も多かった当時、近所の園芸ショップでたまたま見つけたポット苗を、賃貸の小さなベランダで育てました。
摘んだ葉をちょこんと乗せるだけで、料理が特別な一品になるので、ゆっくり食事ができる週末や来客時に、とても重宝しました。小さな食卓の場面が蘇えります。
コロナ前の朝食の写真を見つけました。
見栄えは全然だけど、サラダ菜、ミニトマト、バジルはベランダで採れたもの。それでモツァレラチーズにアボカドディップ、自家製プロシュートを包んでいただきました。すごく美味しかったなぁ。左下はなぜかお餅(笑)!
そのうち葉が茂って食べきれなくなると、
なにか消費する方法はないかと調べて、ジェノベーゼと出会いました。
市販品の深緑色とは違った、春新緑のような爽やかな緑。
出来たてをペロリと舐めた時は、あまりに美味しくて感激でした。
すぐになくなるので、チビチビ使っていたら、ある日、瓶のふちにカビが生えてビックリ(笑)。それからは多めに作って、使わない分を冷凍するようになりました。
ジェノベーゼの作り方
ミキサーでガガガーと混ぜるだけで、とっても簡単です。
材料を備忘で載せておきます。
■ 材料(作りやすい分量)
バジルの葉(生):50g
松の実:40~50g(胡桃やピーナッツで代用も可)
にんにく:1片
オリーブオイル:150cc
チーズ(パルミジャーノ レジアーノ):15g
塩:5g
■ 作り方
1.バジルの葉以外の材料を、ミキサーで1分くらい撹拌し、なめらかにします。
2.バジルを投入してさらに撹拌し、なめらかになったら出来上がり!
ミキサーを上からみたところ。きったなーい💦
瓶につめてあげました。
お気に入りの食べ方
ジェノベーゼは、ピザやパスタに絡めたり、肉に味付けたり、色々と使えますが、お気に入りを一つ紹介します。食パンで作るカナッペ?です。
用意するパンは、スーパーで売ってる食パンでよし。
6枚切りか、それより薄いのがいいです。
一口サイズにカットして、ジェノベーゼを塗って、カリッと焼くだけー
上にとろけるチーズを乗せても美味しいです。
たったこれだけだけど、美味しいんだぁ💓
家族や友達とお喋りしながら、ぱくぱく…あっというまになくなります。
このためだけに毎年バジルを育てても、損はありませんゼ!
ベランダ菜園の大のおススメハーブです。
余談ですが、、
バジル栽培は経験上、梅雨の時期に枯れやすいです。
恐らく、日射が少ないのと、水分過多で根腐れするからではないかと。
この時期、雨の当たらない場所に置くと、生存率が高まります。
なので、露地栽培より移動できるプランター栽培が向いている、
と、個人的には思います。
バジルは枝をさし芽で増やせます。
枝を水を入れたペットボトルに挿しておけば、発根して冬も屋内で栽培でき、年中楽しむことができます。
これは大阪の我が家の例ですが、秋には葉が落ちた寂しい姿のバジルを放置すると、春に新芽がでて翌年も収穫できました。屋外で冬越しすることも証明されております。ズボラーバンザイ!