米国株の儲け方は、株価の上昇を狙って売却益を得るのと配当金を貰う の2つ。
国内株の株主優待は米国株にはありません。でもその分、株主還元を重視しているので、年4回配当が出る銘柄があったり、国内株より配当利回りが高い銘柄が多いのが魅力。そこは確実に取っていきたいところです。
配当金のもらい方を知っておかないと、もらえるはずの配当がもらえない事もあります。貰い方を知って、タイミングを逃さないようにしましょう。
いつ保有していればいいか
配当金をもらうには、銘柄毎に定められた「配当権利落ち日の1日前」には、その銘柄を保有している必要があります。
例えば、最近順調に推移しているコカ・コーラ (KO)の場合、2020年12月15日に1株$0.41の配当金が支払われましたが、この配当金を受け取るには、配当権利落ち日が半月も前の11月30日、その1日前の11月29日までに株を保有している必要がありました。
国内株の時間感覚で12月になったら買えばいいや、と悠長に構えていたら、権利を逃してしまうのです。
各企業の権利落ち日は、各証券会社が情報配信元であるロイター社から情報を得次第、サイトを更新しますから、少なくとも例年の配当月の1カ月前には最新情報を確認しておくのがいいですね。
SBI証券の例)
分配再投資を使う
配当金を受け取ったら 20.135%の所得税がかかります。
もし、その配当金を使わずに再投資して増やしたい場合、通常だと配当金を一旦受け取って(利益確定して)から再投資となるので、利益確定で一旦所得税が20%引かれた後の残金で再投資となります。それはもったいない!!
そんな時は、分配金の受取方法を「再投資」に設定します。そうすれば利益確定をスルーして再投資できるので、所得税の中抜きを防げます。これを分配再投資といいます。
それをするには条件があるし、分配再投資の設定しておかねがなりませんから、その辺りはぬかりなくやっておきましょう。