なんちゃって手づくりハンドクリームで癒されケア!

f:id:naru443:20200911202013p:plain

 

娘の誕生日に、なんちゃって手作りハンドクリームとマスクスプレーをプレゼントしてから、あまりの香りの良さに病みつきになり、それから作っています。

 

合成香料とは比べものにならない、精油の自然な香りが、高級オーガニック商品のような素晴らしい香りのクリームになるのですよ~。

 

ハンドクリームは石鹸作りに比べればとても簡単ですが、それでも、オイルと蜜蝋を湯煎で溶かしたり、冷ましたり。ズボラーな私にはそれさえも面倒で。

 

時間に余裕のある時の楽しみとしてはいいのですが、日常で続けるならもっと簡単にしたいと思いました。

 

なんちゃって手作りハンドクリームの作り方

市販の無香料ハンドクリームに精油をまぜるだけです。。

 

えっ? これを手作りといえるのですっかって!? 、、、いうのですっ!

でも精油の割合については色々と調べたので、備忘も兼ねて書きとめておきます。

 

材料

 ・無香料のハンドクリーム:50ml

 ・精油:10~15滴

使う容器の容量に合わせて材料を計量し、入れて混ぜるだけなので簡単です。別容器で計って移しかえるなどの正規の手間もありません。

 

ここで注意ですが、精油のほとんどは原液を直接肌につけてはいけません。刺激が強すぎるんです。例えば、オレンジなど柑橘系の精油は光毒性があったり。肌につけても問題ない程度に薄めるのが鉄則ですが、必ずパッチテストをしましょう。

 

私は、クリーム5mlに精油1滴(0.05ml)の割合にしています。

例えば、20ml容器なら4~6滴といった具合です。 

 

ハンドクリームは自分で作らない分、(多少)材料にこだわって、無香料で肌にやさしく効果が高いものを選んでいます。今回のはこれ。カナダのGLYSOMED 50ml  600円。

f:id:naru443:20200911222245p:plain

 

今回は以下の配合にしました。20ml容器に2滴ずつ。

ラベンダー:ティーツリー:ベルガモット = 2:2:2

f:id:naru443:20200911225901p:plain

 

精油を入れたら、こぼれないようにまぜるだけ。

f:id:naru443:20200911225944p:plain

 

ん~っ、やっぱりいい香りです!

 

ティーツリーが入ると薬っぽい香りになるので、次回は少なくしようと思います。過去の組み合わせでは、ラベンダー × グレープフルーツ もよかったです。

 

精油のすばらしい効果

香りづけに使う精油は、エッセンシャルオイルとも言われますが、植物の香りや成分を小瓶に詰め込んだ、いわば濃縮エキスみたいなものです。

 

なにしろ濃いので、直接肌につけないなどの最低限の注意が必要ですが、香りだけでなく、抗菌、抗炎症、保湿など、成分として様々な効果が期待できます。

 

数は少ないですが、肌に直接つけてもよい精油もあります。

 ラベンダー :抗炎症、リラックス、免疫力向上効果

 ローズ :抗菌、抗炎症、ストレス、収れん効果

 ティーツリー :殺菌

私はラベンダーをメインに使っています。(ローズは高価なんです;)

 

以下の精油もおすすめです。

 カモミール :安眠、冷え性改善、抗炎症効果

 ゼラニウム :血行促進、自律神経調整、シミ予防効果

 フランキンセンス :免疫向上、鎮静鎮痛、ストレス、皮膚細胞再生活性効果

 イランイラン :リラックス・安眠、女性ホルモン調整、皮脂バランス調整効果

 ネロリ :鎮静・安眠、保湿、皮膚再生、抗炎症、老化防止効果

 ローズウッド :抗菌、血行促進、抗ウイルス、保湿、抗炎症、老化防止効果

 マンダリン :抗菌・抗炎症、抗ウイルス、皮膚再生、瘢痕の改善効果

 サイプレス :抗菌、抗感染、収れん、ホルモン調整、水分調整、殺菌効果

 ジュニパー :抗感染・抗菌、免疫向上、皮脂分泌抑制、抗炎症効果

 ベルガモット :抗菌・抗感染、殺菌、収れん、殺菌、抗炎症、創傷治癒効果

 サンダルウッド :抗菌・抗感染、抗炎症、収れん、保湿、皮膚軟化効果

 スイートオレンジ :抗感染・抗菌、抗炎症、保湿、コラーゲン形成促進効果

 レモン :抗菌・抗感染、抗炎症、抗ウイルス、収れん、免疫向上、血行促進効果

 グレープフルーツ :殺菌、交感神経刺激、血行促進、収れん効果

 

一昨年のニュースだったと記憶していますが、フランスのある病院で、看護婦さんのマスクにレモンの精油をつけるようにしたところ、インフルエンザの感染率が半減したそうです。昔の人の知恵ってすごいですね。

 

コスパもいいし、融通もきく!

クリーム基材は他にも、白色ワセリンでもいいです。つけてしばらくの間べとつきますが、いずれ馴染みます。ただし無香料が鉄則です。香料入りだと加える精油の割合が分からないからです。

 

精油の香りが加わるだけで格段にリッチになり、このクオリティを市販で買うと何千円も払うことになりますから、コスパ抜群です!

 

さらにコスパだけでなく、融通もきくんです。

 

手作りクリームは、基材に蜜蝋やシアバターを使うんですが、伸びが悪かったり、べとつきがあるなど、やはり使用感においては市販品が優れています。また水分量を増やしたりといったカスタマイズをするには、上級者じゃないと難しいと思います。

 

それに、一度にそこそこの量を作るので、気に入らなくても捨てきれず、使い切るまでがまんして使うのとなると、気分が下がってしまいます。(経験者。)

 

その点、市販クリームなら、季節やその時の肌状態に合わせてクリームを選べます。

この手軽さが、今の私の生活にはちょうどよいです。

 

まとめ

なんちゃって手作りクリーム、いかがでしたか?

邪道だと半分自覚しつつも、これでも一応手作りですからね!と開き直り。

簡単なので、少量ずつ気分によって香りを変えて楽しんでいます。

 

後輩にもプレゼントして、とても喜んでくれました。「香りもいいし、肌もすごく潤います。これ手作りなんてすごいですー!」と言われて、お世辞では?と思いながらも、罪悪感から自白してしまいました。。

 

今年の冬も、また大活躍しそうです。

よろしければお試しください。