GW休みの晴れた今日は、はなさんと生駒山を登りました。
お目当ては つつじ園 です!前週の情報では7分咲き、期待できそうです。
とはいえ、連日の雨の影響で、多くのルートは通行禁止に。はなさんのYAMAPで迂回ルートを探しながら登りました。
瓢箪山駅をスタート。
商店街から瓢箪山稲荷神社に入り、右側の脇道から住宅街を抜けて行きますが、この辺り、古くからある町並みみたいで、車がやっと通れるほどの細道がくねくね、その両側に、年期の入ったこだわりの家々が並んでいます。
各家の植栽が個性豊かで楽しいです。あるお宅は、2階の屋根より高いユーカリの木と立派なオリーブの木。この家と一緒に何十年と過ごしてきたのだなぁ。あるお宅は菜園にじゃがいも等色んな野菜が生き生きとしていたり。
しばらく歩くと、山道っぽい雰囲気になってきました。道は整備が行き届いていて、金剛山で出会ったボランティアの人たちを思い出しました。感謝。
途中、度々、大阪の街が一望できます。天気も良くて最高!
あちこちに分岐点があって、色んなルートがありそうです。
今日は至る所通行止めで、YAMAP頼りに迷いながら登りましたが、それ以上に、お喋りに花が咲いて、道端の草にも立ち止まったりしながら、
「ハハ、このペースじゃ日が暮れちゃうよぉ~」
なんて言いながら、足取りは一向に変わる気配のない二人。
あちこちに、自生の三つ葉が生えていて、今日のお吸い物のお供にって採っている人がいました。そういうの、すごく楽しいよね~!
ウラシマソウも至る所に自生していて…おどろおどろしいでありますっ!
性転換して虫を誘う、ウラシマソウ
ウラシマソウ、帰ってからチョイと調べました。
絶滅危惧種だった
生駒山にはたくさん生えていましたが、実は絶滅危惧種だったようです。
里芋の仲間だった
サトイモ科。地上の姿は似ても似つかないけど、地中の芋は似ています。こちら借り物の写真ですが、上部の形もサイドのゴツゴツ感も似てますねぇ。
食虫植物。。じゃなかった
ウツボカズラっぽいから、てっきり花の袋に虫を誘い込んで食べると思っていたら、そのような輩ではありませんでした、失敬💦
性転換…って?
ある年には雄株、翌年には雌株になったりと、性転換するらしいです。一生で両方の性を生きるって…なんて楽しい植物でしょう!
圧巻のつつじ園!
両脇にポツポツとつつじの花が現れました。淡いピンクがとてもやさしく、癒されます。
そして、予定より遅くツツジ園に到着。
うわぁー!圧巻です。ピンクを基調にして色とりどりのつつじが、なんて綺麗なのでしょう。しばし眺めながら、二人でどら焼きを食べました。
想像以上のスケールです!人が小さく映ってるのがわかります?
降りて近くで見ました。かわいいなぁ!
はなさんが、葛城山のつつじはオレンジ色だよって教えてくれた。山によって色がこんなにも違うんだ、こっちもいつか行ってみたいな。
これが有名な暗峠ね~
次に二人は、峠の茶屋を目指しました。一服して下山する予定。
峠の茶屋は、暗峠の頂上にあります。暗峠は、サイクリストにとって関西一厳しい坂で有名な場所。最大斜度は40%超えって…ありえへん!
峠の茶屋は、ヒィコラ登り切った先の、ご褒美的な存在ですが、オイラ達、ポタポタ歩きで、さして汗もかかずに着いたせいかねぇー、ご褒美にありつけなかったョ(涙)。
休業、チーン。自転車で登れる日は来ないだろうし、記念に写真だけ撮っとこう。
下山ルートは、暗峠を迂回したハズでしたが、なぜかその道を歩いていたことに途中で気が付きました。私ら…またやってしまったね…(-_-;)
自転車を押して歩く人とすれ違うこと数回、 「こんな坂、よく挑戦するよねぇ」と感心しながらも、下りは下りで膝にくるんだよね。チビチビ歩き、ガニ股歩き、色々と試すんだけど効果なし。坂がキツ過ぎるんだって!!
場所によってはタイヤのブレーキ跡で真っ黒だったり。すれ違うバイクがエンジンが焼ききれそうな音を出しています。バイクかわいそう。道中のおじさん曰く、「軽自動車だと4人で乗ると登り切れん」のだそうです。
さすが暗峠、他力でもキツい坂なのでした。
オマケ。おにぎり休憩中の一幕。たまたま撮れました。アリにお尻をつつかれて、ビビりながらも、逃げ足がスロー過ぎて必死さが伝わらない尺取虫(笑)
峠を降りると近鉄「額田駅」。さらに少し歩いて、石切の町並みを楽しんで、ドーナツ休憩してから帰りました。今日は10数キロの登山、はなさんとの旅はなぜかいつも珍道中。今日もご多分に漏れずで楽しかったです!