8月からの本格的なポートフォリオを作りました。
あなたがポートフォリオを考える上で参考になればと思います。
目的と目標を決める
目的によって、使う投資が違ってきます。私の目的はこちらです。
リタイヤまでに(一日も早く)死ぬまでの生活費+α を賄う
具体的な目標額ですが、
リタイアの時期を一旦、今の勤め先の退職時期である 65歳 とし、
それまでに残りの人生に必要なお金 5000万円貯めることを目標とします。
実際には、今まで培った、お金をかけずに生きる ライフスタイルでいけば、あと 1,800万円欲しいのですが、子供の将来が不安だったり、旅行で行きたい所がたくさんあるので、その分を上乗せしてこの目標額をにしました。
投資にかけるお金
手持ちのお金を全額投資に回してしまうのは危険です。
投資ができる大前提として、現在の収入が継続しなければなりません。
収入が途絶えるリスクには、大きく2つあると思います。
・病気やケガで働けなくなるリスク(火事や災害も含む)
・会社が倒産して働けなくなるリスク
病気やケガで働けなくなるリスクに関しては、私は勤め先のGLTD(団体長期障害所得補償保険)がリーズナブルに使えたので、こちらに加入しています。
一方、会社が倒産するリスクには効果的な対策が見つかっていません。
まずは1年分(よく最低3カ月分といわれます)の生活費を先取りして普通預金に入れておき、これは投資には使いません。会社都合の倒産の場合、1年近くは失業手当がもらえるので、これも当てにして、最低でも1年間は貯金と失業手当で食べつなげるようにします。その間に何かしらの再就職先を確保したいです。
残った余裕資金で投資をします。
私は毎月お金をかけずに生活する工夫をあれこれしたおかげで、月10万円以上を捻出できるようになりました。これを「節約投資」として運用します。
優先順位
投資の種類はさておき、税制面の優遇はばかにできないので、iDeCo やNISA を組み込むことにしました。リタイア時にまとまったお金を作るのが目的なので、それまでここを切り崩すことを想定しませんから。
優先順位は、最も税遇のよいiDeCo を最大限に使うことにしました。
ところがっ!
いきなり iDeCo を断念
私の勤め先では、DCで且つマッチング拠出制度を導入していました。マッチング拠出を使うかに関わらず、企業がその制度を採用していると iDeCo は使えないので、やむなく断念しました。
iDeCo に加入できるかどうかは、まずは以下で確認できます。
まぁ、今の勤め先にいる限りは、DCしか選択肢がないので、その中で最大限の効果を模索します。
気を取り直して、優先順位を繰り上げます。
①一般NISA で限度額の年120万円を3%で10年運用、その後一般口座で10年運用
②一般口座で 毎月9.5万円ずつ投資して3%で運用
これが上手くいけば目標達成できそうです。
何に投資するか
先ほどの2つの運用に、以下の投資商品をあてることにします。
投資商品はこうして選びました。
①一般NISA
SBI証券で 「バンガード・S&P500 ETF(VOO)」を購入
②一般口座で 毎月9.5万円ずつ投資して3%で運用
「バンガード・S&P500 ETF(VOO)」相当の世界株ETFをドル建てで購入
上記に加えて、
③新興国REIT
も検討することにします。
以上で早速SBI証券で口座を作ってみます。