私はこの投資を選びました!

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世の中にどんな投資の種類があるか、そのリスクについて以前ご紹介しました。

 

その中で、私が選んだ投資と、どうしてそれを選んだかについてご紹介します。

 

中長期の運用をめざす

かれこれ15年位前、私は株のデートレードにはまったことがありました。

産休中でほとんど家にいたので、株でもしてみようと出来心で始めたんですが、素人はこれだからだめですね。四六時中、株価が気になって仕方なくなり、気づいたらデートレードになっていました。

 

その時の私ときたら、、、

赤ちゃんを抱っこしながらずっとパソコンの前に座り、グラフと価格の変化を追い続けて、目が血走り、クマができ、イライラするようになり、心に余裕がなくなり、、そんな状態になってしまいました。もう、ある種の中毒です。

 

結果は、、、?

2カ月間、時間と情熱を注いだのに、結果は数万円の損失でした。

今思えば当然で、むしろその程度の損失で運がよかった位だと思います。金融の知識やノウハウのないド素人が、出回る頃には既に古い新聞やネットの情報を参考にするしかない中で今日明日を占うなど、竹槍で最新兵器に挑んで玉砕するようなものでした。

 

あの頃には絶対に戻りたくありません。

 

でも、この経験がいい教訓になりました。

 

生きていくためにお金は必要ですが、何のために生きるか、どんな風に生きたいのかと考えると、やっぱり楽しくいきたいんです。デイトレードが楽しみならよいのですが、私はそうじゃなかった。むしろ辛い時間でした。

 

そこに人生の多くの時間をかけると、楽しい時間を削ることになるので、私の中で「楽しい時間をいかにつくるか」を自然と意識するようになりました。

 

とはいえこのご時世です。いつ仕事を、収入源を失うかわかりません。今収入があるうちに、それをできるだけ増やすために、何かしらの資産運用は必要です。

 

短期で利益を出せる手段はハイリスクな上に、それをカバーできる知恵が庶民の私にはありません。中長期の運用であれば、価値の変動が時間によって平準化しやすいため、一度設定して頻繁にチェックせずに済む方法としてこの運用を狙うことにしました。

 

実は当時、海外の某ヘッジファンドをエージェント経由で契約し、5年以上寝かせた経験があるんですが、途中価値が上下したものの、総じて右肩上がりに伸びていき、相当な利益を得ることができました。

 

それなのにデイトレードの時とは違って、年に1度サイトで価格をチェックする程度で、日々を穏やかに過ごせたのは、ものすごくよかったと思います。そんな経験もあっての中長期運用です。

 

ギャンブル性が低く、中長期向けの投資は、以下になります。

・株(株式投資、株式投資信託)

・不動産(不動産投資、REIT(不動産投資信託))

・ETF

(・金)

※個々の内容は先ほどの記事に書いてます。

 

この中で、私の現時点のセレクトをご紹介します。今後変わっていくものと思いますが、あなたの投資の一助になればと思います。

 

国内株ではなく世界株にする

株には、国内株、世界株、新興国株など様々ですが、選ぶのは「世界株」です。

投資した資産を失うリスクは、投資額がゼロになる、という点でどれも同じです。

 

景気の影響をどれだけ受けるかについては、国内株と世界株のここ5年の値動きを見てみると、2016年のリーマンショックにおいて、国内株と世界株は同じ動きをしています。世界的な大恐慌下では円は安定して強いという意見もありますが、これが事実のようです。

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となると、どちらが上昇の可能性があるかですが、この5年間の動きに注目すると、コロナ恐慌では世界株の方が下落幅が大きかったものの、全体的に世界株は上昇しているのに対して、国内株はほぼ横ばいです。特にここ数年は差が開いてきています。

 

ここ数年の AI やビックデータ で牽引するのは、いずれもGoogleやアマゾンなど海外企業です。今後もその勢力図は変わらないと思います。株価の上昇は企業の業績によるため、どちらが業績を出せるかという点で、世界株に軍配があがると考えました。


まずはインデックスファンドに着手し、追って個別銘柄も検討していきたいと思います。

 

新興国REITを狙う

不動産投資は、自分で不動産を持って運用するか、REITか、という選択肢があります。

 

■ 自分で不動産を持って運用する場合

海外生活経験もない私は、対象が国内不動産に限られます。日本は人口が後30年は減少するので需要が減少傾向にあり、需要が増えているのは都市の一部に限られています。

 

今回のコロナを機に、人々の暮らしがどのように変わるか、一部の都市は需要が堅調に伸び続けるか、全く予測がつきません。ニリアの駅候補地周辺は値上がりする可能性もありますが、それもわかりません。

 

ここについては、自分の住居をどうするかのライフプランと絡めて、もう少し長いスパンで考えようと思っています。

 

■ REITに投資する場合

株と同様に、国内不動産を扱うREITと、海外不動産を扱うREITがありますが、前述の理由から、日本は人口が減少するので、大枠でみて景気後退は続くと思います。私は、人口が増える新興国のREITをポートフォリオに組み込もうと思います。

 

ETF(上場投資信託)をドル建てで組み込む

先ほどの世界株の商品については、個別銘柄を購入するか、インデックスか、ETFか、という選択肢があります。

 

個別銘柄はもう少し勉強してからチャレンジしたいと思いますが、現時点では上場のみを扱うETFが安定的に伸びているので、中長期の選択としたいと思います。

 

また、前述の理由から、今後長期的に円安傾向だと思うため、ドル建てで保有し、ドルコスト平均の観点で積立て型にすることにします。

 

つみたてNISA、NISA、iDeCo を組み込む

以上の投資の種類でポートフォリオを組もうと思いますが、それらをできれば、iDeCo、つみたてNISA、一般NISA 口座で投資しようと思います。

以前にもいろいろと記事を書いてますが、税遇の恩恵が大きいためです。

 

 

投資の種類は時流に合わせて変わっていくものと思いますが、デイトレードのようなせわしなさではなく、心に余裕をもって臨みたいと思います。