近所の手芸屋さんで、革の廃材が売られています。
これ、安くて色々と使える便利なアイテムでして、少し買って家に置いています。
何に使えるかってぇ~?
いやもぅ、そっこらじゅうのものに使えるダょ、旦那様。
廃材だから大物は無理だけど、小物やパーツに使えて、存在感、おしゃれ感がマシマシになります。使うのが楽しくなる魔法の材料です、革は!
今回のターゲットはこちら、ガラスのティーポットです。
正直、木の蓋がオシャレって以外なにもグッとこないポット。。でも、そんな些細なことが、ティータイムを優雅にしてくれるってもんで、へへ。在宅ワークのお供に買いました。
ところが、熱湯でお茶を淹れると、ガラスの取手が熱くて握れないー!メーカーさん、そんなことわかってたでしょぉ…と言いたいけど、折り込み済みで買ったよしまる、NR/NC(ノーリターン、ノークレーム)。。
取手カバーの作り方
ということで、取手に革のカバーをつけました。
取手を覆えるサイズに革をカットします。
革の両サイドに、パンチで穴を空けます。間隔はお好みで。
革紐を作ります。ナヨナヨした素材なので、裏側に線を書いてからカットすると、キレイな紐になります。こういう一手間大事。
これらを繋げて、長い1本の紐にします。各紐の端を、カッターなどで半分の厚みに薄くして、互いを接着剤でくっつけます。
よしまるのコソコソ話
革紐ってすごく便利です。キーホルダー、靴、栞… 布紐を革紐に変えるだけで、すごーくいい感じになります。我が家のキッチンツールは、革紐をつけて壁に吊り下げていて、お気に入りの一角です。余った革で簡単に作れて、おススメですよー。
あとは、靴紐を通す要領で、好きなように紐で革の両端を合わせ閉じていきます。最後に蝶々結びで完成。
簡単なのに、一気に手作り感と高級感が増した気がする♬、超自己満足(笑)!
柔らかくて手になじむし、熱いお茶を淹れても、取手が握れるようになりました!
プチロイヤル、なのダ!
よしまるが若い頃に作った造語ですが…
プチロイヤル
普通に巷で使われてそうな感じ、しませんか?
全部を高級にしなくても、部分的にロイヤルにするだけで、満足度がぐっと増すことってありますよね。そういう心理を、プチロイヤルって呼んでいます。
プチロイヤルは、社会の色んな所にあって、この言葉、よしまるなりの思いがあるのですが…ですが…それはまたの機会に書きたいと思います。
今回、取手に革カバーをつけただけで、あら不思議!かぼちゃのポットが高級ポットに変身です(笑)。
高級ブランドの何十万円もする、総革のバッグもあるけど、「軽量=良し」とされる昨今、革は、異素材と組み合わせてポイント使いすることで、モノの価値を激上げするアイテムではないかと、よしまる思いマ~ス。
見渡すと、私達の身の周りには、細長いものがいっぱいあるので、今回紹介した方法は、色んなことに応用できそうです。
扉の取手、自転車のハンドル、手垢で汚れたお気に入りの鞄の持ち手、細長い水筒のカバー、マイカップのスリーブ… アイディアがどんどん湧いてきます。
こうやって妄想してる時間が一番楽しいです。作ってる時は少なからず、"できない"壁にぶつかって、"もうやめよっかなぁー"って葛藤するから(苦笑)。
そういえば、横で娘が、紐を通すのをジロジロみていました。
「気になる~?やってみる?」
「べつに」
ふん、あまのじゃくめ… というか、気にはなるけどやりたい訳じゃない…そんな感じだよね。
(作詩)
そういえば母さん こんなことしてたよなぁ
私もやってみようかな
いつかくるかも その日のために
セコセコ残す 母心
なぁーんて、切ない!(笑)