ドライレモン、レモンシロップ、レモンフレーバーオイル と、3回に分けてレモン特集を書いたのは、これを書きたかったからなんです!
レモンの活用、総集編!とでもいいましょうか。
重い腰を上げて書き始めたのに、書きたいことがありすぎて長くなり、自分でも何を書いてるか混乱。それで途中で分割したんです(-_-;)
レモンで作るこれらおすすめの品々は、年に1回『仕込み』をすることで、いつでも気軽に楽しむことができます。今回お伝えするのはその『仕込み』の方法です。
よしまるが約10年間やってきた中でブラッシュアップされた、おススメのサイクルを紹介します。
無農薬レモンを手に入れる
実も皮も(種は除く)余すところなく使うので、国産無農薬レモンにこだわっています。国産レモンは秋冬10月~3月にしか出回りませんが、道の駅などでとても安く売られていると、チャンス!とばかりに一度に大量買いします。
そしたら早速、仕込みに入ります。もはや毎年の恒例行事ですが、作業中は辺り一帯がレモンの香りに包まれて、それはもう幸せなひとときです。
少しは手間かもしれませんが、それで余りある恩恵。。毎日がとても豊かになりますから、やる価値があります。
仕込み
よしまるは今年30個で仕込みました。きりがよいので、この量で仕込みの手順を紹介します。
STEP1.皮つきドライレモンを作る
30個のうち10個は、皮つきのままスライスしてドライレモンを作ります。飾りとしても楽しみながら、主に来客用レモンティーなどに使います。やっぱり皮つきの方が様になりますからね。
STEP2.皮を保存する
残り20個は、黄色い皮をむいて、皮と実、それぞれを仕込みます。
皮にはレモンの風味が凝縮されているので、単体で色々と使えます。1個分ずづラップに包んでしっかり空気を抜き、さらに密閉袋を2重に入れてから冷凍保存します。
皮だけなら冷凍庫の場所を取らずに済むし、好きなときに好きな量だけ、お菓子や料理に使えるので便利です。
よしまるはこの皮で、レモンフレーバーオイル、レモン塩(後述)を作って常備しています。夏にはベランダのミントで大好きなモヒート風レモネード(後述)、これが最高に美味しいのです!
フレーバーオイルの作り方、楽しみ方はこちらをどうぞ。
STEP3.シロップを作る
皮をむいた後の白皮のついたレモンでシロップを作ります。この濃縮シロップがあれば、いつでもドリンクを楽しめます。作り方や楽しみ方はこちらをどうぞ。
STEP4.スウィートドライレモンを作る
シロップから取り出したレモンを乾燥させて、スウィートドライレモンを作ります。ただのドライレモンもいいですが、こちらはレモンが甘く、食べやすいおやつになります! 他にも色々と使えて便利です。詳しくはこちらをごらんください。
ということで、一度の仕込みで4つを作ります。
皮つきドライレモン、皮、シロップ、スウィートドライレモン。
皮の楽しみ方
皮についてもう少し加えますね。皮はフレーバーオイルの他にも、そのまま刻んで料理やお菓子にも使えて大活躍します。
そしてさらに、おススメの2品をご紹介します。
レモン塩
塩レモンじゃありません、レモン塩です。レモン風味の塩ですからね、お間違いなく。
から揚げや焼き鳥、おでんの具に振りかけてアクセントにしたりと、色んな料理に使えるだけでなく、すぐ使えて場所もとらないので常備するといいです。
作り方もとても簡単です。
1.好みの塩をフライパンで煎って、焼き塩を作っておきます(サラサラになります)
2.冷凍の皮1個分をみじん切りします(できるだけ細かく)
(生の実で作るときは、おろし金で皮の黄色い部分だけをすり下ろします)
3.すりこぎで皮を粉々にします(おろし金でおろしたものは不要)
4.塩と皮を混ぜて皿に広げ、レンジ200Wで1分ずつ、様子を見ながら乾燥させます
5.最後に、レモンの皮が目立つ時はミルサーで粉末にしてできあがり
よしまるは個人的にライム塩の方が好きです。作り方は同じです。
モヒート風ドリンク
これ、よしまるが夏になると結構な頻度で作る、最高にオシャレで最高に美味しいレシピと自負しています。夏になったら写真を掲載したいなと思いますが、今は文字だけで失礼です。
■ 材料(数カップ分)
レモンの皮:適量
ミントの葉:数枚
炭酸水(甘いのがおすすめ)
氷
■ 作り方
レモンの皮とミントの葉を細かめに切って、すり鉢で粉々にします。
そこに炭酸水を少し注いで、竹串などですり鉢の目に入った皮と葉をこそげ出したら、カップに注ぎ、残りの炭酸水と氷を入れて、できあがりです。
本当は、生のレモンの皮をおろすのが、よしまる的ベストなんですけどね。夏は無農薬レモンが手に入らないので仕方なく。でも味はピカイチです!
まとめ
いかがでしたか?
1年の限られた時期しか手に入らない無農薬レモン、恒例行事として仕込みをすれば、年中使えて、様々な料理に使えるだけでなく、見た目にも美味しいです。
是非おためしください。