年中楽しめて副産物まで使えるレモンシロップは最高!

f:id:naru443:20210318124718p:plain


ドライレモンに続いて、今回はレモンシロップです。

 

国産無農薬のレモン、収穫時期は秋冬10月~3月です。国産無農薬レモンを年中楽しむために、私はかれこれ10年以上、この時期になると大量に買って仕込みます。年1回の手間で、毎日がとても豊かになります。

 

副産物も楽しめるおススメの作り方

まずはレモンをたくさん手に入れましょう。そしたら下ごしらえです。

よしまるは今年20個仕込みました。

 

STEP1.皮を剥く

おーっといきなり、面倒じゃないか! そう思うかもしれません。唯一面倒なのがこのステップです。ただひたすら皮の黄色い部分をむきまくるという…。でもこれ、必須じゃありません。面倒なら省いて構いません。

 

ただ、レモンの皮はよしまるにとって超重要アイテム。レモンの風味が凝縮されていて、単体で色々と使えるのです。シロップ漬けにはもったいない。

 

皮のエキスは基本、水に溶けないんですよ。だからシロップに漬けてもエキスは期待できません。必要ないなら他で使おうよっ!

 

皮だけなら冷凍庫の場所を取らずに済むので、1個分ずづラップに包んでしっかり空気を抜き、さらに密閉袋を2重にして入れ、冷凍保存しています。好きなときに好きな量だけ使えて便利です。ここは大事な所なので、別に記事を書こうと思います。

イチオシのレモンフレーバーオイルはこちら

 

STEP2.砂糖に漬ける

皮をむいた後の、白い皮のついたレモンを2~3mmにスライスし、消毒した保存ビンに、レモンと同じ重さの砂糖や蜂蜜を交互に入れて1~2週間冷暗所で寝かせます。 

 

f:id:naru443:20210317021545j:plain

砂糖は何でも構いません。砂糖&蜂蜜など混合でもよし!割合も自由です。

合計でレモンとだいたい同じ重さになればいいです。

エキスをふんだんに出したいならお高めの氷砂糖。早く作りたいなら溶けやすいグラニュー糖などの粉系の砂糖。体のことを考えたら蜂蜜がおすすめです。家にあるもの、その時の気分でご自由にどうぞ。

 

たまにゆすります。これには2つの目的があります。

1つは、上面にシロップを行きわたらせてカビの発生を防ぐこと。もう1つは、底にたまった砂糖を溶かすためです。振り過ぎは注意です。レモンが空気に触れると発酵しやすくなってしまうからです。やさしく揺すります。

 

漬け込んで2日目です

f:id:naru443:20210319115819j:plain

 

砂糖が溶けたらシロップのできあがりです。

 

STEP3.実を取り出す

シロップができたら、実を取り出して保管します。

実があると発酵やカビが発生しやすくなるからです。元凶は取り除かねば!

 

冷蔵庫保存が無難ですが、私は冷暗所で保管しています。万一発泡したりカビが生えたら、カビを丁寧に除いて、火にかけて沸騰直前の状態で5分位煮てから瓶に詰め直せばOKです。

 

楽しみ方

ドリンクとして楽しむ

f:id:naru443:20210318014554p:plain

濃縮シロップは色々と楽しめますが、主にドリンクに使うのがおすすめです。

 

使い方はいろいろ。

■ レモネード:水(お湯)で割る(目安:水200cc:シロップ大1)

■ レモンスカッシュ:炭酸水で割る

■ ジンジャエール:生姜シロップとレモンシロップを炭酸水で割る

■ レモンティー:紅茶に入れる

■ 自家製レモンサワー:焼酎と炭酸水で割る

 

■ スポーツドリンク:

真夏にはスポーツドリンクが重宝しますね。

水200ccに、シロップ(大1)、塩2つまみをいれて混ぜるだけです。がぶがぶ飲む系のドリンクにするなら、もっと薄めに希釈すればよしです!

 

お菓子に入れる

ドリンクの他に、お菓子に重宝します。

レモンゼリーもこれで作りますし、パウンドケーキなどの焼き菓子に、薄めたシロップを塗ったりします。これがまた最高!

 

副産物からスウィートドライレモン

シロップを作った後に残ったスライスレモン、これも大事な副産物なので捨てないでください。甘いレモンで作ったドライレモンが、これまた美味しいのですよ~。

 

シロップから取り出したレモンは、適当に汁気をぬぐって、ドライレモンと同じ作り方で乾燥させます。ただのドライレモンもいいですが、これは甘くて、そのままでも食べやすいおやつになります!

 

まとめ

 いかがでしたか?

 限られた季節しか手に入らない無農薬レモン、年1回仕込みをすれば、年中豊かなレモンライフを楽しめます。