福山出張の折、行きたかったランチの店が休業日で、2軒もたらい回しされて、もうお昼は無理かな…と半ば諦めた時に、営業中の看板を見つけて入ったのが今回のお店、「メゾンドシェフごはん」。大当たりでした!
写真を撮る余裕もなく、立て看板みてランチやってるわ!って入りました。
なんとメニューは2択。赤城牛のステーキ丼か、オムライスか。。
コロナ禍になって、この2品だけで、昼も夜も価格も変えずに営業してたそうですが、今はお昼だけの営業です。にしても勝負してんなぁー。
カウンター越しにみえる、今まさに出来上がった皿がなんじゃこりゃ!もんのすごーく美味しそうです…「これは何というメニューですか?」「オムライスです」
はいっ、オムライス決定!
美しい!!
一人カウンターに座って、シェフが作る姿をずーっと眺めてました。
卵をシャカシャカ溶いて、熱々のパンにジュワーッと流し込むと、感動的な手際の良さでかき混ぜ、あっという間にフワフワのオムレツができました。
熱々の炊き上げピラフを、一皿ずつ軽量・成形して皿に盛ると、赤城牛のレアステーキを薄ーく、丁寧にカットして並べて…とにかく仕事が美しくて無駄がありません。
見とれていると、オムレツを乗せ、片側にナイフで切り込みを入れました。計算された場所への正確な切り込み…。中から半熟卵の溶岩流がドローッと溢れ出て、赤城牛の反対側に流れ出ました。それはもう!ヨダレものです。
スマホカメラが壊れており、いつものよしまる撮影とは思えない美しい写真(-_-;)
感動!
パク…
美味しい…美味しすぎる!
よしまるは唸った。
驚いたことに、どの具材も単品でムチャクチャ美味しいです。
炊き上げピラフ、赤城牛、オムレツ、ソース…。
それが合わさると、また違う美味しさ…あぁ天国。
端に撒かれたオニオンチップは、少し塩をまぶしてあって、それがイイアクセントになってました。思わず、心憎いぜって心の中で呟いてました。
よしまるの浅い経験ではありますが、オムライスで感動したのは初めてです。
ホンモノのアイスクリーム
メニューの裏面に、デザートが載ってました。
本物のアイスクリーム?
本物が何かはわからないけど、このシェフが本物って言うんだから、本物なんだよ。美味しいに違いないワ!ってことで注文。
200円の安さにしては、結構な量が出てきました。
メニューをよく見ると、マダガスカル産バニラビーンズ100%使用 とな!
今や世界中で価格高騰し、銀よりも高価と言われるマダガスカル産。採算度外視したこだわりのアイスです。
パク。
幸せ~。
これだけを食べに立ち寄りたい、素晴らしいバニラアイスでした。
よしまるの顔があまりに幸せそうだったようで、シェフがこっちを見て笑いました。
仕事のトラブルで少しお疲れのよしまるは、ここの一皿に、疲れをフゥーっと吹き飛ばして貰ったのでした。
また食べたい。
今度いつ、福山に行く機会があるかしら?
それまでこのお店は残っててくれるかしら?
コロナ禍になって、外食をする人がずいぶん減りました。タクシーの運転手さんが、ここ数年で、いい店はどんどん閉店してるよって言ってました。
低コストで手間なく作れるオシャレなカフェは、一杯500円以上のドリンクでも回転良く売れていくのに、比べて、手間をかけて味で勝負しているお店は、とても苦しいだろうと思うと、切なくなりました。
がんばって欲しいです。(非力ながらブログで応援!)