自作マスクスプレーにおすすめの精油はコレ!

f:id:naru443:20210612150459p:plain

 

よしまるがマスクスプレーを作るようになって、10年以上経ちます。

今でこそ新型コロナでマスクスプレーを作る人が増えましたが、当時は周りに作っている人はおろか、使っている人もいませんでした。

 

ある冬、インフルエンザが流行って、保育園から子供のマスク着用指示がありました。でも、子供が嫌がる上に、唾液や鼻水が付いたマスクを見て、これで本当に衛生的なの?と疑問に思って調べたことがきっかけで、マスクスプレーの存在を知りました。

 

精油のアロマなら、体に悪くなさそうだな…と思って始めたところ、子供が「いい香り」とマスクを嫌がらなくなり、それ以上に、香りに癒されて、私の方がはまってしまいました。香りを楽しみたいからマスクをする、位になってしまったのです。

 

ただ、香りというのは人の体に良くも悪くも影響します。それが天然の草木から抽出した精油だとしても、影響がゼロという訳にはいきません。

 

特に、マスクスプレーは直接息を吸い込むポイントにするものなので、注意が必要なのです。よしまるは実際に効能が確認された精油を使うようにしています。

 

マスクスプレーの効果

f:id:naru443:20210612150558p:plain

よしまるがマスクスプレーを始めた当時、フランスのある病院で、看護師全員にマスクに精油を付けるよう義務付けたら、インフルエンザの感染率が1/2~1/3に減った、という記事を目にしました。

 

スプレーに使う精油には、アロマの癒し効果だけでなく、様々な効能があります。

 

例えば、マスクの抗菌、除菌、消臭。

マスクを着用すると、唾液と体温で菌が膨大に繁殖することが知られています。それでマスク自体が臭くなります。抗菌・除菌効果のある精油を使うことで、長時間菌を繁殖させずに快適に過ごせるのです。

 

花粉症対策にもなります。

スースーする香りによって、鼻炎など花粉の症状を和らげてくれます、

 

そして何よりよしまるが歓喜したのは、先程の記事で紹介されていた効果!

「インフルエンザウィルスを寄せ付けない」効果です。記事を読んだ時、精油にそんな効果があるなんてっ!と驚きました。

 

そして、これらの効果を得るには、それに適した精油を選ぶ必要があります。

 

おすすめの精油

f:id:naru443:20210612144352p:plain

ということでお待ちかね、よしまるが使っているおすすめの精油です。

 

インフルエンザ対策

まず、レモン。先程の病院で使われていたのがコレ。マスクの端に1、2滴垂らしていたそうです。これと同様の効果がグレープフルーツでも期待できます。よしまるは特にグレープフルーツが好きで、この香りで一日をハッピーで過ごせます!

 

次に、強力な殺菌効果があるティーツリー。ちょっと薬っぽい香りですが、そこは慣れでしょう。アボリジニが愛用しているもので、精油として数少ない「原液」で使えるので安全性が高いだけでなく、スースーして鼻通りをスッキリしてくれます。

 

アボリジニの聖地に生息する「神の木」ティーツリー

f:id:naru443:20210612144456p:plain

 

同じく、抗菌効果としておススメなのが、ユーカリです。ティーツリーと同じくスースー系ですが、もっと自然を感じられるマイルドな香りで使いやすいです。ユーカリは種類によって香りも成分も全然違うのですが、おススメはユーカリラディアタか、ユーカリグロブルスです。レモンユーカリは成分共に別物と思ってください。

 

花粉症対策

鼻をスース―してくれて、おすすめなのがこの2つです。

ペパーミント、ユーカリ

 

原液を付ける時のポイント

マスクスプレーは、精油をアルコールで薄めて作ります。

ところが困ったことに、精油の効果も香りも薄まってしまうだけでなく、アルコールと一緒に揮発してしまうので、短時間しか持続しません。

 

先程のフランスの病院では、マスクの端に精油の原液を直接つけていました。

よしまるが10年前にやっていた方法もこれと同じです。

 

この方法だとほぼ1日中香りが続くので、朝出かける時に精油を付ければ帰宅するまで快適に過ごせました。

 

ただやっぱり「原液」なので、この方法なら以下のポイントを押さえておきましょう。

 

マスクの内側、吸入口から遠い場所につける

これは精油だけでなく、スプレーにも言えることですが、成分は揮発してしまうので、少しでも効果を持続するなら、マスクの内側につけましょう。

 

また、マスクに付けた直後はとても香りが強くて、香り酔いしそうになりますから、口や鼻の吸入口から遠い場所に付けるようにします。おすすめは、マスクの左右どちらかの下の端です。

 

色の濃いマスクにする

 殆どの精油には色があります。なんせ植物の凝縮エキスですからね。そして油です。よしまるの失敗談ですが、白い薄手のマスクに付けたところ、グレープフルーツの黄色い油シミが汚く残ってしまいました。マスクの内側に付けるから気にしない、という人はいいですが、黄色系の色が目立ちにくい色のマスクで使うことをお勧めします。

 

柑橘系は特に注意

f:id:naru443:20210612150904p:plain
ティーツリーは直接肌につけても大丈夫な精油ですが、そんな精油は数えるほどしかありません。よしまるの大好きなグレープフルーツもそうですが、柑橘系の精油は、人によっては肌が過敏に反応します。実はよしまるもそう。アロマの本の通りに、お風呂にオレンジの精油を垂らしたら 、全身チクチク、ヒリヒリして眠れなかったです。

 

あと、柑橘系精油には光毒性があるので、肌につけて紫外線に当たると、シミや炎症などのトラブルが起こることがあります。 よしまるがこの精油を使う時は、持続時間は短いのを承知で、敢えてマスクの外側につけています。

 

亜流、絆創膏を使う手もあり!

f:id:naru443:20210612151046p:plain

スプレーだと香りがすぐに消えてしまうし、かといって原液を肌に直接つけるのも不安…。そんな人は、絆創膏に原液を垂らして、これをマスクの外側に貼る、という手もありますヨ!防水性の絆創膏であれば、持続時間も長くなります。

 

スプレーの作り方

f:id:naru443:20210612145822j:plain

 

原液を付ける場合は、以上の注意点がありますが、その点スプレーは何度もつける必要がある反面、気軽にシュッシュできるのが利点です。

 

作り方は簡単です。

スプレー容器にエタノール(できれば無水エタノール)を10ml入れて、そこに精油を10滴垂らしてよく振って精油を溶かしたら、最後に精製水を10ml入れて混ぜたら完成です。

 

エタノールの代わりに、ウォッカでもいいよ!度数は40度以上のね。

よしまるは「バニラエクストラクト」を作った余りがあるので、エタノールがなくなったらこれでいいやって思ってマス。

 

濃さは精製水の量で調節すればいいです。よしまるは覚えやすく、

エタノール[ml]:精油[滴]:水[ml]=1:1:1

としています。

 

マスクの内側に場所を気にせずシュッシュしてください。

持続時間が短いので、外出する時は小さなスプレーの小瓶を携帯しています。

 

これがよしまるのお気に入りボトル。「生活の木」で見つけたガラスの褐色瓶です

100均のと比べると高いけど、精油は光に弱いので褐色瓶がおススメなのと、見た目が安っぽくなくて気分が上がります!

 

生活の木 褐色ガラススプレー 5ml 400~500円で入手できます。

f:id:naru443:20210612151507p:plain

 

市販のマスクスプレーだと1000円以上するものが多いのに、作れば1/10で作れてコスパもよし!その時に合った好きな香りに変えられるのもいいですよ~。

 

よかったらお試しください!