お金の心配をしない生き方

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お金への不安は、今や現実となりつつある

ご存じのとおり、私たちの多くが、お金について不安を抱えています。

ひと昔前とは状況が大きく変わり、今は、

 

・年金は破綻していて、もらえる見込みはない

・景気もよくならず、給料が上がる見込みがない

・一流企業が相次いで倒産し、いつ職を失うか不安

・子供を無事に育ててゆけるだろうか?

・一体いくら稼げば、いくら貯めれば、安心できるのだろう?

・生きていくために、今の仕事を続けなければならない

・一生貧乏なんだろうか

・給料が安くて貯金できないから、将来が不安

 

こんなご時世ですから尚の事、

多くの人が、様々なお金に対する不安を抱えていると思います。

 

さらに最近は、新型コロナの影響で、働き方、暮らし方が大きく変わり、一層ネット購買が浸透したことで、便利になった反面、「職」の面ではより厳しくなりました。

 

10年後には、3人に一人は職がなくなる

 

今回のコロナ騒動で、国内の休職者は約600万人と、過去最多を記録しました。

 これは、労働人口(約6600万人)に対して、11人に一人の割合です。

 

さらに失業者と休職者を合わせると約800万人にのぼり、

現在日本では、8人に一人が働けていません

 

このまま世の中はどうなってしまうのでしょうか。。

 

マッキンゼーの報告によると、2030年までに8億人が失業すると言われています。

彼らの報告によると、

2030年には、アメリカの労働人口の3分の1が新たな仕事を見つけなければならず、イギリスでは約5分の1の仕事が自動化技術に置き換わる。日本では、労働人口の約2分の1が転職を強いられる

とあります。

 

近い将来、もう10年後の未来には、日本人労働者の2人に1人が、大変過酷な状況に追い込まれる、ということです。

 

私達の抱えるお金の不安は、現実味を帯びた不安 になりつつあります。

 

 

お金をかけずに暮らせるかが、生死を分ける時代 

 

以前、お金の心配をする人が、一番はじめにすべきこと、について書きました。 

 

殆どの人にとって、お金への不安は、今後一層高まると思います。

それは、貧しい人にも、金銭的に裕福な人にも、分け隔てなくやってきます。

 

お金持ちにも過酷な時代

相当な資産を持っているごく握りの富裕層でないかぎり、平均以上の高収入を得ていても、その収入源が突然なくなる可能性があります。

 

私たちはまだ、メディアなどからの刷り込みによって、身の丈以上の生活レベルを、自分の生活レベルだと錯覚して暮らしています。

 

ですが、現在の(錯覚した)生活レベルを落とすことは、とても難しいですよね。

 

富裕層であれば、それに見合った(と世間が思う)高いレベルの生活をしている人が多いでしょう。そこからいきなり生活レベルを落とすのは、とても難しいと思います。

 

お金持ちはたくさん貯金しているから生活に困らない、と思いますか?

 

いいえ、違います。

現時点では、一生生きてゆけるだけのお金を持っていても、近い将来、紙きれになる可能性があります。

 

10年前に、5年前に、今のような社会になるとは殆どの人が予想しませんでした。

これからさらに加速して、何が起こるか分からない時代です。

 

こうした先の見えない時、(計らずも)お金に頼らず生活する術をもったは幸いで、少々困難な状況下でも、生きてゆける力があります。

 

けれど、富裕層の人たちは、最低限のレベルでの生活経験がなく、その術を知りません。レベルを落とすのが困難なだけでなく、レベルを落としたくても、その術を知らないのです。その分、より苦境に陥る可能性があります。

 

ですから、これからの過酷な時代にこそ、お金の心配をしないで生きるためには、

まず、お金をかけずに生きる術や、お金を使わなくても豊かさを得られる暮らし方を手に入れることが、とても大事です。

 

お金をかけずに生活できるのか?

 

必要最低限のお金で暮らすのが大事だと、頭でわかっても、それこそ夢じゃないか。と思うでしょうか?

 

そんなことありません。実は、思った以上に簡単です。

 

今の生活の中で、無意識に買っている無駄なものはありませんか?

家事が面倒になって外食、通勤途中で毎日コンビニで買っているコーヒー、ネットで見つけたステキな服や化粧品、アマゾンで衝動買い、高すぎる固定費、通信費、増えてしまった保険料、何もしてないのに自分へのご褒美と言って買ったもの、買ったのに使わずに箪笥の肥やしになった物たち。。。

 

はい。これは私の例でした。

 

こんな風に、まだまだ省けるものがいっぱいあります。

私は10年以上前から、ちまちまと、それらを整理、清算してきました。

そうすることで、想像以上の、月に十万以上のお金が浮きました

 

ですので、みなさんが想像する以上に、無駄なものってたくさんあります。

 

こうして浮いたお金を、投資にまわしていけばいいです。

 

仕事をさらに増やして副業をして、得られたわずかなお小遣いを投資にまわすより、日々の暮らしを少し工夫して、最低限のお金で生活できるようになれば、毎月10万円ずつ投資に回すことは、現実に可能です。

まさに「金持ち父さん、貧乏父さん」です。

 

副業が悪いとは全然思いません。

副業とこれを並行して行えば、ダブルインカムになりますからね。

  

時は金なり、と言いますが、

私この営みを何年も続け、それをいくらかを投資にまわし、それを元手に少し副業したりして、数年前には、ローンせずに住居を購入できてしまいました。

 

みなさんの想像以上に、メリットがあると、私は思っています。

 

お金をかけない生活によって、豊かになれる

 

お金の不安が減っただけでなく、お金を使わない暮らしによって、逆に豊かさも得られるようになります。

 

どうして? 生活のレベルを下げたのに? と思いますか?

私自身も不思議だと思いましたが、そのわけを今は自覚しています。

 

こういう暮らしを始めた当時、私は、将来への危機感を強く持っていました。

ですが当時は、周囲の多くは高い生活レベルで暮らしていましたから、

生活のレベルを下げる = 貧しい暮らし

というイメージを私も持っていて、たまに自分でも辛くなることがありました。

 

ですが、しばらくして、これは完全に思い込みだったと自覚しました。

 

あっという間に貯金が1000万円を超え、周囲と同じように生活しながら、どんどんお金が貯まっていくので、いつの間にか「貧しい」という感覚が完全に消えました。

 

「これだけのお金さえあればたぶん生きていける」という自信もついて、あれほど不安だった気持ちがかなり落ち着きました。

 

さらに副産物として、その手の知識や知恵をたくさん持つことができました。

それがきっかけで、世界最大手の保険会社から顧客向けのライフプランセミナーを依頼されました。そういうのって、自分が役に立てた気がしてうれしいです。今ではこれこそが自分の財産だと思っています。

 

 

それからもう一つ、気づいたことがあります。

 

高い生活レベルでしか生活できないのは、自分にできないことを、お金で解決するしかない、ということです。

 

生活費を減らす営みの多くは、「お金を払うかわりに自分でする」ことなので、必然的にできることが増えます。

 

これは、心の持ちようにも同じことが言えます。

高い生活レベルでしか生活できないのは、そのレベルしか満足できない心の状態なんです。お金をかけなくても豊かさを感じられるようになれば、生活レベルなど些末な足かせにすぎません。

 

レベルを下げて生活する(できる) = 自分の能力が上がる

ということなんです。

 

生活レベルを下げてお金を貯めることは、だれでもできて、高い効果が期待できます。

人に役に立たない物を売って心がすさむこともなく、だれもが自分の範囲の中でメリットを享受でき、みんながハッピーになれる副業といってもよいと思います。

 

長く続けることで、大きな差を生みます。

みんなで真の豊かさを得ていきましょう!