「年金をあてにしてはいけない」とはよく言われますが、日本年金機構の「ねんきんネット」にログインすると、自分がもらえる(であろう)年金を確認できます。
このたび私も思い立って登録してみたので、簡単に登録方法をまとめました。
ねんきんネットの登録方法
自分の年金を調べるために、ねんきんネットに登録しましょう。
方法はとても簡単で、自分の基礎年金番号か、アクセスキーがあれば登録できます。
■ 基礎年金番号やアクセスキーを調べる方法
以下のどれかがあれば、そこに載っています
年金手帳、年金証書、基礎年金番号通知書、国民年金保険料の口座振替額通知書、国民年金保険料の納付書や領収書、その他の各種通知書(年金額改定通知書、年金振込通知書等)、ねんきん定期便
どれもない場合
・会社の総務部に確認する
・ねんきんダイヤルや年金事務所に再発行をお願いする
ちなみに、アクセスキーというのは、ねんきん定期便に記載された17桁のコードです。
このアクセスキーがない場合、IDが郵送で発行されるため、1週間程度要すそうです。
幸い私はねんきん定期便を持っていたので、すぐに登録手続きに入れました。
まず、「ねんきんネット」のホームページから新規登録を行います。
「ご利用登録はこちらから」をクリックします。
アクセスキーがあれば左、アクセスキーがなければ右の「アクセスキーなし」を選択します。(今回はアクセスキーあり)
利用規約に同意して、続きをクリックして進みます。
アクセスキーと他の情報を一通り入力していきます。
結局、アクセスキーが古かったという理由で、ID取り直しとなりました。郵送で5日間ほどかかるそうです。
一週間ほどして日本年金機構からハガキが届きました。ユーザIDが書かれています。
では、引き続き手続きをしていきます。
ねんきんネットのトップページから、ユーザIDをお持ちの方はこちらからログインで設定したパスワードで入ります。
早速、将来の年期額を試算してみます!
自分の年金額を試算してみました
今まで納めた年金額は 7,528,124円 で、現在を継続して保険料を納める場合は、65歳からの年金受取額は 月額150,349円 という結果でした。
こちらが受給(予定)額
こちらがこれまで払い込んだ額です。
年金というものの位置づけを相互保険だと考えなければ、自分が社畜ではなく国畜のような気さえしてきました。うーん。。
でも月15万円なら悪くないです。生活できます。
しかし!これだけ貰えるとは到底思えません。
今後30年間で人口が8000万人になるともいわれるなかで、私の老後を一体誰が支えるというのでしょうか。10年後にはAIなどに職が奪われ、日本では半数が職を変えることになるという予測もある中で、人口が減るだけでなく、労働人口も減り、さらに1人あたりの収入が減り、結果税収が大幅に減少することは、疑いようもありません。
となると、この半分ももらえるか分からないですね。。
という訳で、私は自分のライフプランに年金を一切組み込んでいません。(一円ももらえない想定でプランを立てています)
自分の老後の生活費は、自分で蓄えていくしかないのだと思います。
年金の(想定)受給額を何に使うか?
貰えるかわからない年金をライフプランに組み込むのは、無謀だと思います。
世間では、もらえる、2割減だなど、色んな意見がありますが、全てが憶測です。
年金の行方がどうなるのか、自分ではどうしようもないですよね。そして、人口減など、貰えない可能性が大いにある事実に基づく数字がありますから、これを充てにはしない方がいいと思うんです。
でも、もらえる可能性はゼロでもない。。
私はこの受給額を、投資の資金を考える上で参考にすることにします。
例えば、受給額の半分は貰えると(勝手に)仮定すれば、それだけは老後に貰える(かもしれない)想定で投資の資金を設定できるかと思います。