よしまるおばさんは現在、貯筋活動、いわゆる筋活を続けています!
数年前からフィットネスジムに通い、昨年からロードバイクを始めました。平日はボクササイズ、ダンス、週末晴れればサイクリング…が最近のルーティンです。
勿論、やってたらハマっちゃったから… なのですが、健康で長生きしたいなら、中高年ほど筋活は大事と思ったので、その意味でも続けています。
詳しくは上の記事を読んでいただければですが、中高年が筋力を維持するには、そこそこ高負荷な筋トレが必要です。それで頑張って少し無理をしたら、筋肉痛が日常化しました。あれ?それってなんか違くない?
特にボクササイズの翌朝は、金縛りのように(遭ったことないけど💦)上半身が筋肉痛で起きるのが辛い、胸も背中も痛い。深呼吸できないし、笑わせないでー!と家族にお願いする始末。笑えない時ほど笑えるから、苦ジィ~。
ドMじゃないのに、ただ体を痛めつけてるような…。それを顕著に思うようになりました。筋肉はついても、自転車は一向に楽にならないし。
それで、色々と試行錯誤しました。今回は、中高年こそ絶対にやった方がいいと思う、筋活のポイントを紹介します。
わかったのは、やみくもな運動は返ってケガの元、逆効果となる体ができてしまうということです。
ある日とうとう、
違和感を感じながらも、高負荷な運動を続けたある日、不安が的中しました。
私、正座できないじゃん!
なんと!ふくらはぎと太腿のお肉がジャマをして、お尻がかかとに付きません。なんじゃこりゃぁー。ちなみに、この頃は以前より体重3~5キロ増し。
こんなかんじです。
太ったのかな?と、スィーツを控えましたが体重は減らず、プロテインも止めました。その状態で運動をしたから筋肉が落ちましたが、まぁいいや、これで元に戻った。とホッとしたのも束の間、正座、まだ辛い!
ふくらはぎと太腿のお肉が、まだひっかかるのです。一般的にはスリムな(になった)ハズのよしまるに、一体何が起こったのでしょうか?
美味しい筋肉を作る
さらに、足がよく攣るようになりました。これは明らかに変です。
するとある日、ジム仲間が教えてくれました。
美味しいお肉作りが大事なんだよ、と。
これは言いい得て妙ですねぇ~。筋肉は伸縮する繊維の束、伸縮する程、柔らかくていいお肉なんですねぇ~。ところが~?同じ姿勢や動きをすると?繊維同士がくっついちゃうんですねぇ~。固いお肉は伸び縮みしません~下手すれば千切れます… 恐ろしいですねぇ~。サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ~
淀川長治節、マイブーム。。
コロナ前はそんなでもなかったのに。。通勤で歩く機会がなくなったのが、地味に悪影響してる気がします。塵ツモ、生活習慣。
ジム仲間が教えてくれた美味しい筋肉の作り方はズバリ、ヤムナボール。写真のような大小のボールで、筋肉をほぐす方法です。
正規のヤムナボールは1個5千円もするので、手始めにドンキで2個298円のボールを買って、運動後に、彼女に習ってほぐしてみました。痛いー!でも気持ちいい。
イタキモ。。
その後で正座してみると、、すんなり正座できましたー!
さらには翌日の筋肉痛も激減。硬かった脚の肉が柔らかくなりました。美味しいお肉ってこういうことなんだ、体も軽くなりました。
これ、筋膜ほぐしといって、さっき淀川さんが言ってた筋繊維の癒着を、ボールでほぐてる理屈です。固い筋肉は返ってケガの原因になります。特に運動の後は、癒着しないようほぐしてあげるとよいのですね。
筋活もとい、筋膜活だね。
運動前にするのも効果的で、脚が軽く上がるようになりました。以前はジャンプするとヘロヘロでしたが、5分10分でもほぐしておくと、バネが効いて、何度も爽快にジャンプできるようになりました。
若い頃は筋繊維が柔らかいけど、中年になるほど経年で、どこかしこと固まってくるもの。筋膜が固いと、いくら筋肉を付けても意味をなさない…どころか、余計に固くなってしまう。だから「ほぐす」ってことが大事なんですね。
ほぐし方は、ヤムナボールで検索するとたくさん出てきます。
中高年こそおススメ、柔軟!
さて、筋膜がほぐれたところで、次にすべきは 柔軟 です。
輪ゴムが劣化して固くなるように、筋肉繊維も経年で固く、伸び縮みしなくなるようです。だから柔軟して、よく伸び縮みする筋繊維を作ってあげましょう! そうすれば、バネの効く、美味しいお肉が出来上がるのです。
伸ばしたらもう縮まないのでは?という心配はゴムよう(ご無用)。
なぁーんて理屈、後で知ったのですが、たまたま思いつきで、ボールほぐしと併せて柔軟を始めたところ、効果テキメンだったのです。
元々よしまるは、体がものすごーく固くて。。ジムの先達から、毎日続けるといいよって言われてやってみると、確かに、少しずつ柔らかくなるのを実感しました。体が軽くなって、動きにキレが出てきたようです。
ある日ダンススタジオで「プロのダンサーさんですか?」と言われた日にゃぁ。お世辞でも嬉しかったです(決して上手なわけじゃないョ)。柔軟して良かったぁ!
今はこんなイメージで一連のプロセスをやっています。
1.運動前に、筋膜をほぐし、柔軟で筋繊維を柔らかくしておく
2.運動して、筋繊維を増やす
3.運動後は、筋繊維が固まらないように、またほぐす
併せてしっかり柔軟して、筋繊維が伸び縮みするようにする
4.よく寝る(疲れを取る)
ただやみくもに高負荷な運動をすると、特に中高年には逆効果になる可能性があります。経年で至る所に「固い」箇所がある、それが中高年の体ではないでしょうか。だから、ちょっと転ぶと柔軟が効かずに、グキッ、バキッとなってしまう。
先月始めたのがブリッジです。
始めはブリッジするのも一苦労でしたが、今は10秒間×3セット、腕が伸ばせるようになりました。あまり想像したくない絵面、オバサンブリッジ。何事もムリない程度にですが、前屈と併せて反る柔軟もした方がいいかなって。
筋膜ほぐしと柔軟は、中高年の筋活におススメです。
お互いケガのない健康ライフを送りましょう~!