千日紅のお茶で、贅沢なひととき

季節が終わって刈り取った千日紅の株から、花穂を摘みました。

 

この時期は、花穂の下の方がハゲハゲで、生け花にもドライフラワーにも恰好悪いです。かといって捨てるのも忍びなく、色のある部分だけ摘みました。

 

おばぁちゃん達が、よしまるを不思議そうにみていました。

実は、チャレンジしたいことがあるんです。

ピンク色のハーブティー♬

本当にこんなピンク色のお茶ができるのかなぁ、ワクワク♬

 

中国の工芸茶に、仙桃茉莉花茶(セントウジャスミン)と一緒に一輪入っているものが

ありますが、それだとピンク色にはなりません。

 

たぶんもっと…もっと大量の花が要るのじゃ!

大量に摘んで、乾燥させました(笑)。

 

千日紅は無味無臭なので、ルピシアの白桃烏龍極品と一緒に、10花入れました。

うーん。。よく見たらわかる程度のピンクです。

 

もう10花追加すると、一気にピンク色になりました。

どうやら多少時間おく必要があったようで、暫くするとさらに濃くなりました。少し毒々しいです(笑)。10花で十分だった気がします。

 

写真だとくすんで見えますが、それは美しい、華やかなピンク色

味は大好きな白桃烏龍で、見た目も味も素敵なお茶になりました。

 

ああ、贅沢な時間。。

 

千日紅の効能

最近はヨーロッパでも人気の千日紅ですが、どんな効能があるか紹介します。

 

アミノ酸、ビタミンC、ビタミンE、多種類のミネラルが含まれることから、美容によいと、中国では昔から飲まれてきました。

 

色素の主成分ゴンフレニンが豊富に含まれていて、抗酸化、抗炎症作用があります。特に肺経の去痰止咳と平喘効果があり、例えば、気管支炎、気管支喘息、百日咳、肺結核の喀血時に、よく使われるとか。

 

気分を落ち着かせる効果もあり、頭痛、めまい、イライラ、目の充血、高血圧の緩和、小児の夜泣きにも使わるそうです。

 

美容とリラックス効果があって、喉が乾燥しやすいこれからの季節(冬)に、もってこいですね!(目安は1日3~10g)

今回はウーロン茶ブレンドですが、ピンク色を楽しむなら、ジャスミン茶、レモングラス、ミントなど、色の薄いハーブティーとのブレンドが良さそうです。

 

(回想)

千日紅は、種を採取して毎年楽しめますが、スズメが食べまくって、今年もおばぁちゃんがプンプン怒っていました。

それにしても雀さん、器用だなぁ。

細い茎に上手に止まって、嘴で種をほじり出していました。その姿はとても可愛いのですが、種を残らず食べる、お行儀のよい鳥なので、栽培する側からすると、やっかいさんです(笑)!