みかん、オレンジをの皮は捨てないで! 驚くほど使い道があります。

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我が家の大掃除の季節がやってきました。

 

余談ですが、我が家は大掃除を梅雨明けに開始します。一般的に大掃除は年末ですが、この季節、とにかく寒いです。洗濯物も何もかも乾きづらい。この時期の掃除は苦行でしかありません。そこで、数年前から梅雨明け(夏休み辺り)と決めました。

 

さて、話は戻り。

換気扇、レンジ、ガス台など、油汚れの掃除をする際、オレンジやみかんの皮がとても役に立ちます。

 

みなさん、皮を何気に捨てていませんか?

実は、オレンジやみかんの皮って、ものすごく使い道があるんです。皮を最大限に活用すると、家計にも役立つ上、健康にも、衛生にも、更にはほぼゴミゼロになります。

これを読んで、是非、皮を余すところなく使い倒してください!

 

健康への驚くべき効果

オレンジの皮には、体調不調を防いだり、病気予防の効果があります。みかんの皮は「陳皮」として古くから中国の漢方薬として使われてきたので、その効果はお墨付きですね。

 

ちなみに、皮はそのまま食べても美味しくありません。でも、含まれる成分を上手に食生活に取り入れれば、実に多様な効果を得られます。使い方も含めてご紹介します。

 

コレステロール値を下げる

皮には ファイトケミカルフラボノイド が含まれていて、これらはコレステロール値を下げるのに大変有効と言われています。 抗酸化成分が血栓や血管の詰まりを防ぎ、動脈硬化を防ぐほか、高血圧、心臓発作、脳卒中のリスク予防にも役立ちます。

 ファイトケミカル - Wikipedia

 フラボノイド - Wikipedia

 

胸やけ解消

皮のアルカリ性成分が、胃酸過多を防ぐのに効果的です。スムージーやお茶で摂取するのがよいと紹介されていますが、私が試した経験では、スムージーだとかなり飲みづらい上に、多量の皮を消費できません。

 

おすすめはお茶です。皮を煮出してもよいですが、ずぼらーには面倒なので、紅茶やハーブティーの茶葉と一緒に皮を入れて飲みます。とてもフルーティーで癒されますよ!

日常的な胸やけを患っている人は、皮のお茶を毎日1日飲むとよいです。

 

便秘に効く

オレンジ(みかん)の皮のお茶を飲むと、排便が促されるだけでなく、下痢にも効きます。直腸内の不要物を取り除いたり、過敏性腸症候群、炎症性疾患の予防効果、腸内細菌とも相性がよく、腸の健全化に効果があります。

 

咳止め効果

実は、皮は果実の10倍のビタミンCを含んでいます。ビタミンCといえば抗酸化作用です。ウィルスと菌の増殖を遅らせ、免疫向上にも大いに効果があります。他にも皮には ヘスペリジン というポリフェノールの1種が含まれていて、炎症を抑える効果があり、気管支炎や喘息にも効きます。

 ヘスペリジン - Wikipedia

 

先ほど紹介したお茶に、生姜や黒砂糖も加えて飲んでみてください。

 

殺菌、抗菌効果

皮には、フェノールと先ほどのビタミンCに代表される抗酸化物質が多く含まれ、これらには殺菌、抗菌効果があります。大腸菌やリステリア菌に対して、体の内外から病原菌と戦ってくれる他、風邪やインフルエンザ、肺がん予防にもなります。

 

口内の衛生

もっと身近なところで、口の中を清潔に保ってくれます。

口の中の雑菌の多さについては、Web検索するとたくさんの情報がありますよね。皮の成分は、これらの雑菌の繁殖を抑えてくれるので、雑菌の繁殖による口臭を防いでくれます。また、歯石の付着も防いでくれるので、歯石に伴う炎症予防にもなります。さらには、知覚過敏にも効果があります。

 

オレンジやみかんの皮を噛んだり、皮を歯や歯茎に擦りつけるとよいですし、皮のお茶を飲む際に、少し口中に含んでからごっくんするのもいいです。

 

ダイエット効果

皮にはデトックス効果があるのでダイエットに向いています。

お茶として飲んだり、乾燥させた皮を粉にして料理の香りづけにしたり、オレンジピールのジャムとして利用することで、体のクレンジング効果が期待できます。さらに、満腹感を保つ効果があるので、食べ過ぎの防止にもなるんです。

 

美肌効果

前述のとおり、皮はビタミンCをはじめとする抗酸化物質を豊富に含んでいるので、老化や日焼けによるシミに効果があるほか、ニキビや吹き出物の予防にもなります。

 

日常生活にもこんなに使える!

皮は、食生活に利用できるだけでなく、日常生活にも非常に使えます。

 

掃除の強力な助っ人

皮に含まれる リモネン には、水垢・石鹸汚れ・油汚れ・油性ペンなどを強力に落とす効果があります。スーパーで売られている油汚れ用洗剤に、「オレンジ」が付いた名前のものを見かけると思います。みかんの皮は、それだけ効果があるということです。

 リモネン - Wikipedia

 

換気扇やレンジ、ガス台にこびりついた油汚れは、オレンジの皮で作った液でピカピカになるだけでなく、とてもいい香りで癒されますよ。

 

家具のワックス

皮には家具のつや出し効果があり、ワックス代わりにも使えます。オレンジの皮で作った液を含んだ布で家具を拭き掃除すれば、手垢や手油が取れて、同時にワックスがけにもなって、一石二鳥です。

 

家計が大助かり。驚くべき経済効果!

ここまで、オレンジやみかんの皮の効能や使い道について、たくさんご紹介しましたが、これらをフル活用することで、どれだけ家計が助かるか、シミュレーションしてみましょう。

 

【胃薬】 興和新薬「キャベジンコーワα 300錠」で計算してみます。慢性的に利用する人は、1日31円 × 365日 = 11,315円もかかります。

 

【便秘薬】 皇漢堂製薬「ビューラックA 400錠」で計算してみます。慢性的な便秘の人は毎日飲んでいるので、1日6円 × 365日 = 2,190円 かかります。

 

【風邪薬】 殆どの人が、ひと冬に1回は風邪薬を買い、半数が薬局で購入するそうです。一番人気の「パブロンSゴールドW錠 60錠」は1箱1,600円位。

 

【マウスウォッシュ】 一番人気は、ウエルテック「コンクールF100ml」1年で約3箱使うと、3,000円位かかりますね。

 

【ダイエット】 1カ月間でダイエットにかけるお金は、大体5000円位が目安のようです。1年で6万円もかかっています。

 

【掃除用洗剤】 大掃除などのイベントで、換気扇などの油汚れ用に、ホームセンターで洗剤を買ったりしますよね。強力な市販品と比べても遜色ありません。

 

これらのものが、これまで捨てていたみかんやオレンジの皮を使って、補えるものがあるとしたら、かなり家計にやさしいですね。

 

おすすめの使い倒し術。もう捨てるところなし!

 実際に我が家でやっている使い倒し術をご紹介します。

まったく捨てるところがないので、基本的に種 以外にゴミがでません。ゴミゼロです。

 

 

基本的な流れはこんな感じです。

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皮の残留農薬を落とす方法

無農薬のものを使うのが理想ですが、そうでない場合は、買ってきた時にまとめてやっちゃいましょう。巷に色んな方法が紹介されていますが、その中から、簡単な方法をご紹介します。

1.やさしく塩で揉む

2.塩水に5~10分漬ける

3.お酢に5~10分漬ける

4.葉物やパスタを茹でたら、ついでに残り湯で30秒ほど茹でる(オレンジならこの程度の加熱でボイルされませんからご安心を)

 

皮を乾燥させる

オレンジの皮は厚くて乾き辛いですが、内側の白い部分も栄養が豊富です。先ほどのヘスペリジンなど、ビタミンPがたくさん含まれています。温州みかんの白い部分は栄養がたくさん含まれるので、果肉と一緒に食べるのがおすすめです。

 

オレンジの皮は厚くて乾きづらいので、電子レンジ200Wを3分をしばらく繰り返して、できるだけ水分を抜いてから、温州みかんと同じく放置して乾かします。

完全に乾いたら、適当な大きさにしてビンに入れて保管します。

 

細かく切って乾燥させると、最終的にコンポストで堆肥にするのに都合がいいです。

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油汚れの掃除に使う

鍋に400ccの水と、オレンジ1~2個分(みかんの皮3~4個分)の皮を入れて火にかけます。皮は小さめにちぎっておきます。沸騰後さらに20分間煮ると、黄色い液体になります。これが「みかん水」です。触れる程度に冷ましたら、スプレーボトルなどに入れて使います。

 

ガスコンロなどにこびりついた油汚れにスプレーして使います。ひどい汚れの時は、ティッシュペーパーの上からスプレーして、しばらく経ってからふき取ります。少し温かいうちに使う方が効果が高いそうです。

 

このときはスプレーボトルがなくて、はちみつの容器に入れました。黄色い液体なので、色が取れなくなりそうな箇所へは使用しないようお気を付けください。

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コンロまわりを少し拭いたところ。油汚れが溶けて取れる感じです。

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市販の洗剤と比べると肌には優しいですが、手の油分もとってしまうので、長い時間使う場合はビニール手袋をするのをおすすめします。

 

さらに油汚れに強いものにしたいなら、「強力みかんエキス」がおすすめです。

 

先ほどと同じくオレンジ1~2個分(みかんの皮3~4個分)の皮を乾燥させたものをビンに入れ、エタノール200mlを入れて蓋をし、日陰で1~2週間寝かせます。エタノールがオレンジ色になったらできあがり。

 

我が家は皮を5mm位に刻んで乾燥させていますが、大きい皮の場合はフォークで穴を空けてから漬けこんでください。

 

先ほどの「みかん水」より強力なので、ビニール手袋しての作業がおすすめです。

 

お茶にする

乾燥した皮を適当な大きさにちぎって、紅茶やミントの葉に追加して飲みます。一気にフルーティーになって、うっとりします。私は先ほどの5ミリ四方位にカットしたものを使っています。

 

料理の香りづけに使う

大きめに乾燥した皮を、小さなおろし金でおろして使います。鍋のポン酢に入れたり、おひたしや、肉のグリルにかけると、オサレな味に変身です。

 

まとまった乾燥皮をミルで塩と一緒に粉にすると、香り塩ができます。私は毎年ライム塩を作ります。このためだけにライムを買ってくる位好きで、とても重宝しています。

 

皮をかみかみする

乾燥した皮を、口の中でかみかみするだけです。少し口さみしいけど食べたくない時や、口の中の状態がよくない気がする時に、かみかみします。貧乏くさく思うかもしれませんが、私は逆に、おしゃれな自然派口内洗浄と思っています。

 

使い終わった皮を肥料にする

我が家には優秀なコンポストがあるので、ここに投入して1週間で堆肥のできあがりです。

 

コンポストの作り方はこちら

 

エッセンシャルオイル

これ、いつか作ってみたいです。自分で作ったオイルって、きっと格別な香りになると思うんです!

 

オレンジ系のエッセンシャルオイルは圧搾法といって、絞ってオイルを抽出するので特別な機械は要りません。農家の方が手絞りで作っている記事をみたことがあります。

 

大変な作業ですが作り方は簡単。

オレンジの皮の白い部分をなるべく取り除いたものを、何かしら(手やジュース絞り器)で絞って汁を出します。しばらく放置すると油と水分が分離します。上澄み部分がオイルなので、スポイトなどで吸い取ります。

 

まとめ

いかがでしたか?

普段何気なく捨てているみかんやオレンジの皮って、実に様々な使い道があります。

家計にも役立つ上、健康にも、衛生にも、掃除にも、最後は堆肥にできるので、捨てるところがありません。ゴミがゼロになります。

 

こんなに使える皮を捨てるなんて、もうできませんよね!

是非、皮を余すところなく使い倒してください。