備えておこう!コロナに感染してわかったこと


朝起きたら少し気分がいいので、書くことにしました。

よしまるは今、コロナ感染中です。正直こんなに辛いとは。。

 

自分は大丈夫って、過信してたんだよね。

同世代では体力ある方だから、感染するなら最後の方だろうって。今思えば、わけのわからん理屈…(-_-;)

 

コロナかもって思った時、真っ先に浮かんだのは、家族と、関わった人への申し訳ない気持ち。そして、これ、想像してた以上に辛いなってこと。

 

こんなことになるなら、ちゃんと用意しておけばよかった。今回わかったことを参考にしていただき、感染したとき、少しでも楽に乗り切ってもらえたらと思います。

 

他にも書きたいことたくさんあるけど、今回はこれ優先。

 

ただの風邪じゃない

『最近のコロナはインフルエンザと変わらない』って言われますが、そんなことありません。 よしまるはインフルエンザにかかったことがなく、実際のところわかりませんが、ネットではそういう感染体験記をよくみました。

 

<よしまるのケース(後日加筆してます)>

■ 1日目

夜、桃を食べたら喉がイガイガし、違和感を感じながら就寝。

■ 2日目

翌朝、喉は治まっていたが、午前中に倦怠感、午後4時に高熱でダウン。そこから常時38~40度で発熱、それに伴う悪寒、節々の痛み、頭痛。夜はほぼ眠れず。夜中に咳が止まらないと苦しい。喉が痛くて流動食しか通らず。食後しばらくは吐き気との闘い。

■ 3日目

病院で陽性と判明。処方薬を飲むが、症状は2日目と同じ。

■ 4日目

熱が少し下がる。代わりに喉の痛みが酷い。水を飲んでも痛い。

■ 5日目

熱が完全に治まる。喉痛がエグい。新たに吐き気が酷くなり、数回嘔吐。毎食プリン1個しか食べれず、それも吐いてしまう。

■ 6日目

喉の痛みと吐き気が、前日の8割程度に治まる。処方薬の服用をやめる。

■ 7日目

咳が止まらず、涙が出る。これでまた喉の痛みが悪化。

 

正直、こんなに辛いの、二度とかかりたくないよぉぉ

 

「軽症」の勘違い

ご存知のとおり、感染者の殆どは軽症です。なーんだ軽症ねって思ってたら、軽症ってよしまるのレベル。これのどこが軽症なんじゃー!むっちゃ苦しいじゃん…でも軽症。中等症になると呼吸困難だから。それでも重症じゃない。

 

軽症って…軽くナーイ

 

免疫が高ければ感染しない?

日頃から運動して体力もそこそこ…タバコもお酒も飲まない、いたって健全な生活を送ってきたのに…感染しました。最近夏バテ気味だったから、免疫が落ちてたのかなぁ?

 

調べてみると、免疫力とコロナ感染率は、今のところ相関がないようです。インフルエンザと違って、免疫が高ければ感染し辛いってもんじゃないのね。要は、誰でもかかるってことです。

 

免疫力は、感染後の回復に必要ってお医者さんが言ってたし(免疫力を高める漢方を処方されたよしまる)、他のウィルスへの対抗力はあるんだから、日頃から高いに越したことありません。

 

アスリートは感染しやすい

ですがその免疫力、激しい運動をすると低くなり、ウィルスの感染率が高いです。

引用:アスリートと免疫

 

激しいの目安は、1時間を超える持久性運動や、心拍数が150を超える運動。あと、呼吸がゼェゼェいうぐらいの運動です。そうした運動の後は、免疫がグンと低下します。例えば、マラソンとかロードバイクとか。あぅ!

 

運動するほど健康になるって、勘違いしてました。

 

激しい運動をする人は、「自分は免疫力が低い人だ」って自覚しましょう。そして、感染せずに運動を続けられるよう、できる限り備えましょう。

こちらも参考にどうぞ

 

受診できない

数日前、突然高熱が出たよしまるは、これはマズい、と救急センターに相談。ところが、紹介された病院に電話したら、全て受診拒否されました。20件だよ!

しんどくて、藁にもすがりたい時に断られるって、すごいダメージ。

 

今は感染者が急増していて、どの病院からも、問合せが殺到してまして…って言われました。1日にできる検査数も限りがあるから、受けられないって。

 

そんなわけで、一晩、辛い時間を過ごしました。

翌朝、夫に手伝ってもらって電話かけまくり。受診予約が取れた時はホッとしました。

 

今後も感染者が増えると予測されているし、辛くなって病院を探すのはしんどいです。事前に近隣の病院をピックアップしておきましょう。

 

よしまるの経験では、以下の条件がおすすめです。救急センターが紹介する病院は、自治体が公表している一覧とイコールなので、そこからピックアップします。

 

初診で発熱外来に対応してくれる

かかりつけ医が条件に合うなら、それに越したことないですが、休診日に発症するかもなので、調べておきましょう。初診お断りって病院もあるし、PCR検査してるけど、発熱してたらダメっていう病院があります。

 

抗原検査できる

抗原検査は15分で結果が出ますが、PCR検査は1~2日要すので、結果がでるまでの間、まっとうな薬を出してもらえない可能性があります。症状を悪化させない(肺炎にために大事なのは、一刻も早い薬の服用です。

 

内科か耳鼻咽喉科

検査自体は、小児科でもやってくれますが、「診療できないから薬は処方できない」と言われました。コロナ軽症には特効薬がないので、症状を診て、症状を抑える薬を処方してもらう必要があります。それが叶う病院にしましょう。

 

営業時間、発熱外来時の予約の取り方

曜日によって休みや営業時間が異なるので、おさえておきましょう。

発熱外来の予約は営業開始の30分前~とか、ネット予約とか、病院によって予約の取り方が異なります。よしまるが朝一番で電話したら、何度かけても不通(予約電話の殺到)でした。ここは早さ勝負となります。

 

家で備えておくもの

よしまるのように、受診できずに薬なしで苦しい時間を過ごす人もいると思うので、家に備えておくといいものを紹介します。コロナの特効薬はなく、自力で退治するしかないですが、そんなの感染したら「この辛さ何とかしてー!」って思うからね。

 

解熱鎮痛薬

高熱で苦しいので、あると安心です。よしまるも処方されたカロナール(アセトアミノフェン)は、妊婦や子供にも安心して使えておすすめですが、「品切れ続出」というニュースを見ました。大人ならロキソニンでもいいそうです。

ただ、薬で熱を下げると、一時的に体は休まるけど、同時にウィルスも増えるから、後で退治がもっと大変になります。できる限り高熱に耐えて退治するのが理想です。でも実際は苦しくて、そんなこと言ってられないから。必要な時は頼りましょう。

 

CPCのうがい薬とトローチ

最近のコロナは、喉が痛い人が多いようで、よしまるも辛いです。S師匠から、うがい薬(非イソジン)がいいらしいと聞き、薬箱を探すと…あるではないか!イソジンが。

 

喉痛いし…咳止まらんし…イソジンじゃ…ダメかな?

ネットでは大阪府知事がイソジン推奨してるし、その反対意見もあるけど…。夜遅くて薬局も行けないので、一旦試しましたイソジン。

 

ゴロゴロ~ゴロゴロ~… 喉がさらに痛くなりました。

効いてる気はする…でも痛い! 喉の粘膜も一緒に取り除かれた感覚です。しばらくヒリヒリしてました。イソジン、やめた方がいいです。

 

おすすめは、CPC(塩化セチルピリジニウム)を殺菌成分とするうがい薬です。

30秒間うがいすると、コロナウィルスが99%不活性化するらしく。イソジンと違って低刺激なのがいいです。セチルピリジニウム塩化物水和物(CPC)の新型コロナウイルス不活化作用を確認 | 熊本大学

 

夫に頼んで買ってきてもらいました。か、かわいい。。こんなので効くのかな?

ついでに同成分のトローチも。いまどきのは上顎に貼るのかぁ。

 

で、使った感想は、よきです。

うがい薬は、60mlを3回に分けて、10秒ゴロゴロ×3をしましたが、イソジンの時の粘膜はがれ感もなく、一時的ですがかなりマシになります。トローチの方は、夜中に洗面所まで歩く気力がない時に助かりました。

 

喉の痛みは熱が治まりかけた頃から本格化します。コロナは咽頭部を根城にして、体中に拡散するようなので、ここを叩くのは効果あると、実体験でも思いました。

 

紅茶

常備しましょうというより、どの家庭にもありますね。

コロナは基本、体の熱で殺す、尿で排出する、対処となります、利尿作用が高い紅茶はおススメです。

 

よしまるは冬になると、よく紅茶でうがいをします。知人から教えて貰って試すと、確かにいいんですよ。全然風邪をひかないのは、紅茶のおかげと思ってます。それで今回も飲むことにしました。

 

追記:紅茶のテアフラビンという成分は、特にインフルエンザウイルスに高い不活化作用があり、喉の痛みも緩和できるそうです。

 

出るわ出るわ、夜中も1時間毎にトイレです。主観だけど、喉の痛みにもいい気がします(笑)

 

優雅にティー♬って感じじゃなく、1リットルのボトルにガッツリ用意してます。

 

今よしまるが飲んでいるのは、紅茶とアクエリアス。紅茶だけだと飽きるし、電解質も摂った方がよかろうと、併用しています。どちらも喉にやさしいです。

 

保冷剤

大小で用意するのがおススメです。これにどれだけ助けられたか。

小さい保冷剤は4つ。2つをハンカチで包んで、脇下に挟みます。女性はブラジャーがあるからセットしやすいですよ。溶けたら残り2つと交換します。

 

大きな保冷剤は2つ。1つをタオルで包んで、首の後ろにあてます。上を向いて寝た時、枕との間に挟む感じです。ふぃ~、気持ちいい。溶けたらもう一つと交換します。

 

エアコンや扇風機の風が直撃しないようにして、この装備でお腹に毛布をかけて寝ると、しっかり汗をかけたので、起きた時体調がいいです。

 

家族からは、さほど辛そうに見えないらしいけど、本人は辛いんだって!

これが高齢者だったらと思うと…今まで以上に気をつけなくちゃって思いました。

 

とはいえ、かかったら辛いのは本人です。

誰でもかかるってことを気に留めて、できるだけの備えをしておきましょう。

 

差別・偏見

今回、改めて知った、医療従事者への偏見・差別。

病院に着いてまず感じたのが、他の来院者からのギョッという視線。そりゃぁ身構えるよねぇ。申し訳ない気持ちと、腫れ物に触るような視線が悲しい。。

 

その一方で、救急センターの人も、診てくれたお医者さんも、看護婦さんも、薬局の人も、みなさん親身に対応してくれて、本当に感謝しています。

 

それなのに、保育所が医療従事者の子どもの預かりを拒否したり、子供がいじめられたり、嫌がらせされているのは、悲しいことです。感染リスクの高い現場で、第一線で必死の活動をしてくれている人たちには、本当に頭が下がります。

 

彼らがいてくれるおかげで、今、回復している私がいる

そういう人が現場で安心して働けるようにしたいものです。

 

もう一つ、感染者とその家族への嫌がらせもあるんですね。

そういう意味では、よしまるもいじめの対象かぁ。でも、これもよくありません。被害を恐れて検査しない人が出るからです。20代女性の体験記に、今は一人ぼっち、検査しなければよかった。というのがありました。

 

感染したら本当にしんどいし、身近で陽性者がわかれば、いつも以上に注意できるでしょ。知ってるに越したことないよ。

 

それに、軽症でも突然悪化することもあるらしいです。陽性だったら医療機関もすぐ対応してくれるけど、そこから検査ってなると手遅れになりかねません。

 

だから、こういう差別や嫌がらせをなくして、みんなが進んで検査に行けるといいなって思います。

 

あと、うちの夫は、感染したら周りに迷惑かけるから、処方薬が風邪と同じなら、家で籠って密かに治した方がいいのでは?と言います。確かに、周りのことを思うとね…気持ちはわかる。今回も申し訳ない気持ちでいっぱい。

 

でもやっぱり、検査した方がいいと思います。病院で効く薬を処方してもらって、一日も早く治す方がみんなハッピー…ではないかと。

 

ということで、また布団と一体になります。

全快するまで引き続き、家でゴニョゴニョしますが、病院もすぐに診てくれない状況下、自身でも備えておくのをお勧めします。