でっかいどー!美瑛サイクリング

 

旭川から南下し、美瑛をサイクリングしました。

さすが北海道スケール!

絶景だらけで、写真を撮りまくってしまいました。

 

ありえへん寒さ

昨晩泊まった宿のご主人曰く、JR富良野線は、北海道の山手線と言われるほど、本数が多いそうですが、朝夕は1時間に1本、日中は2時間に1本です。

 

朝7:30にJR美馬牛駅で下車すると、当然?ながらよしまる一人。

心細いし淋しい上に、寒~!!

先週まで猛暑だったとは思えません!

 

無人駅のホームに階段はなく、土手を降りるスタイルです(笑)。

ズザザザーッ(滑り降りる音)

 

レンタサイクル『ガイドの山小屋』さんの開店まで、あと30分。じっとしていると寒いので、場所だけ確かめに行きました。

 

霧の中、よしまるとカラスだけ。

 

駅から1分の所にありましたが、やっぱり閉まっていました…残念。

玄関の温度計が、5℃でした。

 

見たら余計に寒さが増して、無人駅舎に戻って暖を取りました。

 

美馬牛の由来

美馬牛って変わった名前ですよね?

ビバウシって読みます。

でも、牛も馬も関係ありません(笑)!

 

アイヌ語のピパウシ(カラスガイの多い所って意味)が由来で、カラスガイは本州では「カワシンジュガイ」のことです。

 

ん?どこかで聞いたような?

前日の旭川市博物館で、穀物の収穫の道具で紹介されていました。

こうやって繋がると、ちょっとうれしいなぁ。

 

ジェットコースターの路

この日レンタルした自転車は、電動アシスト付スポーツバイクでございます。

まずは、ジェットコースターの路に向かいました。

 

8:30、濃霧でなにも見えません!

 

坂を登り~下り~登り~下り~、折り返し地点にきても、まだ濃霧。

 


ガイドの山小屋さん曰く、「朝霧が濃い日はよく晴れる」らしいし、通りすがりの散歩中の女性も、すぐ晴れるよって言ってたけど…

 

まぁでも、これはこれで幻想的です♬

上から眺めると雲海に見えるんてすって。

 

霧が晴れるまで、地元銘菓「おぎ乃」のくるみゆべしを頂きました。

 

ほどなく、霧が晴れてきて、まだ完全快晴じゃないですが、ジェットコースターの路が撮れました!

 

横の景色もすばらしいです!

 

お花畑はスケールが違う!

近くの『かんのファーム』に立ち寄りました。

お花畑を無料で散歩できます。

 

毎年、自費で苗を植えておられます。すごいです!

(HPより引用)

 

ラベンダーの季節は終わり、サルビアなどが、美しい景色を作っていました。

約8.5ヘクタール(東京ドームのおよそ1.8倍)だそうです!

 

 

続いて行った『四季彩の丘』も、お花畑です。富良野にはこういうお花畑がいくつかあります。以前は無料でしたが、今は入場料500円かかります。

 

中国人観光客の大型バスが何台も停まっていて、たくさんの人が訪れていました。

かんのファームよりもさらに広いです。本州とはスケールが違います。

 

 

この広さを毎年…どれだけ手間がかかるんだろう。。でもここは、一人500円で一日数百人は訪れてそうだから…おっと、思わず金勘定してしまった(笑)!このファームはスタッフも多く、十分回っているように見えました。

 

宿のご主人に教えてもらいました。

今でこそ、富良野はラベンダーで有名ですが、1972年の貿易の自由化によって、ラベンダーオイルの価格が暴落し、一時は殆どのラベンダー農家が廃業したそうです。

 

そんな中、ファーム富田さんが、何とか再興しようと、ラベンダー畑を無料開放し、それが国鉄のカレンダーで全国に紹介されて、再び観光客が訪れるようになったのだとか。最近まで、どこのファームも無料開放していたそうです。

 

かんのファームさんは、今も無料でがんばっておられるんですね。

 

白金青い池

続いて、青い池に向かいます。

四季彩の丘から16km、道道966号をゆるゆると登った先にあります。

 

車の量はそれなりですが、サイクリングロードとしても紹介されていて、気持ちのいい林の中を走れます。路面のコンディションも良好です。

ゆるゆる登りですが、なんとも癒されます~♬

 

ただ、信号がありません。(休む暇なし)

少し汗をかいて、着きました。

それに心なしか、電動にアシストされてない気がする…

 

青い池のベストな時間帯は、風の穏やかな、太陽の光をいっぱい吸収したお昼時。

たくさんの人が来てまいました。大きな駐車場に大型バスが何台も停まって、すごい数の中国人観光客が降りてきました。

 

ゾロゾロ。。

日本語が全く聞こえてきません(笑)!

 

ご覧ください、

息を飲むほどの、美しいブルー!

 

よしまるは前日に、宿のご主人から聞いてました。

農業用に川から水を引き込んだ、ため池だってことを。

水中から突き出て、情緒を醸している木は、水を引いたせいで枯れた白樺だってことを。

 

それでも、ド素人が撮っても様になる、

圧倒的な被写体力!

 

そりゃぁ、駐車料金500円払っても見に行くなぁ。これだけ美しいもの!

ため池だなんて、知らないだろうけど…その方がいいと思う。

 

そこから数キロ走って、白ひげの滝を見て、

 

「杖忘れの湯」といわれる白金温泉で、汗を流しました。

 

 

歩人(ほびっと)でランチ♬

お風呂を出ると、1時過ぎていて、腹ペコです。

道道966号を引き返す途中、歩人さんで、ランチをしました。

冷凍肉を使わず、地元の肉を仕入れ、鮮度の高いうちに加工する、こだわりのハム・ソーセージを作っているお店で、全国にファンがいるんだとか。

 

 

想像してたのと違う、香辛料が控えめなやさしい味に、少し驚きました。

美味しかったです。

 

 

ブランルージュでスイーツ

引き続き、道道966号を北上します。

ひたすら同じ景色を走るこの感じ。終わりが見えません。


走り続けて、JR美瑛駅を越えた辺りから、少し登りになります。

やっぱり景色いい~♬

 

坂の上にある、ブランルージュさんに立ち寄って、濃厚なチーズケーキをいただきました。(宿のご主人おススメ)森の中のレストランは、とてもいい雰囲気でした!

 

 

ビーフシチューが美味しいと評判なので、次はランチで寄りたいな♬

 

パッチワークの丘

日が沈む前に、パッチワークの丘に急ごうっと!

と、思った矢先にまた絶景。思わず自転車を停めて、パシャリしてしまいます。

 

いちいち立ち止まっていたら、暗くなってしまうのにー💦

写真でもお分かりのとおり、見渡す限り街路灯がありません。日が沈んだらいきなり真っ暗になって、道を探して進むのも大変だと聞いていたので、少しビビり気味です。

 

とはいえここは「パッチワークの丘」と呼ばれ、これまたいい景色なんですよ!

また立ち止まった(笑)。

 

左右に畑がある農道で、観光地として作られた訳じゃないのですが、本州では見られないような景色なんだよねぇ。。うっとり♬

 

 

それが数ヵ月もすると、白銀の世界になるんだって!

それはもう、美しいんだって。

 

新栄の丘に着いた頃には、大きな太陽が草原に吸い込まれそうでした。

 

急いで帰路につきました。

楽しい楽しい、サイクリングでした。

 

全行程はこんな感じ。

ドライブもいいけど、サイクリングは景色をじっくり見れて、風や空気を感じられて、おすすめです!

 

LCCで安く行ける時代だし、ライド仲間を誘って行きたいです♬