北海道に行ってきました。
今回は安さ重視で、LCCのピーチ航空を利用しました。
いやぁ~安い。
北海道がこれほど身近とは!
これからは年1回くらいの頻度で、行きたいなぁ。
ただ残念なことに、ミニベロで輪行する予定が、直前のトラブルでやむなくレンタサイクルとなりまして。イメトレまでして万全に準備したので、ガッカリ感ハンパなく…空港行きの列車内では頭が真っ白😭。。
なんのための徹夜だったの?
←それは夜まで遊んだせい(笑)!
忘れないうちに、次回のためにポイントをまとめておきます。
以前ANAで輪行した時より、ピーチは注意する点が色々とあるからです。
『安い』なりの面倒が、あるのです
空港に着いたら輪行させてもらえない… なんて嫌だものね。
次よ!次こそマイ自転車持って行くどー!
当日までにすること
1. 自転車荷物の予約をする
ANA輪行は、事前に旅券を購入すれば、当日カウンターで自転車を預けておしまいですが、ピーチ輪行はそうはいきません。
事前に自転車荷物のWeb申請をします。
片道1台3900円の追加料金がかかります。
当日カウンターに持ち込んでも手続き可能ですが、追加料金が5000円になります。
これがANA輪行だと20kgまで無料(つまり無料)。
荷物料金を加味して、航空会社を選んだ方がいいかもですねー。
2. ペダルを外せるようにしておく
ピーチ輪行には特殊ルールがあります。
・ペダルを外す
・タイヤの空気を抜く
輪行をセット/解体する時に、ペダル脱着を自分でできなくちゃいけません。普段滅多にしないので、方法を知るだけでなく、当日に固くて外せない…なんてことがないよう、事前にできることを確認しましょう。
3. 輪行袋に入れる荷物、入れない荷物
自転車関係の装備や工具は、輪行袋に同封できるものと、ダメなものがあります。同じく、機内持ち込み不可のものもあります。どの荷物を輪行袋に入れ、機内持ち込みするかを、予め押さえておきましょう。
バッテリー系の装備(ライト・サイコンなど)
輪行袋に入れてはダメ。機内持ち込みします。
ちなみに、バッテリー全般は発火の危険から、飛行機で運べない荷物の1つです。手荷物検査でチェックされますが、ライトはOKです。(よしまるお試し済)
工具類
ペダルの取り外しに使う工具や、ツールボックスに入れている六角レンチなどは、機内持ち込みNGで、手荷物検査で没収されます。必ず輪行袋に入れましょう。(外したペダルはどちらの荷物でもOKです)
CO2ボンベ
タイヤの空気を抜いて輪行袋に入れるので、到着地で空気を入れる必要があり、CO2ボンベを持参したいところですが、飛行機に乗せること自体NGです。手動ポンプ型の空気入れを持参しましょう。どちらの荷物にも同梱できます。
4. 空気を入れる方法
到着先で、タイヤの空気を入れる必要があります。
空港で?鉄道やバスでの移動先で?
手動ポンプでも用は足りますが、空気入れの貸し出しサービスがあれば便利です。輪行を組立てる場所で、空気を入れることになるので、どこで組立て、空気を入れるか、またその方法を、事前に抑えておきましょう。
都市部なら、空気を入れてもらえる自転車店を押させておくのも手です。
新千歳空港の場合
到着階の案内所にて貸し出しサービスあり。
ピーチ航空は2番出口の案内所です。パナレーサーの黄色い空気入れですよって言われました。型式BFP-pgay2lh、フレンチバルブ対応です。
問合わせ先:0123-23-0111(7:00~23:00)音声ガイダンスで③
関西国際空港の場合
ありません。そもそも関空までの連絡橋を自転車移動できないため、空港で空気を入れるというシチュエーションがないのです。
フライト当日
1. 輪行セットの時間を確保する
恐らくは、空港に向かう列車やバスに乗せる時点で、輪行袋に入れると思います。そのためにかかる時間をみて、出発するのは勿論ですが、加えて、ペダルを外す時間もみておきましょう。
2. ターミナル2への移動
ピーチは関空発着ですが、"第2ターミナル" から出発する点が注意です。
ターミナル2は、鉄道の改札を出て、ショッピングセンターが多いターミナル1の反対側、ホテル日航の方に歩いて、5分おきに出るターミナル2行きのバスで移動します(所要約5分、無料)。
輪行と関係ないですが、初めて利用する人は迷わないように(笑)。
3. チェックインでの注意
まず、ピーチ航空は、自らは出発時間が遅れることが頻繁にあるのに、旅客に対しては時間に厳格なのを、念頭に置いて行動しましょう(笑)。
ピーチ航空は、チェックインは出発の90分前からしか行えません。
試しに、95分前にチェックイン機にQRコードをかざしたら、90分前からしかできません。とメッセージが出ました。厳しい~(笑)。
ANAは、夜のフライトでも朝からチェックインできるので、早めに空港に着いて、自転車や荷物を預けて、身軽になって飲食や買い物ができますが、ピーチの場合、フライトの90分前まで荷物と行動を共にすることになります。
チェックインは出発の30分前に済ませる必要があるので、だったらその近辺でチェックインすればいい…と思ったら危険です。
お土産をたくさん購入する場合など、7kgを越える荷物は手荷物カウンターで預けることになり、そこで並びます(追加料金20kgまで3,050円)。
続く保安検査も時間がかかります。保安検査は出発の25分前までに済ませる必要があるのに、今回も大行列で、ギリギリだったらヤバかったと思いました。さらに出発ゲートも結構歩かされる場所にあります。
時間の余裕を持ってチェックインしましょう。
安全に運んでくれるの?
「LCCだと壊れない?」という疑問、あると思います。
ANAと同じく従価料金の申請ができるので、不安であれば利用しましょう。
ANA輪行では、ベルトコンベアーで運ばれる一般の荷物と別に、スタッフが直接運んでくれましたが、ピーチ輪行でも、荷の上げ下ろしは委託先のANAが行うのと、自転車荷物として別に扱われるため、雑に扱われることはなさそうです。
そのほか
最後に、新千歳空港でビックリすることがあったので、書いておきます。
北海道って滅多に行くことないから、お土産たくさん買おうっと❤
クラフトビール、チョコレート、魚肉加工品‥‥、重いしかさばるので、現地でしか買えないもの以外は、空港で買うことにしました。ところが…
なんじゃこりゃ!
月曜日なのに、新千歳空港の土産店は、どこもレジ待ちの大行列。
店員さん曰く「月曜日なので、これでも空いてる方なんです💦」
数軒回ったら、チェックイン間に合わないってー!
こんな感じでした💦
行列はフライト時間と連動していて、一気になくなったり、できたりしていました。重いから空港で買おう…という考えは捨てた方がよさそうです。次回があれば、お土産をどこで買うかも、考えておこうと思います。
まとめ
LCCって、座席がリクライニングできないなどの不便もありますが、片道5000円台で行ける時もあるし、北海道がより身近になった感じです。
北海道の景色は、スケールが大きくて、美しくて。
そんな場所に簡単に行ける時代なんですね。
ただ、こんな記事を書いておいて、なんですが、、
隣の観光地まで100km以上離れているのが、北海道スケールです。
数日間の旅で、自転車で複数拠点を周るとなると、必死で自転車漕いで丸一日…それでも目的地に着かない、なんてことも。
拠点を一つに絞るか、今回のように、観光地間を電車やバスで一気に移動するのも手です。となると、現地でレンタサイクルする方が楽かもしれません。
北海道はレンタサイクルが充実しているので、今回輪行できなくて、結果オーライだった気もして。。もちろん、マイバイクで走る楽しさもあるけどね。
LCCは安い反面、時間やルールに厳しい面もあるので、輪行するなら、その辺りを押さえて、安く、新しい冒険に出かけましょう~!