よしまるのワードローブに、使えるアイテムが加わりました。
ザ・高級リネンの地味なスカート
我ながらイイ物を作れたと、思っちょります♬
Linen laboさんの「100年リネン」を使いました。
一等亜麻は、材料が限られるだけでなく、上質な糸や布を作れる職人さんが高齢化で減って、10年以内になくなる…なんて言われています。1m3000円の高い布も、いくつもの行程をかけたて成り立っていると知ると、プライスレスな気持ちになります。
既製品を買うと数万円するけど、作れば3000円です。折角なら上質の布で作って、日常でガンガン使っちゃおうかな~って。なんて贅沢なの♬
実際、良い素材で作ると、よしまるのカボチャ作品も馬車になるもんだ、そういう感覚を味わいました。
色はパープルグレー。見づらいけど、少し紫がかってステキなんです。
なにより、この独特のシワと光沢が、自分的には気に入ってます。
さっそく、友人とのランチに着て行きましたが、スカートを履くこと自体、久しぶりだし、気分もあがって楽しいおでけけでした♬
渋めの色は汚れも目立たなさそうだし(これ重要!)、どんな色柄とも合わせやすく、オールシーズン使えるので、1枚持っておくと重宝しそうです♬
備忘・作り方とポイント
スカートって基本、筒を作って、ゴムを入れるだけ、超~簡単。
そこに少し手を加えて、着てて気分があがるようにしました。
■ 材料
・リネン布:25番手(中厚手)150cm幅×1m
・布の色に合ったミシン糸
・2cm幅のゴム:自分のウエスト分
■ 作り方
1.布を水通しします。
リネン地には糊が付いていることが多いので、それを除くためと、洗うと1~2割縮むしシワも入るので、それを踏まえて裁断する必要があります。
2.4つのパーツに裁断します。
3.下図のように、ピンク部分のタックを作り、マチ針で固定します。
Point
ウエストゴムだけだとお腹がポッコリするシルエットになります。タックを入れることで、ウエストをすっきり見せることができます。
Point
タックの数や幅は好みでいいですが、お尻が入るスペースを確保するのを忘れずに!
4.上から5mmの所を直線縫いします。
point
タックは同じ方向に流すのがおススメです。偶数個の場合は、左右対称にすることもできますが、人によってはお腹周りがポッコリするので、おススメしません。
5.中表にして、縫い代1cmで縫い合わせます。
これでスカート本体が筒形になりました。
6.腰布を輪にして、端から1cmをゴム穴を確保して縫います。
7.スカートの上部に腰布を被せ、上から1cmで縫い留めます。
(拡大)
8.腰布を裏側に2つ折りして、端を1cm折り込み、表側から腰布とスカート本体の境目ギリギリをミシン掛けします。(裏面の腰布にもミシンが入っているように調整)
9.試着して、好みの丈を決めたら、三つ折り縫いで始末します。
よしまるの場合は、裾を1cmの縫い代+5cmの三つ折り縫いをしました。
10.ベルトループを作ります。
残った布から、15cm×7cmを切り取り、更に幅3cmずつ5等分します。
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11.片方の端にジグザグミシンをかけたら、三つ折りにして、両端を1mm内側で縫います。これを5つ作ります。
12.ベルトループを、前2カ所、後ろ3カ所、縫い留めます。
まずこのように、表側を上にして、腰布の端から1mm内側で縫い留めます。
後で3cm幅の腰布に2cm幅のゴムが通るよう、なるべく端で縫い留めます。
ループを下に返して、、
下側で縫い留めます。
再び上に返して、、
上側も、腰布の端から1mm内側で縫い留めます。
下側と同様に、上側も折り返して縫い留めます。
ミシンしづらいですが、がんばって!
13.腰布にゴムを通します。
14.最後に、腰紐を作って出来上がり。
腰紐はオプションなので、作らないで、その分丈を長くするのもいいですね。
ちょっとした思いつきで、今回は敢えて長い紐にしています。
ベルトループに2重に巻いて、リボン結びしたり、
このようにタスキにもできるようにしました!
着方によって、カフェエプロンみたいにもなります。