ハートのビッグトート

実は、北海道に行く直前に作ったものですが、作り方を残そうと思いつつ、日が経ってしまいました💦だから色が季節外れかもです(笑)。

 

前にタイベックのリュックを作ったら、家族にもリクエストされて、再び大塚屋にって参りました!

 

だからさぁー、、

あの店入ったら、余計なものまで買っちゃうんだって!

セールワゴンにあった輸入布を、衝動買いです💦

 

 

いつもなら見向きもしないハート柄に、ビビッときました。

大きなトートバックにしたら、超カワイイ気がするぅ~♬

 

大きさのイメージはこれです。

 

こんな感じにできあがりました。イメージ通りで大満足です♬

 

サイドには、500mlのペットボトルがすっぽり入るポケット

内側にはマグネットホック

取り外しできる肩紐をつけました。

 

写真だとわかりづらいですが、大きいです!

うわばみのように、バカスカ飲み込みます(笑)。

 

今、ジム通いに使っている地味なリュックは、息子のお下がりで、だいぶくたびれました。このトートに変えたら、女子っぽくなって、気分も上がりました♬

 

我ながらすごい発見!

どんな感じに作ろうか、ネットを漁っている中で発見しました。トートバックと一口に言っても、縫い合わせ箇所やマチの作り方によって、丸っこくなったり、カッチリ四角になったり、ペランペランになったり。出来上がりが全然違うんです。

 

おもしろいなぁ。。

例えば、帆布などの厚手な生地は、一か所縫い合わせると、その部分がさらに分厚く、芯が入ったようになります。側面4カ所を縫い合わせれば、4本の柱でバッグを自立させることも可能です。あわせて、カチッとした仕上がりになります。

 

だから、荷物を入れて持った時に、どんな表情になるかを想像して設計しました。時間はかかるけど、気に入って使うためには、そこは改めて大事だなって思いました。

 

あと、柄物なので、模様がずれると見た目が変です。ポケットだけハートが横を向いてたら、おかしいですもんね? 設計の段階で、パーツが重なる部分の模様の向きや位置を考えて、裁断しました。

 

 

ということで、設計に時間をかけた力作です、ムンッ!

布が殆ど余らず、ワイド幅(140cm)の布なら50cmあれば作れますよ~。縫い合わせも極力なくして時短しました。作り方を紹介します。

 

こういうノウハウを少しずつ身につけて、いつか自分の作りたいモノを、チャチャッと作れるように、なれたらいいな~♬

 

作り方

寸法:H:約37cm、D:約20cm、W:底辺約36cm&上辺最大56cm

 

■ 材料

・表布&裏布:各、幅140cm×長50cm

・取手&肩紐:好みの長さ

・金具:(好みで)

 

■ 作り方

1.布を裁断する

表布と裏布を、図のように裁断します。印もつけておきます。本体は、表布と裏布を重ねて一度に裁断すると、時短できます♬

 

ポイント①

外ポケットの柄と、本体側面の柄が合うように、外ポケットを裁断しましょう。

 

ポイント②

布の左右は、端から1cmを縫い代として使いますが、ほつれないよう始末がされており、そこだけ色柄が違います。写真だと白いですね。

この幅は布によって異なり、1cmを越えると本体にはみ出してしまうので、縫い代内で納まるよう、型紙を調節してください。

裏布は、内ポケット分も裁断します。

 

本体と外ポケット(表布を裏から見たところ)

 

 

今回は、予め接着芯がついていましたが、カチッと仕上げる場合は、必要に応じて接着芯を貼り付けます。このサイズのトートの場合は、中厚手~がおすすめです。

 

2.外ポケットを縫い合わせる

外ポケットの表布と裏布を中表で重ね、上辺を縫い代5mmで縫い合わせます。

 

 

表に返して端から2mmを押さえ縫いします。

 

 

3.外ポケットのマチを作る

図のように、ポケットの幅が23cmになるように、中央を1cmずつ織り込んで、下部を端から5mmでミシンがけして固定します。

 

4.外ポケットを本体に縫い付ける

それを図のように、本体に縫い付けます。

 

 

 

5.内ポケットを作る

内ポケット用の裏布を、このように袋縫いします。

本体(裏布)に縫い付けます。

 

場所は好みですが、よしまるは上から11cmの所にしました。

 

 

6.本体の表布の両サイドを縫い合わせる

こんな感じの筒ができます。

 

裏布も同様に作りますが、ここで忘れずに、10cmほど開口部を作っておきます。

 

 

底部分も縫い合わせます。

片サイドだけ1cmはみ出しているので、切り込んでから縫い合わせます。

 

7.取っ手や肩紐のパーツをつける

本体(表布)に、取っ手や肩紐のパーツを縫い留めておきます。

上からみたところ


8.本体の表布と裏布の袋の口部分を縫い合わせる

こんな感じになります。裏布に作った開口部から、ひっくり返して、表側が表面にくるようにします。

 

こうなりました!

 

開口部を縫い合わせて始末します。

 

9.上部を始末して(紐の補強など)、できあがり!

 

家族から「市販品みたい」と言われ、「本当にぃ?」と鼻の下伸び伸びです(笑)。

早くも娘に取られかけてます。。(笑)