お盆ソーイング祭り、イェーイ♬
よしまる狂ってます、、ミシンカタカタが止まりません!
何がオイラを突き動かすのか?
今回は、それぞれの布に、作りたいイメージが鮮明だからなのか?
スカルキャップ、レギンス、Tシャツ…に続き、かばんを作りました。
タイベックっていうんだけど、とても面白い素材なのです~❤
は?タイベックって、なに?
タイベックとは?
建築資材で聞いたことがある人もいるのでは?
よしまるは、じぶん家をDIYした時に知りました。
木造家屋の壁に貼られている透湿防水シート、 アレです。
布屋さんで売ってるなんて、ビックリだよ~
タイベックは、大手ケミカル企業、デュポン社の登録商標です。見た目は和紙にそっくりだけど、実はポリエチレンの不織布。燃えるゴミで出してはいけない、プラスチックの類です。
その性質が面白くて~
引用:デュポン社HPより
紙のように軽くて、でも防水性があって、一方で透湿性もある。。
どーいうこと?
つまり、ゴアテックスみたいな、高密度繊維ってことです。
それから、紙みたいなのに、手で破こうとしても、よしまるの力ではビクともしません。カッターでシャーッとやると、簡単に切れます。
用途としては、建築材料の他にも、薬品やウィルスに耐性があるから、化学防護服や農業資材に使われていたり、防水紙として、アメリカの速達用封筒や、ニュージーランドの免許証に使われていたり。
でも布とはね。。恐れ入りやした。
まだ色柄は豊富じゃないけど、これから出てくると思われます。
加工のポイント
この軽い、丈夫、防水特性を生かして、かばんを作りましたが、普通の布とは、作り方を少し変えた方がいいと思ったので、紹介します。
クシャクシャにしてから加工する
元はツルツルしていますが、皺がつきやすい、まさに紙です。この風合いを出すために、予め皺々にしてから作りました。作ってからクシャクシャにすると、形が崩れるだけでなく、細かい部分はツルツルが残って、変な仕上がりになると思います。
えーい、これでもかぁー!これでもかぁーっ!
ふぅー、手が疲れてきました。
そこからは、足でうどん踏みの刑にしてやりました(笑)!
シワシワになって、一回り小さくなりました。このサイズで裁断します。
マチ針はダメ、糊を使おう!
普通の布は、マチ針で形を決めてからミシンですが、こちらさん、一度穴が空くと二度と塞がりません。いわゆる、失敗が許されない輩です。よしまるはマチ針の代わりに、スティック糊を使いました。写真は補強布の端を織り込んでいるところ。
場所によっては、セロテープも使えました。剥がしても破れません!
かばんを作ってみた
リュックと手提げの2wayにしてみました。
無機質でカッコよくない~? 我ながらご満悦です♬
早速、ノートPCやら色々と入れて、仕事場に行きましたが、紙っぽさから想像できないほど、丈夫でしっかりしています。
帰りは、ゲリラ豪雨に見舞われましたが、防水もバッチシ!さすがタイベックぅ~♬
今回も思いつくままに切って縫って、型紙とか作り方とかゼロですが、参考情報を少し書いておきます。
袋本体は、タテ50cm×ヨコ40cmのパーツを2枚、縫い合わせました。
(ノートパソコン、A4ファイルを入れる想定)
底部分に5cmのマチを設け、開口部は無加工、敢えて切りっぱなしにしました。
ハンバーガーの紙袋みたいに、クルクルと丸めて口を閉じるイメージ(笑)。
リュックの肩紐と持ち手は、幅10cmの布に綿を挟んで縫い合わせました。出来上がりの紐の幅は約4cmになります。
肩紐は、こんなパーツを作ってから、本体にギザギザに縫いつけました。
破れには強い布ですが、針や刃物系の裂けに弱いので、ミシン穴が致命傷となる可能性があります。本体と紐の接続部は、全て補強布を入れました。
肩紐は、長さを調節できるようにしました。
ちょっと異素材感をだしてみようかなと…♬
開口部を、家に余ってた皮と金具で、ベルト閉じにしました。
いやぁ~、アホみたいに軽いですな(笑)。
92gって!
ほとんどが金具や革の重さだと思う。
幅107cm×100cmで1,000円也、これで鞄1個を作りました。
今ネットで検索したら、よしまるが作ったのより2回り小さいタイベック鞄が、1万円超で売られていました。
ソックリなのもありました。真似してないよぉー(笑)💦
ほかにも、色んな鞄が販売されてますねぇ。
これから流行りそうな予感、タイベック。。
ペンでお絵描きもできるし、洗濯もできる。
使えるし、楽しい素材でした。