【大和川を食す】たんぽぽの葉のソテー

 

平日の午後、仕事を早退して大和川へと向かいました。

ムフフ、食材採るもんね~♬

えっ、まだ大和川シリーズ続いてたんだ。。

 

そこまでする?

するんだよっ!だってこの季節しか生えてないんだもん。

 

だがしかし。。

大本命のノビルが、一つも見つからず😿。

ベトナムの人達が採りつくしたのか? よしまるが見つけられないのか?

 

なんにせよ大和川は、一週間前と景色がガラリと変わっていました。

野草恐るべし。。

草丈20cmほどだったのが、腰まで伸びていました。

ノビルは埋もれたのか?他の野草に淘汰されたのか?

 

実はこの日、行きに自転車がパンクする厄災に見舞われ。。

それで収穫ゼロなんて、年休取って収穫ゼロなんて、悲しすぎます。

 

このまま帰れるものかっ!

フフン♬ こんなこともあろうかと、他の候補も考えてあったのデス。

 

その一つ、たんぽぽです。

 

西洋タンポポの凄さ

西洋タンポポは、明治時代初期に、札幌農学校(今の北海道大学)で食用の試験栽培のために米国から持ち込まれ、野生化して全国に広まったものです。

 

日本でも在来種が食されていましたが、ヨーロッパでは野菜として栽培され、西洋医学の薬でもあります。他にも、漢方の蒲公英、インドのアーユルヴェーダ、アラビア医学でも使われています。サプリメントも売られてますよね。

 

たんぽぽの凄さの一つは、根、茎、葉、花、全草に薬効があることです。

主な薬効成分をまとめるとこんな感じ。

 

試しに葉っぱと根っこをかじってみました。

うっ、苦い!

これが効くのねぇ~

 

注意)

野草を食べるときは、似た毒草を調べて、確実に見分けがつくものだけを採ること。試しにかじるときも、生で大丈夫か調べる。これを徹底しましょう。

 

腸炎、関節炎、急性肝障害、肺炎を含む様々な疾患で、効果が実証されており、抗炎症、抗酸化、抗腫効果があるそうです。他にも利尿作用・解毒作用、ホルモンバランスを整え生理不調や母乳排泄をよくする効果、幅広い抗癌作用など、盛りだくさん!

 

ん?最近聞いたような。。

スギナだっ

 

ヨーロッパでは食用として、葉茎や花を、サラダ、スープ、ワインやお茶に、 根は焙煎してコーヒーの代用にされています。

 

さぁて、どう料理してやろうかしら。

ワクワクしてきました♬

 

たんぽぽの葉ソテー

まずは、葉をソテーにしました。

 

■ 材料

・タンポポの葉:60g(洗って水気を切った状態)

・にんにく:1片(みじん切り)

・オリーブオイル:大1

・塩、コショウまたはクレージーソルト

 

■ 作り方

1.フライパンに、オリーブオイルとにんにくのみじん切り入れ、香り立つまで中弱火で加熱します。

 

2.タンポポの葉を加え、油でコーティングするように混ぜ、しんなりするまで火を通します。どうでしょう?こうしてみると、なかなか野菜っぽいですよね!

 

塩コショウで味を調えたら、できあがりです。

 

実食

美味しそうじゃないですかっ!

どれどれ~?

 

「今回はなに?」

最近なぜか、よしまるの営みに興味深々な娘。

食べる専門ですけどねっ(笑)!

 

パク。。

はじめのうちは、にんにくの香りがメインの、よくある青菜炒めです。

ノビルやよもぎのような風味もゼロ。こんなもんか…

 

ところがしばらくすると、

うぅ、苦い!

 

大人の味なのでしょうか?

よしまるはお子ちゃまだからぁー💦

たくさんは食べられないな。

 

「苦いのは根元部分で、上の葉は苦くないよ」

ほんとだ。

娘、あんたエライ!

 

この苦味が薬効成分ではありますが、美味しく食べるのだったら、根元部分を切り落として使うとよいと思います。

 

感想。

イケるな。

 

ちなみに、生葉もフツーに食べれました。しかもソテーほど苦くない!

夫が作った夕食の一皿。まんま乗せてますが、クレソンっぽくてよきでした。

 

フフ、また一つ、大和川の食材が増えました。