週末、インフル明けの師匠とぽたりんぐしました。
病み上がりでどれだけ走れそうか聞いたら、150kmって返ってきてビビりました(笑)!そうだった… 師匠は常人じゃなかった。。病んでないよしまるでも大変な距離~💧
桜はほとんど散ってしまいましたが、この季節、どこを走っても、花🌸、花🌸、花🌸~♬ 春の陽気と景色とグルメ、とーーっても楽しかったです!
まずは王寺駅まで25km走って、新王寺駅のサイクルトレインに乗車。
タイミングが悪くて待たされましたが、
師匠「こういう状況も楽しめばいいかと」
だよね、そうでなくっちゃ!
つい後の予定を考えてしまう、せっかちな自分に気づかされました。
とはいえ、西田原本駅に着いたら、もう11:30で。
まずはランチにしました。
寺川沿いの桜並木を走って、おにぎり屋さんへ。
NARACOCO
ふっくらした美味しいお米で、食材にも拘っているようで、体にも良さそうでした。
耳成山公園を通って、藤原宮跡に向かいます。
耳成山の南側に池があって、そのさらに南側から池越しに耳成山を望むと、桜並木が池に映って素敵なハズ…だったのですが、残念ながら葉桜になってました。
1週間早ければ、満開の桜を拝めたのになぁ!
続く藤原宮跡も、菜の花が満開って口コミだったのですが、
菜の花ありませんでしたぁー(笑)!
とはいえ、ほのぼのとした春の景色に癒されました。
さて、今日のお目当ての一つ、
和菓子たべるどー!
この界隈、リーズナブルな和菓子の老舗がたくさんあるので、目移りします。
注文してから焼くみたらし団子や、きな粉餅、フルーツ大福、等々♬
今回は、小麦餅?を食べに行きました。
さなぶりや の、さなぶり餅♬
まんまかーいっ!
さなぶり餅は、もち米と全粒粉を半々で混ぜて作ったお餅です。
「さ」は田の神、「なぶり」は”昇り” が訛ったもので、田んぼの神様が天に昇るという意味だそうです。田植えの無事を感謝して神様にお供えしたんだって。
にしても、素朴な疑問。
どうして田んぼの神様なのに、麦なの?
あとで調べてわかりました。
奈良盆地では7月初旬、小麦の収穫と田植えが共に一段落するので、麦と米の両方でお菓子を作って、一休みしたんだそうです。
柔らかいお餅の中に、全粒粉の粒々がプチプチして、楽しい食感♬
お餅の風味もしっかり感じるし、とっても美味しかったです
さなぶりやさんの目と鼻の先に、おふさ観音 があります。
「おふささんって女性の名前じゃない?」
気になって行ってみると、、むむ?門の中が赤い!
中に入ってさらにビックリ!
一面赤ちょうちん。
奥に進むと、カラフル提灯。
メルヘンだわさー!
さらに奥には庭園があって、池でたくさんの亀が日向ぼっこしていました。
おふさ観音の由来は、江戸時代に地元の娘おふささんが、池のほとりを歩いていたら、観音様が現れ、それが奉られたのだそうな。
これだけの数の提灯(1000個あるそう)を毎年飾り付けるのって、お寺の方はすごい重労働だと思います。ありがたいことに無料で開放しています。
受付の人曰く、4月は提灯、5月はバラ、6月は紫陽花、夏は風鈴と、季節毎に楽しませてくれて、さらに夜も、決まった日に提灯を灯してくれるそうです。サービス精神の塊のようなお寺ですね。別の季節にも行ってみたいです!
続いて、みるく工房飛鳥さんにおじゃましました。
この日は暑くて、たくさんのお客さんがアイスクリームを頬張っていたけど、チッチッ、よしまるのお目当ては違うんだ、、蘇 です。
よしまるの好物!
80gの小さな塊が、立派な化粧箱に入って、1250円もします。
蘇(そ)って、そっそっそんなにするんですかっ!そーなんですか!
なぜって?
搾りたての生乳を煮詰めて、焦がさないように混ぜ続けること7~8時間、茶色く1/10量になるまで水分を飛ばすという、とんでもない手間がかかるから。
そんなわけで、国内で蘇を作っているお店は、数えるほどしかありません。
チーズの元祖と言われ、シルクロードから伝わったといわれる蘇は、飛鳥時代、一部の貴族や高級官人しか食べられない高級食材でした。
ロマンじゃーん!
要冷蔵かつ賞味期限1週間(できれば数日で食べきる)なので、保冷剤と一緒に持参した防寒着に包んで持ち帰りました。
これ、そのまま食べると、チーズというよ甘くない生キャラメルです。
口に入れると、濃厚なミルク味が広がります。でも甘くない。
これを美味しいと感じるかは、分かれると思うけど、よしまるは好きです♬
そのまま食べても美味しいけど、アレンジもおすすめです。
左から、黒コショウ&オリーブオイル、塩、はちみつ をかけました。
塩は、チーズみたいな味。
はちみつは、高級なお菓子って感じです。
どちらも甲乙つけ難いけど、娘は塩派、息子ははちみつ派でした。
そこから、飛鳥周遊歩道の、のどかな道をポタポタ。
この時期、一面にレンゲ畑が広がって、菜の花の黄色、レンゲのピンク、草の緑のコラボが見事でした。
ねっ!
最後に、cafeことだまさんに寄りました。
ここで思わぬハプニングが。
すごい人気店のようで、30分以上待った後、
席についてパフェを注文してから、さらに40分待ちました。
待ちくたびれてきた…
しびれを切らして店員さんに「パフェ注文して40分待ってますけど、まだですか?」と訊ねると、「え!?」とびっくりしてました。
たぶん…忘れられてた?
まぁ、こういうこともあるよね。
そのあとすぐに、パフェがやってきました。
たんまり乗った苺はどれも甘くてジューシーで、美味しかったです!
食べ終わると、もう16時で。
仕方なく輪行して帰りました。
この日のルートはこんな感じです。
西田原本駅からスタートして、橿原神宮前駅のゴールまで18km。
総距離は50kmもないけど、家についたらバタンキューでした。
予想外に時間を取られて、あまり回れなかったと思ったのに、振り返ると色んな場所に立ち寄ったもんです(笑)。
あーっ、楽しかった!
このルート、桜が満開の日に、リベンジしたいと思います。