最近、ちょっとした感動がありました。
おばさんライドで拾ってきた、桜の落ち葉です。
赤く色づいて、THE・秋!って感じでしょう?
雰囲気がいいので、リースを作ろうか悩みましたが…ここは元々の目的どおり、
草木染にチャレンジだすっ
桜の落ち葉から、桜色が取れるという情報を、ゲットしたんだすっ
早速、煮詰めて染液を作ります。
みるみる色が抜けていきます。ワビサビ…
茶色いゾ。これで桜色に染まるのかなぁ?
取り出した葉は、赤色がすっかり抜けて、黄色一色です。
『赤色』を出すには、タマネギの皮を染めた時の、焼ミョウバン媒染ではなく、染液を酸性にするようです。染液に重曹を加えて、ヤーンを煮詰めました。
案の定、茶色い。。
乾かしてもやっぱり茶系。玄関マットのパーツになりました。
2番液という方法
2番液だと桜色を出せる、という情報を見つけたので、試しました。
1回目の煮汁を1番液、水を替えて、もう一度煮だした汁を2番液といいます。正直、赤色が抜けたカスカスの黄色の葉で、何か抽出できるとは思えないけど…
あらビックリ!
なぜか前より濃い液が取れました。しかも赤いの!
左が1番液、右が2番液です。2番液の方が濃いでしょう?
こ、これは期待できます🤤
うぉぉー、布が濃いワイン色になりました。
仕上がったのがこちら。渋い桜色になりました!
日本の伝統色でいう、臙脂鼠(えんじねず)色を、少し薄くした感じです。
3番液、4番液で染めると、淡い桜色になるようですが、今回は濃いめに染めたいので、これがベストです。
正直、落ち葉からこんな落ち着いたピンクが取れるとは、驚きました!
それが、赤い葉から煮だした1番液じゃなく、黄色い葉で煮だした2番液から取れるというのも、とても不思議で、神秘的で、うれしい体験でした。
草木染、ますますハマってまぅ。
2番液から取り出した黄色い葉は、しばらく経つと、こんな色に変わりました。
なんてこった、まだまだ3番液も取れそうです(笑)。