子供に資産を残す方法

f:id:naru443:20200803233132p:plain

 

今回は、子供に資産を残す方法についてです。

 

マッキンゼーの予測では、2030年には日本人の労働者の半分が転職を強いられるそうです。大変過酷な状況が目の前に迫っています。

 

となると、私達の子供世代は一体どうなってしまうのでしょうか?

どんなに努力して高学歴を得ても、将来が保障される可能性はとても低いです。

 

経験がものをいう職業は年配者で占められ、デスクワークの多くはAIやビックデータがその地位を奪い、顧客接点の仕事も無人店舗、無人配達車にとって代わられる、そんな時代が迫っている危機感を感じています。

 

次の世代にとって、より過酷な時代となりそうです。

 

私の子供のライフプランを作ってみました。

大学卒業後、幸運にも職につけたとしても、手取り10万円が関の山だとして、一生独身、家賃5万円の賃貸に住み、生活をギリギリまで切り詰めた結果、30歳頃に破綻し、後は大借金地獄となってしまいました。

f:id:naru443:20200803234504p:plain

 

びっくりしました。

過去にかけてしまった生命保険で、私が死んだら多少のお金が手に入っても、私が100歳まで生きれば子供は70歳位、すでに借金地獄の最中で立て直しようもありません。

 

この過酷な状況は、子供の努力で何とかなるとはとても思えません。

となると、子供こそ複利の力で長期に資産運用して、来るべき職業難の時代に備えた方がよさそうです。

 

子供には投資で資産を残す

投資家は世界的流行の「ESG」を資産運用に取り入れるべきか | 山崎元の ...


資産の残し方にはいろいろあります。

預貯金、保険金、投資、不動産・・・。

 

この中で、先ほどのシミュレーションを想定した場合、少なくとも20年後には、生活費相当のお金を継続的に確保できる方法でなければなりません。

となると、可能性があるのは、投資 です。

 

でも、自分名義で口座を作ってそれを将来子供にあげるとなると、多額の贈与税が取られてしまい、必要額の確保が難しくなります。

例えば、2000万円を贈与する場合、約700万円も税金で取られてしまいます。

これでは何のために頑張って資産運用したのか、意味がなくなります。

 

となると、はじめから子供の名義で口座で積立て運用する のがよいと思います。

 

子供の投資口座は何歳から作れるか?

調べてみると、SBI証券では 満15歳から 投資口座を作れるようです。

私の娘はあと1年弱。もう少しだけ待ってスタートしたいと思います。

 

f:id:naru443:20200801235652p:plain

 

子供の銀行口座も作る

f:id:naru443:20200804005745p:plain


あと、投資口座を作るだけでは、もしかすると贈与税を取られる可能性があります。

子供とか関係なく、口座開設にはマイナンバー必要ですから、そこから資金源を辿って税金かけられるかもしれません。

 

私が現在考えているプランはこうです。

①住信SBIネット銀行の口座を、子供名義で作る。

②住信SBIネット銀行の口座に、贈与税が取られない年間110万円を、ドル建てで入れる

③住信SBIネット銀行から、毎月約10万円弱(1年で110万円になるよう)SBI証券の口座に移して積立て投資していく

 

できればこの過程を、子供と一緒にみていけば、お金の勉強にもなるのではと思っています。

 

 

なぜ、住信SBIネット銀行を選んだかというと、これから日本の人口が減る中で、円の力は弱くなると思っています。

なので、ドル建てで運用した方がよい。

SBI証券で口座を作るなら、住信SBIネット銀行でドル建てで預金すると、無料で証券口座に送金できます。

 

また、住信SBIネット銀行であれば、24H、街中で扱うATMが多くあるので、万が一引き出す必要がある時も、融通がききそうです。

 

まとめ

 

いかがでしょうか?

 

2030年には日本人の労働者の半分が転職を強いられる、大変過酷な状況が目前に迫っています。子供世代にはより厳しく、努力ではどうしようもないかもしれません。

 

ギリギリまで切り詰めた生活をしても、何もしなければ破綻が目前です。

子供こそ複利の力で長期に資産運用して、職業難に備えた方がよいと思います。

 

その方法として、積立て投資がよいと思います。

また、税金対策で、投資口座は子ども名義で作るとよいと思います。

 

こうした過程を子供にも見せることで、実践でお金の勉強ができるのもよいと思います。

 

満15歳から 始められる投資。

 

お子さんがいる方は、一度考えてみてはいかがでしょうか?

(投資はあくまで個人の判断です)