娘と九州プチ旅行♬(2日目)

 

娘と九州プチ旅行♬(1日目)からの続きです。

 

大観峰の景色を眺めた後、再びカルデラに降りました。

 

年の神水源

名前から「その湧き水を飲むと長生きできる」水源があるんじゃない?と、空っぽの水筒を用意して向かいました。

 

カーナビにも載っていないニッチな場所なのね、ワクワク♬

迷って迷って、どうやらここらしい場所に着きました。

近所の公園の池って感じです。

 

あれ?鯉が泳いでる。。

飲めるのか?

 

飲めないらしい (笑)

水源の立札はないのに、飲めない立札はあるってことは、、よしまるのように飲みに来る人がいるってことでしょうか😅。

 

公園を整備している人に聞いてみると、やっぱり。

「いやいや~飲めないでしょ!近くで飲める場所?うーん…聞いたことないねぇ…」

 

がっかり。

まぁこれも旅の醍醐味です。

それにかつては、地域の生活を支えた水源だったそうです。

 

原尻の滝

年の神水源で迷走したので、時間をかなり使ってしまいました。先を急がねば!

去年行けなかった、東洋のナイアガラこと「原尻の滝」です。

 

のどかな農地や民家が広がる平地に、突然現れた大きな滝。こんな場所に滝?

実物のナイアガラの滝を見ているよしまるには、かなりミニチュア版でした(笑)。それでもなかなか大きくて、見ごたえがありました。

 

日本の滝100選に選ばれたこの滝は、9万年前に阿蘇山の噴火で流れた火砕流が、谷に流れ込んで堆積して冷え固まった後、再び水が流れ始め、途方もなく長い年月をかけて浸食された賜物でありました。

 

川下の橋からも見られます。

 

 

ガニ湯

川沿いにある、伝説の天然露天風呂に行ってきました。

長湯温泉街の中にあります。

 

かなりぬるくて拍子抜けでしたが、本来ここ一帯は、日本一の炭酸泉湧出量と、花王のバブの7倍の炭酸濃度という、驚異的な温泉なのでありますっ

 

ミラー破損事件

そして、今回の旅で最大の受難が訪れました。

 

広い敷地で車をバックして切り替えていたら、

バコンッ! やらかしてしまった大きな音がしました。

助手席のミラーが、ない!

 

日没間近の阿蘇の山の中で、早く帰らないとと焦っていました。

後方をしっかり確認せず、木の電柱にミラーをぶつけてしまいました💦

 

ずっと安全運転を意識して走ってきたのに、ここにきて気が緩みました。

バカだな私。折角の娘との旅行なのに…

 

とりあえずレンタカー屋さんに電話。

緊急コール先を案内されて連絡。

 

電話先の女性から、淡々と説明されました。

「物損による修繕などは、保険が適用になりますが、ミラーがないと自走不能で、店舗までレッカー配送となります。その場合、1km700円の費用が発生します」

 

!!!!!

店舗まで160kmもあるし。おいくら万円!?

周囲にバス停も駅もないのに、レッカーされたら、どうやって帰ればいいの?

正直、ここまで大ごとになると思っておらず、目の前が真っ暗になりました。

 

「まずは警察に事故連絡してください」

警察ですか?

初めての事故で、これからどうなるのかわからずドキドキしてきました。

 

「落ち着いて。きっと大丈夫だから」

娘が何度も声をかけてくれて、救われました。

 

40分待ってパトカーが到着。

もうすっかり暗くて、人気もなくて、パトカーのライトにホッとしました。

「すみません、すみません」と言い続けてた気がします。

 

名前や住所、状況説明を手短に済ませると、

「はい、終わりました。もう帰っていいですよ、大変でしたねぇ。」

意外とあっけなく終わりました。

 

ぶつけた電柱は破損していないようでした。

おまわりさんがとても優しく、気遣いの言葉をかけてくれて、気が張りつめていたよしまるは、涙が出そうでした。

 

ただ、、

「ミラーがないと自走不可で、レッカーと聞きましたが…」

「あっ、そうですねぇ…」

「(泣きそう)ここからどうやって別府まで帰ったらよいでしょうか?」

 

すると、おまわりさんが、

「可能性は低いですが、自走できるか相談してみます」

「もし自走不可になったら、帰り方を一緒に考えましょう」

 

ミラーを調べ、どこかに電話をしに行き、暫くすると、

近所で布テープを買って、ミラーを固定しましょう」

なんと、落ちたミラーを拾って、テープでしっかりと固定してくれました。

幸いにも、鏡面の破損が少なく、固定して使えるという判断をされました。

 

「これで自走できますよ。明日は別府旅行でしたね。いっぱい楽しんで、いい思い出を作ってくださいね~!そして安全に帰ってくださいね

なんて優しい…涙

 

こんな私が、レッカーもされず、残りも旅行していいなんて。少し前まで想像もしていなかったのに。よしまるが100%悪いのに。それでもこの辛い状況に、優しく手を差し伸べてくれる人がいて、本当に本当に救われました。

 

別府への帰り道は、娘が「次右だよ」「左にカーブね」と細かく声をかけてくれて、相当心配させちゃったなって思いました。

 

無事に別府に着いて、二人ともバタンキューでした。

3日目に続く。