ブラボー!阿蘇を自転車で走る

前週の福岡に続いて、

翌週も全国旅行支援 を使って、阿蘇と別府を走ってきました。

(ブログを更新してなくて、かなり前の話)

 

また自転車を担いでね♬

輪行バンザーイ!👏🏼

週末を最大限利用した、サラリーマンお助けフェリーの旅です。

 

阿蘇ライド、気持ちンよか~!

今回は、ジム仲間のポチさんが、一緒のフェリーで帰省したので、現地1日目は阿蘇山の大観峰まで車に乗せてもらい、そこからスタートしました。

 

大観峰は、阿蘇の外輪山の最高地点。内輪山や中心を一望できます。

 

火山だから、外輪山の中に人は住んでないと思っていたので、びっくりしました。たくさん民家があるし、電車も走っていました。人間ってたくましい…😱

 

たぶん、数日かけてヒルクライムするのが大道だけど、よしまるはズルして頂上からスタートだから、ちょっぴり後ろめたいのと、こんな所に一人で来てしまった、いつもの不安が襲ってきました。

 

とはいえ走り出せば、一瞬で忘れちゃいます(笑)!

ただもう感動~!

だって、悠々と続く広野原はスケールが大きすぎて、日本じゃないみたいな変な感覚です。自分がちっぽけに思えるのが、なんか嬉しい。

 

頬に受ける風、草のにおい、どこまでも続く景色、全身で味わって走る気持ちよさは、言葉にできません。自転車でこそ味わえる醍醐味だよね。

 

下りと思って舐めたらアカン…

ただ、下るだけのラクチンライド♬…と思っていたら、裏切られました(笑)💦 そりゃぁ山だもんね、アップダウンだらけ。しっかり登りもありました。それに、ダウンも長ければ、アップも延々と続くので、結構ヘトヘトでした。

 

いつか、数日かけて、麓からじっくりと走りたいな。

そのためにもっと体力をつけようって、目標ができました。

 

珍百景もあり(笑)!

途中、なにコレ~!スポットもありました。阿蘇のシザーハンズさんが50年かけて作った作品が無数にあって、ある意味別世界!🤣 

興味のある人は、千羽鶴鹿公園 で検索してみてください。

 

鍋ヶ滝

立ち寄ってよかったのがこちら。

大観峰から20km北の、鍋ヶ滝に行ってきました。

滝を裏側から見れる、珍しい滝です。

 

駐車場で自転車を止めて、数分階段を下ると、大きな滝が現れます。

 

ワォ~!

幅20mある横長の滝は、日の光に輝いて、とても美しいです。


裏側もすっごく楽しい!

 

裏側の空洞はかなり広くて、約9万年前の巨大噴火でできたそうです。水のヴェールを通して見る外の景色が神秘的でした。

 

マイナスイオンをこれでもかってほど浴びて、お肌しっとり、よしまるご満悦❤

 

写真を撮る人、水に足を浸す人、たくさんの人が思い思いに楽しんでいて、和やかなひとときにも癒されました。

 

花カフェ

鍋ヶ滝への道中、花カフェさんにフラッと立ち寄りました。

 

軽くお腹に入れようと、500円のお粥スープを頼んだら、小さなカップで、なにこれ~、観光地価格? 全然腹の足しにならないじゃん…ガッカリ。仕方なく追加で700円のコロッケサンドを頼みました。

 

すると今度は、大きなプレートが出てきました。200円でこのギャップ(笑)!

コロッケサンドがプレートからはみ出てるし~🤣

 

大きなコロッケサンドが2つ、結構なボリュームでしたが、揚げたてホクホクで美味しくて、ペロッと胃に収まりました(笑)。

 

デザートのマンゴープリンは、「マンゴーアレルギーなので」とお返しすると、女将さんが代わりに黒砂糖プリンを持ってきてくれました。

 

も、も、ものすごく美味しい~!

ミルクが凝縮されたような、固くて濃厚なプリンに、黒糖蜜がたっぷり。これ単品でも十分生きて行ゆけるのに、サンドのお付きの者とは贅沢な…。

 

ふぅ~、満腹です(笑)。

 

レジへ行くと、

「500円です」

はい? 正直者のよしまるは、

「計算間違ってますよ。500円のスープと700円のサンドを頼みましたから」

と指摘しました。ところが、

「いえ、コロッケサンドはあのプレートにスープが付いて、500円なんです」

 

なんと、スープ1杯で500円。それにコロッケサンド2個とデザートを付けても500円という、謎の価格設定(笑)。しかしこの量と美味しさで、ワンコインって安すぎです!採算合うのかなぁ💦

 

思いがけずいいお店に巡り合えました。窓からの眺めもよきでした♬

 

九重“夢”大吊橋

午前中にドライブで立ち寄りました。

歩道専用の橋では『日本一の高さ』だそうです。

 

橋から見た景色は、遠くまで見渡せるスケールも素晴らしいですが、大きな滝もあって。写真からすごく深い谷だって伝わるでしょうか?こんな場所にどうやって橋を作ったのかなぁ?と、想像しながら歩きました。

 

感動したことがもう一つ。

”夢” という名のとおり、たくさんの人の思いが込められた橋でした。

 

時は1956年、ある若者が商店会で「谷に吊り橋をかけりゃぁ、滝も紅葉もきれいにみえるぞ」と提案しましたが、こんな深谷に橋なんて夢物語だと、30年放置された後、再び町興しの一環で建設要望が上がり、1993年に町の観光振興計画に盛り込まれました。

 

でも当時は、技術もお金もなく。。

総工費20億円には補助金がつかず、町だけでなく、地域住民や有志がお金を出し合って、ようやく2004年に着工、2006年に開通と、途方もない年月を経ています。地域の人々の町興しの夢が、何世代にも渡って紡がれた、奇跡のような橋でした。

 

長い年月の間には、本当に実現するのかって不安や、反対する人もいただろうし、想像つかないような壁を越えてきたのだろうと思うと、涙が出そうでした。

 

総工費の内7.3億円は、地域再生事業債に頼ったものの、毎年数百万人が訪れ、入場料収益でたった2年で完済できたのも、すごいですね。入場料500円なんて安いものだと思いました。

 

芯からポカポカ、筌の口温泉

九重“夢”大吊橋の近くにある温泉が、これまた大当たりでした!

筌の口温

 

うっ、読めない。。

筌(うけ)と読みます。漁の道具だそうです。

共同浴場で、無人の賽銭箱が置いてあります。(大人300円)

 

スペースの殆どが浴槽で、わずかな通路と洗い場があるだけのシンプルな浴場です。ガラス張りの天井から、日の光が差し込んで、昼間から気持ちいいのって!

 

褐色のお湯は源泉かけ流しで、金属臭・硫黄臭など複雑な匂いです。成分が濃くて、神経痛、筋肉痛、関節痛、冷え性の他にも、やけどや切り傷にも効くそうです。お湯にそんな効能があるなんて、奥が深いんだな。

 

温泉の成分が浴槽にこびりついて、一面キノコみたいに育っていました😆

 

熱めだけど浸かれないほどではありませんが、すぐに体の芯から火照って汗だくになり、5分も浸かれませんでした(笑)。そこからは出たり入ったり。常連の女性曰く、阿蘇別府一帯で、一番芯から温まるお湯だそうです。

 

あぁ、楽しかった。

他にも書ききれないくらい、人生初の阿蘇は、何もかも素晴らしかったです。

半日しか走れず残念ですが、丸一日走れるかというと自信もなく…💦 体力をつけてリベンジしようと思います!