ドクダミの蒸留水を作ったら、、
残った葉の残骸がドロドロで。。
これでパックすると、肌にいいという記事がありました。
ドクダミは十薬と呼ばれるほど、多くの効能を持った日本三大薬草の一つです。
ドロドロにその成分が入ってるんですね。
せっかくなので、これで軟膏を作りました。
なんに使うかといいますと、、
虫刺されのかゆみ止め
でございます。ダメ元でチャレンジ(笑)。
それからというもの、、
ベランダ菜園の作業を、短パン半袖姿で手足をむき出して、虎視眈々と、蚊に刺される機会をうかがいました。
さぁ蚊よ、存分に吸いたまえ!
蚊に刺されたいなんて、初めてです(笑)。
その日がやってきた
2週間経って、とうとう叶いました。
足を3ヶ所!
かゆ~っ、たまらん!
さっそく軟膏をヌリヌリ💓
痒みがおさまらない…
やっぱり民間療法では生ぬるいのか…?
今度はたっぷりめにヌリヌリ。
あら不思議!
知らないうちに、痒みが消えていました。
効果、あったのかな?
他事に気を取られて、忘れちゃったのかな?
後日、足の裏を刺されました。
プクっと直径1cmくらい膨れて、かなりかゆい場所です💦
指の先も、モウレツに痒いですよね~(笑)!
前回の教訓から、始めからたっぷりめに刷り込みました。
かゆくなーい!
あっという間に、痒みが治まりました。
都合よく、翌日は夫が刺されました。
「騙されたと思って、使ってみてよ♬」
嫌がる夫の足に、無理矢理塗り込みました。
かゆみ、治まりました!
「いや、プラシーボ効果だと思う。。」
夫はまだ疑ってます(笑)。
驚きました。
ムヒが要らない人生がくるなんて。
蚊に刺されたら、これからはこの軟膏を使おうと思います。
作り方(備忘)
よしまる特製の材料と配合です。
塗った時にスーッとするメントール、それから、抗炎症&痒み止め作用のあるラベンダー精油も入れて、香りにもこだわりました。
まずは、例のドロドロ液を、さらに30分以上煮詰めて、水分を飛ばしました。
元の生葉は70g位だった記憶です。
布巾で漉して、、
漉し汁を、さらに煮詰めました。
エキスの完成です。小匙7ありました。
さぁて、ここから軟膏を作りますよ。
■ 材料(最小単位)
・ドクダミエキス:小3
・みつろう:7g
・ホホバオイル:21g
・ミント精油:5滴まで ※1
・ラベンダー精油:11滴まで ※1
※1 精油は合計で11滴までにします
軟膏やクリーム用途の場合、精油の希釈濃度は日本で2%、イギリスで3%が推奨されています。このレシピはオイルと蜜蝋の合計の2%までとしました。基材にドクダミエキス(水分)もありますが、水は油の6.5倍も精油の皮膚透過性があるため、安全のためカウントしていません。こちらのサイトの研究を参考にしました。
(公社) 日本アロマ環境協会 | アロマを楽しむ | アロマの研究・調査 | アロマサイエンス研究所 | 基材によって異なる精油成分の皮膚透過性
※オイルは基本、なんでもいいです。
今回はアーモンドオイルにしましたが、べとつき感があるので、スクワランなどサラッとした油の方が、使用感がよいかもです。
■ 作り方
1.蜜蝋とオイルを湯煎で溶かします。
2.溶かす間に、ハンドミキサー(2本なら抜いて1本にする)が収まる大きさのビンを用意し、そこにドクダミエキスを入れました。
汚い色のドロドロです~💦
時間に余裕があれば、同じく湯煎にかけて、基材と温度を合わせるのが理想です。
3.蜜蝋が溶けてきました。熱いので、注意してお湯からあげ、ビンに移します。
4.精油を加えて1分位撹拌し、まんべんなくクリーム状になったらできあがり。
容器に詰めたところ。
冷蔵庫で保管し、必ずパッチテストをしてから使いましょう。