ストックしていた入浴剤「バブ」がやっとなくなりました。
待ってましたこの時をっ!
自分で入浴剤を作りたくてウズウズ… でもバブを捨てる訳にもいかなくて。無理矢理使ってやっとなくなりました。それって無駄なんじゃぁ…?という疑問はこの際見ぬフリさっ。
でも、、
よしまるは、若い頃にオレンジ精油を湯舟に入れて、痛い経験をしております。
精油を湯舟に直接入れるのは危険
その辺りは検索すれば情報がいっぱい出てきますが、ざっくり言うと、精油は油でお湯に混ざらずに浮くので、浸かる時に原液が直接肌に付いてしまうのです。
殆どの精油は原液で肌につけちゃダメですからね。
若い頃にアロマの本を読んで、湯舟にオレンジ精油を数滴入れてウキウキして浸かると、全身ピリピリと針に刺されたような痛みで一睡もできませんでした。
その上懲りずに、精油じゃなきゃ大丈夫じゃない?と、柚子をお風呂に浮かして柚子風呂もしましたが、また痛い目に…
あんな思いは二度としたくない。
で、例のごとく色々と調べて試しました。
バスソルトでは意味がない
塩風呂自体には発汗作用、保温効果・保湿効果、殺菌効果があります。20〜30分入浴すれば体がぽかぽかになり、有酸素運動60分に匹敵する汗をかくと言われています。
200リットルお湯に大さじ3杯位の粗塩を入れるだけです。
塩に精油で香りを付けたバスソルトはよく売られているし、精油を直接肌に付けないための方法として、バスソルトにしましょう、と書かれた記事もあります。でもこれは間違っています。
塩と油を混ぜたら水に溶けると思いますか?そんなはずありませんよね。
でも、先入観という可能性もあるので試してみました。(なんでも試さないと気が済まないよしまる…)
結果は?
やっぱり精油は溶けずに水面に浮いてしまいました。ダメですねこりゃぁ
キャリアオイルと混ぜるのも意味なし
精油をオリーブオイルなどの油で薄めてから入れましょう、という記事を見つけたので試しました。
結果は?
想像通りダメでしたが、想像以上にヒドい結果となりました。
数滴の精油に10mlのオリーブオイルが加わって、浮いた油が全身についてベトベト、浴槽もベトベト、大変なことになりました。
グリセリンも意味なし!
グリセリンと混ぜるといいですよという記事もありますが、キャリアオイルと同じで油を溶かすことはできません。もちろん試しましたよ~、そしてやっぱり油が水面に浮きました。乳化させるしかないってことか。。
バスオイルはありだけど、、、
手作り材料のお店で、「バスベース」「バスオイル」と呼ばれるものが売られています。これと精油を混ぜると乳化します。
ケンソーバスオイル
あとこれはクナイプ(Kneipp)の材料から辿り着いたのですが、ポリソルベート20 という乳化剤もあります。
でも高いしっ!
モノレス化をしているよしまる的にはNG。アロマバスに入るためだけに、材料が増えるというのはいただけません。
おススメの方法はコレ!
よしまるが試して辿り着いた方法はコレです!
エタノールで薄める
高額な無水エタノールじゃなくても、消毒用エタノールで十分使えました。精油を5~10mlのエタノールと混ぜてから湯舟に入れるだけ。(AEAJは無水エタノールを推奨)
結果は?
油が浮いていません。ちゃんと精油の香りもします!
おすすめの精油
さっき書いたように、直接肌に付けてもいい精油って少ししかありません。
アロマバスをするなら、安心な精油を中心に香りを組み立てるのがいいと思っています。それ以外の精油は3滴を限度に入れるようにします。(複数の香りを混ぜるのはNG。かならず今日の香りはコレ!と1種類に決めましょう)
よしまるおすすめの精油
ラベンダー
仕事や学校で疲れた身体や心を休めるのにいい。ラベンダーは心を落ち着かせたり、緊張をほぐす効能があるので、ストレスが和らいだり、睡眠ホルモンとも言われるメラトニンの分泌を促し、よい眠りを導く効能もあります。
ティーツリー
抗菌・抗ウイルスの効能に優れているので、風邪かな?免疫力が落ちたかな?と感じた時におすすめです。鼻詰まりや花粉症にも効果的で、気分もスッキリします。
ユーカリ
薬っぽいティーツリーと比べて、森っぽい自然な香りでこれもスッキリします。
ローズ
特に女性におススメ。自律神経の乱れを改善してくれます。PMSや更年期障害、生理周期の不調に効果的です。幸福感を与え、老化・乾燥などアンチエイジングにもいいです。ただ、あまりに高額なのでお風呂に入れる気にはなりません。バラの花束を貰った時などに花びらを浮かべて楽しみます。
フランキンセンス
心を静めたり、風邪の諸症状、気管支炎や咳などに効果があります。大人っぽい香り?でリッチな気分になります。
おすすめしない精油
柑橘系
オレンジ、レモン、グレープフルーツなどの柑橘系は、気分をリフレッシュして、前向きにしてくれます。でも肌に付けるとヒリヒリするので湯舟に入れず、コットンに染ませて水のかからない場所に置くという方法にしています。
まとめ
精油で香りを付けるならエタノールと混ぜてイン。
その上で!
発汗や体を温めるなどの効能を期待するなら、塩や重曹を入れる、というやり方がおすすめです!