去年12月、金剛山の岩場を全身で登る、超アスレチックな登山をしました。
あれから半年…3度目の金剛山は、前回の遥か上を行くハードワークとなりました。
不可能を越えていくメンバーたち。(かっこいい…)
そんな中、我らがガイドのっぽさんは、大ケガから復帰したばかり。まだ足を引きずり気味で歩いてます…オロオロ💦 足手纏いにならないように...と思いながら、初っ端から迷惑をかけてしまったよしまるです(-_-;)
えっ、自転車のヘルメット被って登山!?
今回のっぽさんから下ったとんでもない指令。なんと、
軍手とヘルメット持ってきてねっ!
なぜ?山登りにヘルメット?これから起こることが想像できません。
早朝、待ち合わせ場所での一幕。
「はなさん今日は登山だよー。なんで自転車のヘルメット持ってるの?ハハハー♪」
すると、みんな一斉に「え…?」って顔をして…。
あれ?みんな登山の恰好なのに、ロードバイクのヘルメットを持っているという異様な光景です。。どうやら、よしまる一人が指令を読まずにノンヘルで来たというオチでした(-_-;)。
急遽のっぽさんのを借りることになり… ハイ、早速迷惑かけました。よしまるが被らない方が、のっぽさんの負担になりそうなのでここは遠慮なく💦💦
それにしても、ロードのヘルメット被って登山なんて聞いたことないし。そもそも絵面が可笑しいー!! と安易に構えていましたが、後でその大切さを痛感しました。
半分以上、沢水の岩渡り!
前回は、沢水沿いの道っぽい場所を登りました。たまに渡る時だけ、水面に出ている岩の上を、滑らないように注意しながら越えていました。ところが今回は、たまにがデフォルトで…常に手に汗握る岩渡りです。
次はどの石に足を乗せよう?どれもグラグラするし、滑るし、少しでも気を抜くと水にドボン。転んだら濡れるだけじゃ済まなさそうだし…下手したら骨折ものです。
ヘルメット、着けててよかったです。
ヒヤリハットものの危ない場面に何度も遭遇しました。
必死で足場を探すよしまるの傍らで、のっぽさんが水の中をバシャバシャ歩いています。ちょ、ちょっと、なにしてるんですかぁー!
「水の中を歩く方が、滑らず安全なんですよ(^^)」
豪快に水に分け入る、ズボンずぶ濡れのっぽさん!
沢水を本格的に歩く人は、専用の足袋靴で、もっと深い水の中をジャブジャブ進むんらしいですねぇ~、何が彼らを駆り立てるんでしょう?不思議ですねぇ~。それにしても今回も、手に汗握るスタントなしのアクションの連続、みんなすごいすねぇ~、サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ~
ロープで滝登り
沢水の合間に、イイ感じの滝がいくつも登場します。九十九折のような流れだったり、直滑降だったり、色んな表情が楽しいです。
そんなわけで当然ですが、その崖?みたいな滝を越えていくことになりました。傍らには必ずといっていいほどロープが垂れていて…。え、これで登るの?
そもそもロープがなきゃ登れないから贅沢言えないけど、細くて心細いです。たまに結び目がある親切ロープもあるけど、小さなよしまるは次の結び目に手が届かず一苦労でした💦
殆どは結び目もなくて、濡れた軍手で握るとツルっと滑って、何度もヒヤッとしました。
そこで生み出した、ロープ固定奥義!…なぁーんて(-_-;)💦
ロープを腕に一周巻いてから掴むと、手が滑っても絶対に外れず、確実に登れたのです。こういうのって地味にすごく大事だと思いました。
細いロープなので、一人が登りきるまで次の人は待ちます。
ロープがない場所もたくさんあります。ロープって、どこかの親切さんのボランティアだから。そんな場所は下腹がゾゾーッとしました。
危険ゾーンはのっぽさんが先に登って、一人ずつサポートしてくれて助かりました。ヤバッ手をかける場所がみつからん…落ちるー💦 と思った瞬間、すっと差し出される大きな手がどれだけ心強かったことか。それに掴るとヒョイッと引き上げれて…よしまるは子供のような気持ちでした。
足をひきずるのっぽさんの手を、キョロキョロと探すよしまる…(-_-;)
これも道
ヘルメットあって本当によかったです。。
この季節の山野草は?
この季節、前回の秋冬とはまた違う山野草が、随所で楽しませてくれました。
この日も、のっぽさんが歩きながら、傍らの草花の話をしてくれました。すると山が、道が色づいて、美しくて、全てが奇跡に思えてうれしくなります。
フタリシズカ
斜面一面にイワタバコの群生。
もう少しすると紫色の花が咲いて、それは美しいんだって!
あちこちにエンレイソウ。大きな葉の真ん中に、ちょこんと蕾がついてます。花が咲くまで15年もかかるんだって。15年以上前に芽吹いて、今日まで生きてきたんだって思うと、これってすごい光景です。
もう少ししたら、こんな花が咲きます。
葉の上の雫も、どこからか落ちた白い花で雪が降ったような地面も、写真では味わえないこの感じを、ずっと胸のどこかに持っていたいな。
雨はなんとかセーフ!
この日は、朝9時から雨の予報でしたが、11時に山頂に着くまでほぼ降られずに済みました。たまの雨も杉の林が守ってくれて、地面は全然濡れてません。
恒例の記念撮影♥ 今回も大きな達成感で、みんないい顔してます!
今回も、カーターさんが沸かしてくれたお湯でカップラーメンをすすりました。汗で冷えた体に沁みます。大降りになる前に、帰りは一目散に下山しました。
最後のご褒美♥
いつものロードバイクの旅ではできないことをしました。
ハッシーさんの提案で、近くの温泉へ♥
のっぽさんおすすめ「かんぽの宿 富田林」
天気予報のおかげもあって、露天風呂はほぼ貸し切り。使いまくった全身の疲れが、すぅーっとお湯に溶けていきました。
柵は微妙に角度に変化がつけてあって、下界のパノラマビューを楽しめます。向こうからはたぶん…見えないハズ。
解・放・感!
帰りは、てるさんの車で家付近まで送ってもらいました。朝はミニさんにピックアップしてもらうしで…感謝感謝です。
いつもながら、この素晴しい仲間と一緒に過ごせる時間は本当に幸せ。
のっぽさん、カーターさん、ミニさん、ハッシーさん、てるさん、はなさん、今回行けなかったしんさんも、また行きましょう!
それにしても、今回のコースは中毒性高いです。。ハマります。。
怖すぎー、楽しすぎ―、また行きたいです!
のっぽさんお願い、また連れてってください。