火曜日、快晴。
お流れが続いたオバサンライドが、3カ月ぶりに叶いました!
オバサンライドは、喋る→喋る→喋る→食べる→ついでに走る って感じが、モウレツに楽しくて、よしまるは年休を取って参加(笑)!
この日は、富田林を周りました。普段は素通りだけど、近くにも楽しい場所があったんだなぁ。土地勘のあるMizueさんが、案内してくれました♬
栗🌰~
二人が、熱中症だったよしまるを気遣って、ゆっくり走ってくれたので、登り坂も楽しみながら走れました。
ところが、森林浴もそっちのけ、みんなの目は近くをキョロキョロ。
栗の木はないか?イガは落ちてないか?エネルギーそこに使うんかーい(笑)!
見つけると止まって、足でイガをゴリゴリ… 中身を確かめ、「あった!あそこ」と、棒を探して木を揺する、ヘルメットを被ったオバサン達の異様な光景。。
でも、普段のライドではやらないような、そんな寄り道が楽しくて♬
「でもさぁ、栗どうやって持って帰るん?」
「私はリュック持ってきたよ!」(よしまるだけ準備万端)
「背中のポケット舐めたらあかんよ、かなり入るで!」
サイクルジャージには、背中にポケットがついています。
落ちてるイガって、既に動物が食べてて、ほぼ空っぽなんだけど、
Mizueさん「栗ならたぶん、道の駅にあるよ」
あかりさん「それはダメでしょう~、買って食べるなんて」
買って食べるのは、敗北を意味するのだった。。
下赤坂の棚田
栗を探しながら向かったのは、下赤坂の棚田です。
棚田って坂の上にあるから、登るの大変~と思いきや、ゆるーい坂を少し登って、棚田の入口からはほぼ平坦の、楽ちんうれしい棚田でした♬
日本の棚田100選に選ばれてます!
一部、黄金地帯が残っていたので、行ってみました。
青空とのコントラストが、むっちゃキレイ!
喋りながら、せっせとどんぐりを拾うよしまるを、二人が笑いながら撮ってました(笑)。
寺内町の街並み
富田林には寺内町という、戦国時代から450年に渡る古い街並みがあります。
木造の昔ながらの街並みが、けっこう広範囲で残っていました。
エアコンの室外機には、木のカバーがされています。お家を建てるのも制限がありそうで、住んでる人には少し不便かも。
木造の長屋や戸建てが、道の両側に隙間なく連なっていて、Mizueさんが小さい頃に火事があった時は、次々と燃え広がって、大変だったとか。
文化遺産に登録されて、今もこうして残っているのは、地域の努力の賜物ですね。
そんな寺内町の変遷を、少しまとめました。
よしまるのちょこっと解説
寺内町は、本願寺宗派の証秀上人が、荒れ地を買って御堂を建て、その周りを近隣4か村が開発して、町全体を境内と見なして信者らが生活する、宗教自治都市として誕生したのが始まりです。
安永7年の村絵図(富田林市HPより)
当時は兵火と一揆の絶えない時代。町の物事は、4か村の代表八人衆の合議で決められ、町の周囲を土居で囲んだり、夜間は町の出入口の木戸門を閉めたりと、自治の工夫がされてきました。また、寺院の威光を利用して、地域の支配者から税を免除させたり、地元に有利な裁判ができるようにしたりと、都市特権を広げます。石山戦争の際は、本願寺宗派でありながら、織田信長に妥協(加担)して難を逃れ、したたかに生き残った町でもあります。隣の久宝寺は陥落しています。参考:信仰から見た「寺内町」構築とその経済的意義
江戸時代には、周辺の農作物を扱う商人で栄え、石川や大和川を使って物流したそうです。
たまに走る、石川や大和川は、かつて行商船が行きかってたんだなぁ。
ウマウマカレー♬
この日のランチは、古民家「彼方(オチカタ)」さんです。
本格的なネパール料理と、なぜか、どら焼きやみたらし団子も食べられる、少し変わったお店です。
ペット連れ込みもOKです。
ペット用スポットで記念撮影する、オバライダー達(笑)。
料理を待つ間、しこたま喋って、笑いました!
カレーが運ばれてきました。
見た目もワォ~!だけど、ほうれん草のカレーも、ごぼうのカレーも、黄色いライスも、超~美味しかったです。そして食べながら、しこたま喋って、笑いました。
食後のチャイは、今まで経験したことのない飲み物で。これが本場の味か。。砂糖を入れると、ぐんと飲みやすく、美味しくなりました。
この日はダサインという、ネパール最大のお祭りがあって、店員さんはおでこに赤い印をつけていました。
秋の楽しみ♬
栗やどんぐり以外にも、秋を満喫できました。
道の駅で、あけび、柚子、青唐辛子、栗(結局買った)を買ったり、、
道端のヨウシュヤマゴボウを採ったり、、
また撮られてた(笑)💦
帰りは一人走りながら、石川の桜並木で紅葉した桜の葉を拾って、、
通りすがりのライダーさんに、「何してるんですか?」と聞かれました(笑)。
大和川でススキも採りました。道草しすぎて日が落ちそう。
はぁ疲れた。。足じゃなくて、手が。
ススキの束を握って走ったから、手が痛くなりました。
ライダージャケットでロードバイクに跨り、さっそうと走り抜けるその手には、ススキの穂!という、思い返すと笑える画づらだけど(笑)!ススキは今しかない。チャンスを逃さないよしまるであった。
そんな努力空しく、知らないうちに、手から1本…1本…と抜け落ちて、家に着いたら少しになってました😭
家にも秋をおすそわけ♬
道中で偶然、のっぽさんとカーターさんに会えたし、気の置けない仲間と過ごす時間は心地よく、プラス、秋も満喫できて、盛りだくさんライドでした!