生活費を節約して本当に月10万円作れるの?

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先日、よしまるの昨年のポートフォリオ経過報告を書きました。

 

元手となるお金は、生活費を少し工夫して作った「節約投資」です。(節約投資は、よしまるが勝手につけた名前です💦)

そしたら、よしまるの貴重な読者から、こんなコメントがありました。

生活費を節約して月10万円も貯めるなんて現実的じゃないです

 

ですよねー、気持ちわかります。今の生活だって贅沢してるわけじゃないのに、お金全然貯まらんし!って、私も思ってましたから。

 

でも、絶対必要と思っていたお金が発想の転換で不要になることって、意外と多く転がってるもんでして。

 

それが、今の日本人の平均的な収入・支出の額から考えても、十分できる範囲だと申し上げたい! これ読んで「僕にもできそう」って思ってもらえたらうれしいです。

 

多くの人の平均の生活費は?

生活費の話をする前に、国内の多くの人が、どれくらい収入を得ているかというと、1世帯あたり平均552万円です(1世帯の人数は平均2.57人/2020年)。

(厚生労働省2019年「国民生活基礎調査の概況」より)

 

この1世帯あたりの総支出(生活費)は、平均280万円(総務省統計局家計調査2020)。つまり、収入552万ー支出280万円=272万円 、ここから税金を差し引いても、一定額は貯金や投資など何かしら貯めていることがわかります。

みんなよくがんばってるよなぁー(何を偉そうに!見倣えよ!)

 

何が言いたいかというと、多くの人は生活が火の車という訳じゃなく、前提として投資する余力を持っているということです。

 

そして本題は、、、年280万円の生活費から、月10万円を捻出できるか?というのが今回のテーマです。

 

生活費の内訳をみてみよう

先程の総務省のデータです。(1世帯の人数は平均2.57人/2020年)

ここから、捻出できそうな項目をみていきましょう。

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■ 食費(80,198円)

全うな食生活を送っても、月5万円は捻出できます。

 

■ 光熱・水道費(21,836円)

ほぼガス代と電気代、しかも真夏や真冬の空調費が占めています。ここはやり方次第で工夫の余地があります。(詳しくは過去の記事をごらんください)よしまる家は 月1万円は捻出できてます。

 

■ 交通・通信(39,972円)

通信費は、世帯人数が2~4人なら人数に余り差もなく 1.8万円が相場ですが、格安スマホに切り替えるなどで、あと5,000円は下げられます。

 

交通費は人によって差がでますが、

車を利用しない(電車利用など)場合、全国平均7,773円。車を利用する場合、全国平均29,607円が相場のようです。

 

よしまるは都市住まいなので、自動車をやめて使う時だけレンタカーにしました。さらに、コロナの10万円給付金を使ってちょっといい自転車を購入。週末は色んな場所にサイクリングに出かけるようになり、電車も使わなくなりました。

これだけで、全国平均より2万円以上安くなりました。

(コソコソ)自転車移動は密になりづらくてGood。

 

■ その他の消費支出(47,088円)

これまで同僚や友人と外食していた人は、コロナで機会が激減したのでは?家族で外食もままなりませんしね。家飲みに変わっても、支出は数万円単位で改善してるはず。

 

これからは各家庭で持ち回りで飲み会、なんて機会も増えると思います。節約投資金を作るなら、外食はタブーですからね。

 

月10万円は夢物語ではないことがわかってもらえたでしょうか?

 

まずは1回、成功体験をつくる

おわかりのように、月10万円を生活費から捻出っていう少しハードルの高い目標でも、多くの人にとっては十分射程圏内です。

それでも、実際にやってみると、できる人とできない人がいるかもしれません。それって、何を優先するかの小さな意識の差で決まるんじゃないかって思います。

 

例えば、外で飲んでいたコーヒーを持参するだけで、塵ツモで車やマイホームも夢じゃなくなるんですが、「たまに一杯だけ」が次の一杯を生み、続かない。そういうちょっとした意識の差が、逆の出費塵ツモを生んでしまうものです。

 

そこは人間だもの、よしまるもそうだもの。誰しも誘惑があり、お金で楽したいもあります。そういうときは、まず1回、成功体験を作るのがおすすめです。

 

まずは一カ月間、何かしら工夫して、節約投資を作ってみましょう。

そのお金を実際に投資してみてください。一月後には何かしら増減しているはずで、運用している実感が沸きます。それが楽しくなったらめっけもん!

 

あと、よしまるからアドバイスをもう一つ。

お金をかけるよりも、かけない方が「よい」状態を作る こと。

 

先ほどのコーヒーの場合、外で買うより家で淹れる方が美味しくて体にもいい、そんな淹れ方を学んだり、極上の豆を探してみるんです。そうすれば、外でマズいコーヒーを買おうなんて発想にならないでしょう?

 

意外とお金がかかっていたところで、こんなことも。

 

ここまでやれとはいいませんが、やってみると意外に楽しいです!

 

みなさん、それぞれの家のそれぞれの工夫で、無理なく、楽しい節約投資ができますように。