(のっぽさん登山)木霊が棲む森、明神平

久しぶりに、『のっぽさん登山』が叶いました。待ってたよー!

のっぽさんはいつも、"人"を感じない森や沢の素敵な道を案内してくれます。

今回は、三重と奈良の県境にある、明神平(標高1,323m)。

 

『のっぽさん登山』の魅力にハマった総勢5名でエッサッサ。超ごきげーん♪

 

驚いたことに、あちこちに木霊(こだま)がいました! カタカタカタ…

 

コバルトブルーと美しい滝

前週の室生サイクリングで、ブルーの滝に感激したばかりなのに。。ここではそれがデフォルト。登山口に着く前から、すでにこんな感じです。

 

前半は、沢づたいに登りますが、流れが穏やかな場所は、概ねこんな色ですココは。アニキ、信じられませんゼ!明神の濾過装置すごい。。

 

「これ飲めるやつでしょ?飲んじゃおうかなー♬」

「動物の糞尿が溶けてる可能性もあるから、やめときましょうか…😅」

「もしそうでも飲める自信ある!これ飲んで、心も体もキレイになります!」

「ここまで汚れては難しいですねぇ…滝に打たれましょう🤣」

 

途中、いくつも滝があります。どこも素敵でした。

 

 

木霊が棲む森

沢水の左右は険しい斜面。その岩肌にしがみつくように、広葉樹の森が続きます。

 

過酷な環境に耐えかねて、所々で倒木が朽ちています。それら何もかもを苔が覆い尽くして。。青緑の世界が広がります。

 

 

木漏れ日の静かな光に、みんな思わず立ち止まってしまう。

 

光の先で、水しぶきが煌めいて眩しい。あーあ、なんて贅沢な時間なんだ。

 

思わずカメラに収めようとするけど、無駄な努力って思い知る。

ミクロの世界まで、なにもかも美しい森でした。

 

 

今回も全身で、沢を渡り、斜面を登りました。

 

目の前をこなすのに必死。のっぽさんに助けられながら、ひとつひとつ、次の石を確かめながら、足を乗せていきます。

 

ここでも細いロープ登場。

細くてもあるだけで心強い。でも頼ってしまうから、返ってふらつんだよね。

 

よしまるは何度もツルっ、ヒヤっとしました。のっぽさんがいなかったら、1度は確実にドボンしてたよ(笑)!ハッシーさんは一人でトントンっと…忍者みたい。

 

頂上は別世界!

なんだねここは!

山頂は、深緑の下層から想像もつかない別世界。なだらかな平原が広がっていました。それで明神平なんだ。空も木々も爽やかで、超超超気持ちいいー!

 

あちこちに、テントが10張りほどありました。ちょうどお昼時、ソロキャンパーの青年がクッカーで調理してたり、家族連れがゴロンしてたり、みんな気持ちよさそう。

 

天王寺高校登山部の山小屋をバックにパシャ。

写真を見て気づいたけど、よしまるはこの日、魅力的な男性達に囲まれ、逆ハーレム状態でありました(笑)!記念の一枚。


本当の頂上は、もう少し登ったところ。進みます。

 

うっひょぉー!私ら登山してるんだね。山雑誌の表紙みたい。

 

頂上はこんな感じ。雑木林も、ふかふかの地面も、気持ちいい。

 

 

やっぱ最高!山頂ヌードル

今回もカーターさんが、バーナーセットを持ってきてくれました。それぞれ持参したカップヌードルでお昼タイムです。

山頂は肌寒いし、汗で体も冷えるから、滲みるんよねー。恒例になった山頂ヌードル 山頂コーヒーも美味しかった~。

 

これだけ飲むとアレですが、この山はトイレがないので、人気のない場所でコッソリいたしましょう。よしまるはガマンしちゃったけど、慣れていかないとね。

 

楽しい仲間との、幸せな時間

4度目の『のっぽさん登山』。

山を楽しみながら、時に黙々と、時におしゃべりして歩く時間は、すごく穏やかで、表現できない心地よさ。きっとみんなの持ってる空気のおかげ。

 

 

大事にしたい、よしまるの宝物です。

 

あけぼの草をまた拝めたよ。

巨大キノコ!これ毒なの?食べれるの?

実はこれを作りたかった。。ゴン太君

 

最後は、温泉と地元の料理❤

下山した後は、近くの「七滝八壺」に立ち寄って…

やはた温泉・ふるさと村で、お風呂にドボン。

地元食材を使ったふるさと定食。ヤマメの塩焼き、銀杏豆腐、よもぎと葛の麺、柚べし…吉野をたくさん味わいました!

 

明神平、夢のような空間に感動しっぱなしでした。

 

今回も、素晴らしい山をガイドしてくれたのっぽさん、バーナーセットを背負って登ってくれたカーターさん、車で往復してくれたてるさん、後ろでサポートしたり写真を撮ってくれたハッシーさん、本当に本当に、ありがとうございました!

いつも快く送り出してくれる家族にも感謝。