共同菜園で、小松菜や大根の菜の花が咲いた後、刈り取った葉茎が大量に出ました。
なんかもったいない。。
ふと、いい事を思いつきました。
種で粒マスタードを作れないかな~♬
ソーセージについてくるアレです。
カラシの原料が菜種だと、よしまるは最近知ったとです。
知ったきっかけは、大和川(笑)。
大和川の菜の花は、からし菜という品種で、スーパーで売ってる菜花と比べて、辛味が強いんです。で、調べてたら、からしの原料だったんですよ。
からしは何から作られているのかご存じでしょうか?
からし商品は、アブラナ科の『からし菜』という植物の種子を原料として使用しています。引用:エスビー食品お客様センターたより、より
ふむふむ?
種に含まれるミロシナーゼという成分が、辛味の素で、、?
からしの種子はそのまま噛んでも辛みをあまり感じませんが、すりつぶして水を加えて練ると、種子に含まれる「ミロシナーゼ」という酵素が働き辛みを感じるようになります。
引用:エスビー食品お客様センターたより、より
ミロシナーゼは、含有量の違いはあれ、アブラナ科の種子に含まれると。。
と、いうことは!
共同菜園の大根や小松菜の種にも、少しは含まれてるわけで。
マイルドな辛さのカラシが作れるんじゃないの?と、思ったのです。
どうせ作るなら、粒の形が残ってる、粒マスタードだよね♬
まずは、廃棄する葉茎から、房を削ぎ取りました。
菜園のおばあちゃん達から「またなにか始まったね」って笑われました。
大量の房~!
持ち帰って、セコセコ乾燥しました。
ここからが相当手間で… モミながら種を取り出します。
大変な作業なんス💦 量が半端ないもんっ
器を細かく振りながら、息を吹きかけてもみ殻を飛ばします。
左が飛ばす前、右が飛ばしたあと。この作業も大変💦
ふぅぅー終わった。計ったら80gでした。
想像はしてたけど、あの大量の房からたったこれだけ…なんだよなぁ。
試しに菜種を食べてみました。
歯で噛み砕くと菜花の味がしたけど、辛くはありません。
消毒したビンに、菜種、塩、酢、はちみつを入れて、よく混ぜて~、
冷蔵庫で3~4日寝かせました。
この時点で食べてみました。
少し苦くて辛味がありました。
お酢を吸って菜種が膨張していました。
最終的に1.5~2倍に膨らむみたいなので、その量が入るビンを用意します。
すりこぎで菜種を潰したら、それっぽい黄色味を帯びました。
また食べてみました。(食べてばっかり(笑)!)
マスタードというより、菜花の味が強い感じ。辛味は控えめです。
再びビンに戻して、常温で3~4日寝かせます。
30~35℃が理想ですが、真夏じゃないのであしからず。
写真の色はう●ちみたいだけど、実際はもう少し黄色。
食べてみました。
随分マスタード感が出てきて、テンション上がりました!
辛味は控えめです。
ここから更に、冷蔵庫で1か月寝かせて出来上がり!…なのですが、
この時点で菜園のおばぁちゃん達に試食して貰ったら、大絶賛をいただきました。
「すごーい!美味しいわぁこれ♬」
「大量の房からたったこれだけかね。貴重だねぇー」
「作るの大変だったでしょ?」
(はい。大変でした)
本当は、1月後にソーセージに添えて、みんなで食べよう~って考えてたけど、おばぁちゃん達から「小ビンを持ってくるから、分けてくれへん?」「私も~♬」と言われました。食べる前になくなりそう(笑)!
捨てていた菜種からマスタードができたのが、よほど衝撃だったみたい。
よしまるにとっても、期待半分のチャレンジだったしね(笑)。
■ 分量はこちら
・菜種:80g
・酢+バルサミコ酢:125cc
・蜂蜜:大2
・塩:小1/2弱