熱中症の後遺症で、壊れた脚の筋肉がなかなか回復せず、なにより精神的にビビったよしまるは、あれから真夏のライドに行きませんでした。
このままだと、自転車に乗れない体になりそうだし…
熱中症の恐怖と、乗れない恐怖の板挟みで、モヤモヤ…
そんな時、S師匠が復帰ライドに誘ってくれました。
やさぴぃよぉー!
9月に入り、暑さが少し和らいだ週末、よしまるはロードバイク、師匠はハンデをつけてミニベロで、紀の川CRを走りました。
懐かしいなぁー、
紀の川CRは、よしまる自転車デビューの地であります!
ミニベロで、早くも15km地点で足がガクガクしてました(笑)。
チェーンオイル挿し忘れた
しまった!
師匠の車で和歌山に向かう途中、前夜にチェーンを掃除した後、チェーンオイルを挿し忘れたのに、気がつきました。
(師匠)「それはさすがにマズイですね」
幸い、地元の自転車屋さんが朝7時から営業していて、ママチャリ用のオイルで事なきを得ました。ふぅ~
スポーツバイクを扱う自転車専門店は、もっと遅い時間に開店するのに、どうしてこんなに朝早くから?と思ったら、自転車通学している子供達のためでした。
地元愛だぁー❤
店のおじさんは親切で、オイルの挿し方を教えてくれて、液漏れ防止キャップをつけてくれて、万一の液漏れに備えてウェスもくれました。
整備油で黒く汚れた、働き者の手。おつりを渡す時によしまるに触れないよう、「ごめんね、ごめんね」と、気遣ってくれました。
朝から癒されました❤
ひぃぃ~💦
さて、肝心のリハビリライドですが、、
脚力が落ちた自覚はありつつも、今回はロードバイクだし、少しは楽に走れるのでは?…と淡い期待もあり。実際は、時速20~25kmでヒィヒィでした💦
よもやここまでヘタレになってるとは… ショック。
やっぱり週1ペースで乗らないと、維持できない体なのよね。
並走してくれる師匠が、かわいそうです。
とはいえこの日は、お楽しみ満載で、凹みはいつしか飛んでいきました。
ただ走るのもいいけれど、お楽しみ付きライドって好きです。
あら川の桃❤
200年以上の歴史を持つ高級桃、あら川の桃の産地に立ち寄りました。
『 和歌山県 紀の川市 桃山町 』住所も桃だ!(笑)
春になると、桃色の霞と花の甘い香りが漂う「桃源郷」になるそうで、その頃にも行ってみたいです♬
大きな桃が現れました。ツヤツヤして美味しそうです❤
見た瞬間に、頭の中が桃一色になりました。
お邪魔したのは、藤桃庵さん。
桃農家さんこだわりの、ジェラートやパフェが人気です。
こちらの農園では、あら川の桃を極限まで農薬を減らし、植物性肥料だけで育てているそうです!
あらら~残念! 看板メニュー「とれたてピーチのまるごと桃パフェ」は、季節が終わって1週間前に販売終了になっていました。
でもその時期は、真夏に1時間並んで、さらに注文してから20分待つというので、待つだけで汗ビッショリになっただろうと思うので、考えようによっては、ラッキーかもしれません♬
シャインマスカットと濃厚桃ゼリーのぱふぇ
桃ゼリーのお尻がプリンプリンで、かわいい。
マスカットのスライスが、キュウリの輪切りに見えました(笑)
2080円と、少しお値段はしますが、
紀の川のシャインマスカットを使った、贅沢なぱふぇでございます!
桃ゼリーは形状を保つために、寒天系で固めてあります。丸ごと桃のイメージが頭にこびりついたよしまるは、食べ始めはこんなものか…程度の感想でした。
でも、食べ進めると、果物を引き立てるエルダーフラワー風味の桃クリーム…サクサク食感のグラノーラ…おっとお次は?クリーミーなミルクジェラートですか。…あっ、桃のゴロゴロが入ってきた❤…ヨーグルト味のジェラートだ!と、色んな味と食感が次々とやってきて、最後まで楽しくて、美味しかったです!
すたじおーねでランチ
「ついでに、近くでお昼食べちゃいましょう!」
今回は、店名のインスピレーションで選んでみました。
イタリア食堂、すたじおーね さん
イタリア語で「季節」だそうです
Aランチを注文
オードブルのお皿が大きくて、おぉー!と思わず声が出ます。
色んな味が楽しめて、どれも美味しいけど、焼きナスが特に美味でした。
パスタとリゾットが選べて、今回はきのこリゾットにしました。
リゾットって、ある意味ふやけたご飯。殆ど水分だよね~、と油断していたらどっこい!ボリュームがあって、お腹いっぱいになりました、ウプ。
これで1000円はコスパ高いですょ!
いいお店に当たってラッキーでした。
花山温泉 薬師の湯
お腹が膨れた後は、紀の川CRを戻りました。
ひとっ走りして汗をかいたところで、今日のライドは終了です。
たった50kmの平坦道も、今のよしまるには疲れました。
うぇぇ~、暑さが和らいだとはいえ、夏日のピーカン。
駐車場に着くと、立っているだけで汗が吹き出てきます。
では、次のお楽しみといきましょう♬
温泉♨
和歌山市内にある、花山温泉 薬師の湯
いい温泉は、人里離れた山奥にあるもんだ、というのが、よしまるの身勝手な先入観💦 今回は汗が流せればいいや、と、特に何の期待もなかったのですが、、
いい意味で期待外れ♬
実にステキな温泉でした。 茶色く濁ったお湯は金属臭がして、浴槽には温泉成分がこびりついて、鍾乳洞のようになってます。
ここ1年で、鍾乳洞系の温泉を何度か経験しましたが、近場でしかも街中に、こんないい温泉があったとは!うれしい発見でした。
(左)札幌の豊平峡温泉、(右)大分県の筌の口温泉
隣で浸かっていた女性が、たまたまここの従業員さんで、詳しく教えてくれました。(毎日仕事終わりに浸かって帰るそうです)
お湯は元々無職透明ですが、空気に触れると酸化して茶色く濁るそうです。
湯温が高いと酸化が進むので、浴槽が低温と高温の2槽あって、低温槽の炭酸で血行を促進し、高温槽で温める。2槽を交互に入ることで、体がポカポカになりました。露天風呂もむちゃくちゃ気持ちよかったです♬
さらにもう一つ!
切り傷、やけど、アトピーなどの皮膚疾患にも効くそうです。「そこに透明の源泉が出る蛇口があるから、桶に汲んで顔を洗ってごらんなさいょ」と言われました。
蛇口をひねると、気体の量がすごくて、源泉がボコッ、ボコッという音と共に出てきます。桶の底に、何やら異物も沈んでいました(笑)。
顔に数回かけるとヒリヒリして、炭酸の濃さを感じます。
ピーリング…されてるのかな?
よくわからないけど楽しい!
「関西最強濃度の炭酸温泉」の看板に、ウソはなさそうです。
女性の言うとおり、ヒリヒリは暫くすると治まりました。
クラフトビールで〆
汗もスッキリ流れて、〆にクラフトビールを飲みました。
(最近はこの流れが癖になっている)
和歌山の街中にある、オリゼーブリューイングさんでは、麦芽を使わず米麹で作る、世界でここだけのビールを味わえます。
ORYZAE BREWING
米麹? それって日本酒じゃないの?
女性スタッフ曰く、日本酒の杜氏だったご主人が、米麹からビールを造ってみよう、と試行錯誤してできたのだそうです。
何種類もあって、迷いました。
師匠は運転だから、ビン買いでごめんよぉ~💦
よしまるはプラカップで持ち帰り♬
助手席で飲みながら、極楽気分で帰りました。
ぷへぇ~、うまい!
確かに味はビールなんだけど、あっさりフルーティーなところは、日本酒と親戚なんだなぁって感じました。
なんかもぅ、ライドよりも他のお楽しみがメインになってます(笑)!
次回、紀の川を走るときの、お楽しみが増えました♬