カロリーゼロ甘味料の罠

 

娘が突然、

「面白い話していい?」

と言うので、期待して聞いていたら、

人工甘味料の話、しかも、笑いもオチもゼロ

面白い=興味深いって…そっちかーい(笑)!

 

そして、体によいと思っていたものが、悪いとわかりました。

人工甘味料といえば、ゼロカロリー、低カロリー食品に使われる、アレです。

 

現代人は、砂糖を過剰摂取してて、体に良くないから、糖質が吸収されない(づらい)人工甘味料にシフトしているというのに、原点回帰するのでしょうか?

 

その内容は?

2023年5月15日に、世界保健機関(WHO)が出したガイドラインです。

『体重管理や(生活習慣病などの)非感染性疾患のリスク低減の手段として、非糖質系甘味料を使用しないことを推奨する』※糖尿病患者を除く

 

要は、人工甘味料などを、ダイエットや健康目的で用いないでね、ってこと。

 

人工甘味料は食品添加物なので、予め毒性試験で安全性を確認してから使用されますが、ここで盲点なのが、「長期的に安全か?」はノーチェックなんだって。そうなんだー、まだまだ勉強中のアラフィフ(笑)!

 

で、長期的に安全なの?

というと、専門家の中で見解が一致せず、今回WHOが体系的に調査した結果、「どうなんかねぇ~」となったのです。

 

一つは、体重との関係。

3カ月以内の短期の実験では、体重やBMI値の減少効果がみられたのに、6~18カ月の長期実験では、体重の減少はなく、むしろBMI値は上昇、肥満度が増したんですって。

 

もう一つは病気のリスクとの関係。

たとえ一日の摂取量内だとしても、長期摂取すると、脳梗塞などの脳血管障害や、2型糖尿病の発症リスクが2~3割高まるらしいです。メカニズムは不明。

 

生活習慣病を予防するどころか、かえってリスクを高めてしまうんだ。

 

非糖質系甘味料(NSS)って?

「化学名っぽい甘味料はダメなんだね!」

「いや、事件はもっと複雑怪奇なのだよ、ワトソン君」

 

そもそも、天然の甘味料はOK、人工はNG、でもないらしく。。

まず甘味料は、糖質系と非糖質系の2種類あって、今回の対象は非糖質系の方なんだけど、、

 

ええ~ぃ、面倒くさいヮッ!

まとめるとこうです。(まとめるの面倒だった💦)

 

問題なのは、右側の『非糖質系甘味料』なのですが、

あれ?ステビアとか羅漢果糖とか、低GI値で体にいいと思っていたのに、アカン対象になっていました。

 

これらを使った食品って、結構あります。

無糖キャンディーの類は、ステビアを使っているものが多いです。

 

コカコーラ・ゼロやアクエリアスは、アセスルファムKやスクラロース。

 

ラカントSなんて、名前がまんま羅漢果糖を謳ってるし!

自然の甘味料です!ってアピールされてるけど、自然≠安全、なんだよね。

かくいうよしまるも、自然の甘味料ってことで、羅漢果糖を使っています。

 

よしまるの知らないところで、非糖質系甘味料は、地球上に蔓延していた。

 

まとめ

じゃぁ、どうするればいいの?

 

そもそも現代人は、砂糖の摂り過ぎが体によくないわけで。

原点回帰して、砂糖を使っても、体に悪いのは同じよね。

 

かといって、甘さのない生活なんて耐えられんー!

昨日も、毎月19日の、ステラおばさんクッキー詰め放題を買って帰ったし。

 

どうせ今回のように、体に良いと言われる食品も、あるとき突然『危険』に豹変するかもだし、専門家によって意見が違うんだから、そういう "意見" を鵜呑みにして振り回されることに、意味があるのか、ないのか。。

 

まぁ当面は、外で買う飲料水はお茶にしようと思ったのと、

家で作る料理は、糖質系甘味料の中でも低GI値の甘味料を、優先的にセレクトすることにしました。

 

てんさい糖、はちみつ、みりん は、今まで通りとして、

買いだめした羅漢果糖は、使い方を変えようと思います。

 

羅漢果には、咳や痰、花粉症、抗炎症作用もあり、短期摂取であれば、漢方として使える甘味料なので、常用はせず、ピンポイントで使おうと思います。

 

羅漢果糖で作る豆花(トウファ)、美味しいんだよね~♬