いきなりですが、うちのトイレはキレイだと自負しています。
お気に入りの場所の一つです。清潔感があり温かみもあり、居心地がいい。だからって長居はしませんけどね。
恥ずかしいですが少しお見せしましょう。
左が入口からみたところ、右が正面です。本当に何もないでしょう?トイレットペーパーの台はDIYの廃材で作ったもので、その下にトイレ洗剤を収納しています。
掃除は週1です。でも全然臭いません。どんなにキレイなトイレでも、臭いがあると台無しじゃないですか。フフ、そこは私なりの工夫をしているのですよ。
さて今日は、トイレの洗剤についてです。
私は仕事先や客先でも「モノレス化(私の造語です💦)」をおススメしていますが、私生活もシンプルな方が楽だと思うので、ゆるくゆるく、そこに近づいています。
はて?モノレス化とトイレ洗剤に何のつながりが? と思うかもしれませんね。
ですがまずは本題のトイレ洗剤に戻しましょう。
手作りトイレ洗剤
トイレの汚れで一番怖いものは、尿の飛び散りです。一度こびりついた臭いはなかなか取れません。恐怖の写真はこちら↓
尿にはアンモニアやカルシウムが含まれていて、石化すると臭いと一緒にこびりついで、なかなか取れません。これら尿や水垢はアルカリ性の汚れなので、酸性洗剤で汚れを分解するのがいいです。
酸性洗剤を手作りする上で欠かせないのが、クエン酸。
水100mlにクエン酸小さじ1/2を混ぜた、クエン酸水
を作ります。これでトイレ掃除(水垢、尿)するだけです。
気まぐれにミントなどのエッセンシャルオイルを入れてもいいです。上記分量の場合は5滴。清々しい香りに癒されます。今回はユーカリを入れました。ユーカリはケトン類なので殺菌効果がありますからね。
巷で紹介されているのは倍量が多いですが、1~2週間しか日持ちしないので、週1掃除の我が家では使い切れません。だからうちは半量です。
便器の内外、色んな場所にシュッシュしてから、トイレットペーパーで拭きます。
市販の洗剤から手作り洗剤に切り替えると、ちゃんと掃除できているか不安になるかもしれません。まぁ、そこは騙されたと思ってお試しくだされ。
クエン酸水は家の様々な場所に使えます。グーグル先生に聞いてみてください。
注意:クエン酸を使ってはいけない場所
・大理石などの石(溶ける)
・コンクリート(劣化)
・金属(錆びやすい)
どんなにすごいのかって?
冒頭で、モノレス化とトイレ洗剤に何のつながりが? という話をしました。
もうお気づきでしょうか? 洗剤を手作りすると、かなりのモノレス化になります。
普通の家庭で何気なく使っている洗剤、実は10種類を軽く超えます。
お風呂ではボディソープ、シャンプー、洗顔石鹸、浴室洗い、カビキラー。洗面所ではハンドソープ。洗濯洗剤は日常用とデリケート物用、洗濯槽を洗う洗剤。台所では食器洗い洗剤、漂白剤、油汚れ用洗剤、家具やフローリング用の汚れ落とし、窓拭き用洗剤、そしてトイレ用洗剤。
さらに家の中にはこれらのストックも収納されているので、トータルで相当量の洗剤があります。もしこれらを少ない材料で共通的に作れたら、相当なモノレス化になるのは想像に難くないでしょう?
また、普段私達は意識もせずに、これらを補充するために買い物に行き、ともすると比較して選んで、といった手間までかけています。洗剤を共通の材料で手作りできると、買い物の手間も相当省けます。
その上、安上がりです。
モノレス化、時短、節約、私の大好きな「一石三鳥」なのです。
また、手作りできるもは基本、体にも環境にもやさしい天然由来の材料です。それだけで暮らしの質が上がります。そこに天然のエッセンシャルオイルで香りづけする…。
まさに、最小限にして最高級 な洗剤!(言いすぎかっ!)
まとめ
いかがですか?
今日は手作りトイレ洗剤を紹介しましたが、家庭で使う洗剤は共通的な材料で作れるものが多く、それに切り替えるだけで、モノレス化、時短、節約ができていくのです。
また、汚れは色んな種類があります。アルカリ性、酸性、血液、アントシアニン、油性ペン…。どの汚れにどういった洗剤が効果的かを知る機会にもなり、知恵がつきます。
私もゆるゆると、洗剤のモノレス化を進めているところです。
洗剤ではありませんが、もうすぐ柔軟剤のストックがなくなるタイミングで、クエン酸を使った手作り柔軟剤に切り替える予定です、ムフ。