週末旅行をめいいっぱい楽しむコツ

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今回は、よしまる流、週末旅行をとことん楽しむコツを紹介します。

よしまるの旅行ポリシーは、①メリハリ旅行(料理・体験にお金をかけ、移動・宿にはかけない)、②高密度旅行(多くの経験をする)ですから、いかに盛りだくさん楽しめるかのコツとなります。

 

広島旅行計画の失敗談も交えてご紹介していきます!

 

① 往復の移動は夜行バスかフェリーで泊!

重な週末の時間をできるだけ現地の周遊にあてるには、寝ながら移動して、早朝に旅を始められる、夜行バスか、フェリーがいいです。

 

夜行バスは、ダントツで最安だし、最近の夜行バスはグレード高いです。多くが横になって眠れないなど、対策しないおと辛いですが、逆に対策をすれば疲れも殆どなく快適に眠れます。

 

フェリーは、夜行バスよりは高いものの、新幹線と比べればかなり安いです。山口旅行で利用しましたが、布団で横になれるし、大浴場もあってホテル並みに快適でした。

 

② WILLER社の宿泊セットプランがおすすめ

のおススメは、WILLER社 の宿泊セットプランです。

往復の移動費(夜行バスやフェリー)とホテル1泊のセットにすると、なぜか往復の移動費分で宿泊が無料で付いてきます。今回はgo to トラベルの恩恵もあって、広島(夜行バス)は実質一人5,200円、山口(フェリー)は一人6,500円で行けてしまいました。

 

ホテルは一番下のランクでも、アクセス良し、アメニティも充実して快適でした。

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③ オフシーズン&平日朝一番の観光スタートが吉!

たくさん周りたければ、朝早くからの周遊が理想です。

夜行バスやフェリーを使うと、半ば強制的に早朝スタートになりますが、私の旅では全てにおいてよい結果となりました。

 

観光地って写真だと素敵な場所に見えますが、現実は甘くありません。混むわ待つわ、少ししか周れないわで、旅情もあったもんじゃありません。残るのは疲れだけ。

 

ですが今回は広島旅行も山口旅行も、人が殆どいませんでした。人のいない神社仏閣や自然の造形がこんなに味わい深いと知ったからには、もう後戻りできません。

 

厳島神社も、ロープウェイの景色も、山も独り占め。

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神社仏閣も庭園も貸し切り。行列ができる食事処も待たずにホイ!

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その条件がこちら、①オフシーズン ②平日 ③朝イチ です。

 

①オフシーズン

紅葉のベストシーズンを少し後にずらせば、混雑もない上に、まだ紅葉も残っていて、結構いい景色を楽しめます。(参考データ値:12月の宮島来島者数は11月の6割)

 

②平日

旅行市場はシニアが牽引していると思いきや、30~50代が4割占めます。この働く世帯はほぼ土日休みなので、平日の観光客は単純計算で週末の6割になります。

 

③朝イチ

人が活動しない朝イチ行動すれば、混雑が格段になくなります。例えば12月の厳島神社は、なんと朝7時の参拝者は1日の約1/40です。

 

この3条件を合わせれば、例えば、1日8000人を超える観光客で賑わう12月の宮島は、平日早朝に行けば70名程の過疎状態で周れる計算です。

 

④ 本家HPの情報をチェックする

広島旅行では、平和記念資料館を2時間半かけて回るつもりでしたが、窓口で冬期は1時間早く閉館と言われてしまい、1時間半しか回れませんでした。

 

Googleマップで確認すると18時閉館と書かれていますが、本家のHPには季節ごとに違う閉館時刻が明記されていました。必ず本家の情報をチェックするようにしましょう。

 

コロナ対策で突然施設が閉館となることもあったので、できれば前日もチェックした方がいいです。

 

もう一つ。現地でチケットを購入する場合は、窓口が開く時間も要チェックです。今回、早朝に宮島行きのお得なフェリーきっぷを買おうとしたら、窓口が閉まっていて定価で買うしかありませんでした。

 

⑤ 人気店は予約するか、開店と同時に入る!

美味しいご当地料理を旅の目的にしている人も多いのではないでしょうか?

でも、週末に人気店で食べるのはたやすくありません。グルメ重視の方は、お店を予約できる日に旅行日を合わせるのがいいと思います。

 

一方、宮島で昼食をした「ふじたや」は2時間以上待つほどの人気店ですが、予約ができません。12時に行けば行列地獄にはまる可能性大です。

 

予約できないお店は、早い食事でも構わず開店時間に食べるつもりで行きましょう。広島の「電光石火」は開店の10時に行列できはじめてました。前述のふじたやのように、順番を書く紙があるなら、先に立ち寄って記名しておくのは必須です。

 

⑥ トイレはこまめに行く!

トイレを見つけたら小まめに行きましょう。まめに体から排出しておかないと、もよおしてトイレが見つからずに苦しむのは自分です。

 

⑦ 地理感、移動時間、滞在時間を調べておく

どんなに緻密に計画を立てても、道を間違えたりと、旅にトラブルはつきもの。何事も順調には進まない位に思っておいた方がいいです。

 

じゃぁ計画なんて意味ないじゃん、というとそうではありません。現地でリスケが必要な時、この計画が大いに役立ちます。

 

今回の広島周遊でも、凡その地理感、移動時間、滞在時間を把握していたおかげで、その場で1から調べるなどの時間ロスを回避でき、目的の場所を全て回れました。

 

現地で旅程を組み替えるのって相当大変ですからね。計画は、現場でトラブルに柔軟に対応するための備えでもあるんです。

 

⑧ 計画を立てる時のポイント

計画を立てたら以下をチェックしましょう。

 

■ 観光地の地理感を押さえたか?…どれをルートチェンジできるか、いざとなったらどこを削れるかを考えておきましょう。

 

■移動時間は妥当か? …決めたルート以外にも、ルートチェンジできるように周辺の観光地間の移動時間を押さえておきましょう。

 

<失敗談から学ぶ>車の移動は、Googleルート検索をあてにできない

山口のドライブでは、Googleのルート検索で移動時間を調べて旅程を立てたのですが、カーナビ(こっちが精度いい)よりかなり早い到着予想時刻だったので、旅程をまわりきるのに相当スピードを出してしまいました。

 

現時点でカーナビと同等のアプリはなさそうなので、今回のドライブの目安を参考に、私はGoogleのルート検索結果に対して1時間につき+15分で計画しようと思います。

 

■滞在時間は妥当か? ...観光地毎に、周るのにかかる時間が妥当か調べておきましょう

 

■トイレ休憩の時間を入れたか?

 

■ダイヤのある乗り物を利用する場合、前後のダイヤの頻度をチェックしたか? ...電車などダイヤがある場合、前後の便の頻度を確認しましょう。乗り損ねて次の便が1時間後なんて目も当てられませんからね。乗り過ごせない便かどうか確認しましょう。

 

■(車移動の場合)駐車とナビ設定の時間を入れたか? ...山口旅行で盲点でした。これでかなり時間を取られてしまいました。経験上各5分は見ておきましょう。

 

⑧ 荷物について

今回は冬の荷物に特化しています。

どんな旅も荷物は最小限に越したことはありません。荷物の量と重さは旅の疲れに直結するからです。いざとなれば現地で買う覚悟でミニマム荷物を目指しましょう。

 

私の冬の荷物はこちら。たったの770gです。先日の広島旅行で実際に試してみて、この内容+αで十分いけるとわかりました。+α としては、夜行バス移動ならこれに「耳栓」「マスク」「飲料」があればOK。 

 

ここまでは共通のポイントでした。

ここからは、現地で徒歩や交通機関で移動する場合のポイントです。

長時間滞在できる場所を確保する

広島旅行では旅程が早く終わり、帰りの夜行バス出発まで2時間以上空いてしまいました。周辺を散策する体力も気力もなく、かといって夜8時は飲食店以外どこも閉まっており、座る場所に困りました。

 

そんな中、WILLERのバス待合所が早くから開いていたおかげで、温かく座って過ごせました。

 

徒歩の旅で心細いのが、居場所がないことです。計画が来るって大きく時間が空く可能性も考慮し、前もって長時間滞在できる場所を探しておこうと思います。

 

道を間違えていないか、こまめにチェックする

車移動の場合は、カーナビがルートチェックしてくれるので問題りませんが、徒歩で移動する場合は特に注意が必要です。

 

先日の広島旅行では、広島駅から原爆ドームに向かう道を間違えてしまい(というか気づかず通り過ぎた)、時間も体力もかなり消耗して心が折れそうになりました。

 

この道は正しいと思い込んでいると、間違いに気づきづらく、取返しのつかない所まで行ってしまうこともあります。スマホ片手に歩けばよいのですが、よしまるは持ち歩くのが面倒です。

 

地理感ないんだから仕方ないじゃん!と言われると身も蓋もありませんが、常に謙虚な気持ちで小まめに確認はした方がいいなと思いました。

 

以上となります。貴重な週末の時間をめいいっぱい旅行で楽しめますように。