今日は、柚子胡椒を作りました。
柚子には色々な使い方がありますが、中でも柚子胡椒は鍋やおでんなどの冬料理と抜群に相性がいいです。他にも、お肉に塗ったりパスタに入れたりと年中楽しめます。
これを手作りすると、市販品より格段に美味しいです。知人から長崎の実家で作っているものを頂いて、それが感動的に美味しくて、私もそれ以来作るようになりました。
柚子胡椒には赤、青、黄色とあります。頂いた青は、唐辛子の中でも激辛の青唐辛子と未熟な青柚子で作るので、色は緑、味はフレッシュでパンチがあります。
残念なことに、我が家の周辺では青柚子が入手困難です。かわりに青唐辛子は鶴橋で手に入ります。
久々のコリアンタウンは、客層がガラリと変わっていて驚きました。殆どが若い女性客です。目下の韓流ブームでグッズや洒落たお菓子の店がたくさんできていました。
にしても、コロナ下なのに何という密!
数日前のクリスマスのデパ地下といい、コロナは怖いけどケーキは別!という心理が働くようですね。かくいう私も、青唐辛子は別!と思ってしまった一人です。
何件かまわって、お目当ての青唐辛子を購入。大きなシシトウ位のサイズです。
ついでにラー油用の粉唐辛子も買いました。粉唐辛子には辛さのランクがあって、鶴橋では辛さの弱い粉唐辛子が手に入ります♪
作り方
家に帰ったら、お尻から根が出ないうちに取りかからねば!
本来の作り方は、すりこ木で唐辛子と柚子の皮を細かくなるまで潰すので、相当な体力と手間がかかります。ズボラーよしまるには無理!
ということで、少々インチキな作り方をご紹介します。と、その前に注意です。
必ずビニール手袋をしましょう
素手で唐辛子を刻むと手がヒリヒリして後で辛い思いをします。さらに刻んだ汁が飛んで目に入ったら悶絶ものです(経験者)。できればメガネもしましょう。
■ 材料
・青柚子(なければ黄柚子):皮100gと1/10個分の果汁(柚子が10個なら1個分の果汁)
・青唐辛子:100g(種を除いた状態の重さ)
・塩:40g(青唐辛子(種を除いた状態)の40%の重さ)
■ 作り方
1.青唐辛子のヘタと種を取り除き、その重さを計ります。
種は1粒残らず除きましょう。激辛の青唐辛子の種は更に辛いです!
2.柚子の皮を、なるべく内側の白い部分が入らないよう薄く剥きます。これを先程の唐辛子と同じ重量だけ用意します。写真右側が皮。
3.柚子と唐辛子を包丁で荒刻みしてミキサーに入れます。
4.残った柚子から果汁を絞って、ミキサーに入れます。
5.ミキサーで撹拌します。写真では小さなミキサーで別々に撹拌しています。
6.塩を入れ、まんべんなく混ぜまたら完成です。
冷蔵庫で3日位寝かせたら、味が馴染んで食べ頃です。
きれいな黄緑色になって嬉しいな。
すぐ食べる分を小瓶に詰めて、残りは冷凍しました。
できたての柚子胡椒をペロリ。ん~、美味しいです!
是非手作りの美味しさを試してみてください。市販品を買う気が失せますよ。
残った柚子の果肉や果皮も捨てないで。余す所なく使えますからね!