八尾若ごぼうって知ってますか?葉ゴボウとも言われます。
大阪では、春のはじめにスーパーに並ぶ季節野菜です。ごぼうなのに根が短くて、せいぜい10cm位。代わりに茎がすごく長くて、葉も大きいです。全長1メートル位あるので、買って帰るのに少し難儀します。
こんなやつ。まぁ季節物なので、毎年買ってしまいます。
おや?再生野菜フリークは、写真を見てビビッときましたね?
なんと、根っこ付き~~~!
これだけあれば、土に挿したら根付く可能性大です。若ごぼうは、根、茎、葉全てを食べるので、当然ですが根っこ付きなのです❤
よしまるは昨年、若ごぼうを再生栽培してみて、すごく旺盛に育つ姿に驚きました。とにかく葉がデカいッ!とはいえ上手く活用しきれず、最後は抜いてしまいました。もう少し使えたんじゃないかって、少し後悔が残りました。
この春、スーパーに並んだ若ごぼうを見て、リベンジしようと買ってきました。茎葉を美味しく頂いた後、残しておいた根元を土にブスっと挿しました。(4/22撮影)
1週間後、茎の中心から緑色がでてきました。かわいい。(4/28撮影)
他の茎も芽吹いています♬ うれしいな。
若ごぼうを育てると、何がいいの?
土に挿すと、かなりの確立で根付く若ごぼう。再生野菜としての素質は十分。ですが、よしまるがベランダ菜園での栽培をおススメする理由は他にもあります。
プランターで栽培できるゴボウ
一般的なごぼうは、土中で長く伸びる根を食べるので、ベランダのプランター栽培には向きません。でも、若ごぼうの根っこは?そうです、とても短い。だからプランターで十分栽培できるのです。そこがいい!
そして、可食部は主に土の上!
可食部は根、茎、葉、全てです。そして殆どは、茎と葉です。これがものすごく旺盛に育ちます。瞬く間に、びっくりするほど大きな葉と、それを支えるしっかりした茎に成長します。それを適宜収穫して、食べてゆけるのですよ~!
収穫は、茎径1cm位が目安ですが、それより細くても食べたければ、ハイ収穫。葉が多すぎて、葉同士で邪魔し合うようなら、ハイ収穫。どんどん収穫して、どんどん食べましょう~!
味はごぼう、色はフキ
色はフキのようですが、味はしっかりゴボウです。炊き込みご飯、お揚げと煮たり、きんぴらにしたり。ごぼうのレシピは、若ごぼうの茎葉でも楽しめます。使い勝手よし!
栄養価が高い
食物繊維はサツマイモの4倍、鉄分はほうれん草の1.6倍、カルシウムも多く、血をサラサラにする ルチン は、ダッタン蕎麦と同じ位含まれます。
今年チャレンジしたいこと
去年やりきれなかったので、今年チャレンジしたいことがあります。
1つは、種を採取すること
こんなトゲトゲができて、種が採れるらしい。楽しみです。
もう1つは、根を冬越しさせること
秋に土上の葉茎を収穫しきった後、根を残して冬越しにチャレンジしてみたいです。そして翌年、その根からまた同じように旺盛に葉茎が育つかどうか、みてみたい。
種から育てる方がいいかもしれないし、その辺りがわかるといいなって。
5月、GW明けの若ごぼうの様子です。丸いプランターの4本中1本はお亡くなりになりました。茶色いプランターは2本とも健在。葉も大きくなってきました。(5/5撮影)
今年もすくすく育ちますように…
追記:(5/16撮影)