久々に暖かい週末、のっぽさんが2回目の金剛山登山に連れて行ってくれました。
前回のっぽさんは、メジャーな山道をただ登ることしか知らないよしまるに、冒険のようなワクワク感や、野鳥や野草と触れ合える楽しさを教えてくれました。
前回と違うルートで、またまた、すごーく楽しかったです!
ロープウェイ前(バス停)から少し下った「山の豆腐屋」さん近くから登ります。
岩場を全身で登る!
岩場を全身で~、といっても、ロッククライミングじゃありません。のっぽさんがみんなのレベルを考えて、適度に運動できる道を用意してくれました。前回のシルバールートから少しレベルアップしています。
ただ、よしまるはチビなので、大きな段差は手足をフル稼働しないと登れず(-_-;) 多分スパイダーマンみたいだったんじゃないかな💦 で、全身ってわけです。
リアルなアスレチックに大興奮!
今回も途中まで沢水沿いを行きますが、所々大岩や崖があって、ロープをつたって進みます。手が滑ったら大怪我しそうで緊張するけど、もう楽しくて楽しくて! 病みつきになりそう;
今度は、木の根ルート!
岩場を過ぎると景色がガラリと変わりました。斜度が上がって、今度は剥きだしの木の根の段々道を登ります。
段差はよしまるの膝以上あるので、スパイダーマン度マシマシ。根の上は滑りやすいから、乗らないよう気を付けながら、手で次の根っこを掴みながら、エッサ、エッサ💦
たまに会話もするけど、みんなほぼ無言。無心で登るこの時間が、超~楽しいです!
そしたら、あっという間に頂上に着きました。
やっと乗ってくれたヤマガラ君!
野鳥の餌場に到着。
前回ミニさんの手にだけ乗ったコガラ君は、今回はみんなの手に何度も乗ってくれて、もう~!可愛すぎて大興奮でした。
ヤマガラもやってきました。かすかな羽の風、やさしく掴んでくる爪、クリンクリンの目、何もかも愛らしいのでした。
次第に、枝の上からみんなの手を見比べて、大きなエサを狙って降りてくるのがわかりました。一瞬で大きなエサを咥えて、枝に戻ってゆっくり味わうのです。そんな、ちょっぴり警戒しながら来てくれる所も可愛いかったです。
やってみたかった、山頂ヌードル!
鳥の食事の後はお待ちかね、人間の食事です。
カーターさんがガスバーナーを用意してくれたので、各自でカップ麺を持参しました。山頂ヌードル、一度やってみたかったんです♬ カーターさんありがとうございます!
カップヌードルにするか、きつねどんべぇにするか、ギリギリまで迷いましたけどね、寒い山頂でフゥフゥ食べるヌードルがマズいわけがなーい! それに、みんなで食べるので美味しさ倍増です。
ちなみに、山の生態系を守るため、汁は残さず飲み干すのがマナーです。その辺りも考慮してカップ麺を選びましょう!(よしまるは今回学んだ💦)
バーナーにあやかって、焼きマシュマロにもチャレンジしました。
フフ、焼きマシュマロにあせりは禁物だぜィ。焦げないようにゆっくり炙って、中身をトロトロにするのがミソ…ってぇ~、これがけっこう難しくて…。みんな一度はマシュマロに着火して、部分焦げをこさえました。焦げた所は正直マズぃ!でも、辺りに甘~いカラメルの香りが漂って、すごくいい匂いでした。
背丈もある熊笹の森、道なき道を進む
帰りは熊笹の森を進みました。そこは一面笹の森。よしまるの背丈ほどもある笹の茂みの中、のっぽさんだけが知る ”道” を進みます。
足長族はスイっと跨げますが、よしまるは枝が股に刺さってひそかに悶絶💦
よく見ると、道っぽい分け目があるような、ないような。。でもそれが道と分かったところで、そんな分け目がいくつもあって、どっちに進んだらいいのか見当もつきません。不思議なことに、のっぽさんにはわかるんだよね。
「ここを曲がると行き止まりです、次を左に曲がりましょう!」
「どうしてわかるんですか?」
「過去に経験してますからね (笑)」
サスガっス!
今は運行していないロープウェイの下に出ました。下界まであと少し。ここから急な斜面を一気に下ります。
所々でアオキの実が赤く色づいてします。下るにつれて、だんだん緑色に変わっていきました。それだけ気温差があるってことなんだろうな。
最後はつむるで一服!
下山した後は、麓のカフェ「つむる」でデザートタイムとなりました。
坂の上に、黄色い屋根が目を引く一軒家「つむる」があります。
ご主人が1杯1杯丁寧に淹れるコーヒーは絶品でした。曰く、鉄瓶で沸かすとお湯の味が全然違うそうです。酸味好きのよしまるは ”甘南備コーヒー" を注文。コーヒーのためにまた来たいと思うカフェなんてそうそうありませんが、いいお店に巡り会えました。
奥様手づくりのケーキも素朴な可愛さがあって、こちらも美味しかったです!
心地よい疲れをコーヒーで癒しながら、みんなで写真を見ながら、その日あった事を振り返って、楽しい時間が流れました。
今回も、素敵な仲間と素晴らしい時間を共有できて、本当に幸せだなって思いました。
のっぽさん、カーターさん、てるさん、ハッシーさん、はなさん、ありがとう。