去年、ミニベロ折り畳み自転車「CARACLE」を買った時、輪行袋を自作しましたが、作った理由は、単に「少しでも安くあげたいから」でした。
ですが今回、新たにロードバイク用も作ることにしたのですが、前回とは別の理由からでした…。というのが今回の内容です!
そもそも、周辺アイテムは高すぎるんじゃ!
自転車アルアルでしょうけど、当時、自転車デビューしたてのよしまるは、ママチャリの10倍も高い車体に加えて、ヘルメットやウエアなど、周辺アイテムに何万円もお金がかかって詐欺やん!と思いました。
日本の自転車人口はまだまだ少ないもの、仕方ないのかもね…。
特に輪行袋。ただのナイロン袋に9千円以上とな!(CARACLE純正品+ストラップ)一見、100均の買い物袋と同じ布に見えます。…これを買ってはよしまるの名が廃るワィ。そこで、防水布の余りで、巾着型の超シンプルな袋を作ったのでした。
そりゃぁ純正品は手の込んだ作り…ジャストフィットするサイズ、ファスナーで開封、他にも工夫がいっぱい。でも実際に使ってみると、巾着の方がずっと早くセットできると分かりました。これはメーカーの人とも話をする機会があり、次回作は巾着にする、とのことでした。
そもそも輪行袋なんて必要なの?って思うかもですが、ここ関西は電車賃がとても安い上に最短で着ける、輪行にはうってつけのエリアなのですよフフ。
ロードバイクの輪行袋、RK-02を使ってみて
2台目、ロードバイクNESTO君はどうしたかというと…一旦は市販袋を買いました。数分で輪行セットできるCARACLEと比べて、目安30分と言われるロードバイクは、ただでさえハードル高くて…。難解な車体を入れる袋にまで不安要素を持ち込みたくなくて、とりあえず市販品で様子をみることに。
ショップ店員さんおススメ ”RK-02” を購入。定価6,160円也。
で結局、これはこれで使いやすかったです。
言われるままに買ったものの、実際に使って、色んな市販袋と比べてみて、やっぱりおススメされるだけのことありました。
①布が丈夫で破れにくい(その分重くなります💦)
②収納袋に畳み方が書いてある ※これ助かる!
③ハンドル固定ベルト ※これ凄くいい!
④ゴムのホイール固定フック ※むちゃ使いやすい!
⑤サドルに固定できる ※使いやすい!
⑥袋にチェーンカバーがある ※手が汚れない!
なかでも②と③は、他の輪行袋にない点で、素晴らしいです。ただ欲を言うなら…
①重い・・・ロードバイクだから、少しでも軽くしたい
②大きくてかさばる・・・ロードバイクだから、少しでもコンパクトにしたい。
③ディスクブレーキパッド、スプロケットカバーが付属しない
この辺がなんとかなったらなぁ。
ロードバイクの輪行袋、軽量に隠されたワナ!
ロードバイク用はとにかく軽量コンパクトが好まれるので、どのメーカーも ”軽量” を謳っています。でも、どれも自己評価。実際には重さにかなりの開きがあります。RK02も、手に持った感覚では、かなり重いし大きいと感じました。
ネットで見る限り、最軽量はペライチ。なんと150g位しかありません!
よし、これを参考に作ろう。…と思った矢先、S師匠からサイズが小さくてお蔵入りしたペライチを安く譲ってもらいました。
わーい、軽くてコンパクトで最高だ―!
…あれ?これも思ってたのより重いしかさばる。なんでだろう?…そう、大事なことを見落としていました。その仲間たち がいたことを!
ハンドル固定ベルト、ゴムのホイール固定フック、肩ストラップ、ディスクブレーキパッドカバー、スプロケットカバー、収納袋。これらの重さや体積が入っていないのです!
RK-02は、本体320gと記載され、トータル500g近くになりました。
ペライチは、本体150gに合わせて、仲間たちを合わせるとトータル400gでした。
ハァー?軽量とか重量とか書く意味あるー?…まぁ、あるにはあるけど。カロリーゼロのわらび餅に、黒蜜ソースがドベーッとかかってるみたいじゃんか!
作るメリット
そこで、家にあるストラップから軽いものを組み合わせて、何とか軽量化できないか試行錯誤しましたが、限界があるとわかりました。
結局、市販品は、多くの人が使えるように作られているのだから、ある程度のムダは仕方ないのです。。大きな自転車や体に合わせてストラップはサイズを調節できるようにしてあるし、そのためのパーツが付いてる。袋の大きさもそう。
市販品を組み合わせる限り、壁は越えられない。。
調子に乗ってキザってみました (-_-;) しゃぁない、作るか。
ハンドル固定ベルト
パラコードで代用できたら多用途に使えて良いかなって思いましたが、それで2回輪行して固定は難しいと判断。RK-02のベルトはよく考えられてるなぁ。そこで、NESTO君専用サイズで自作。現地でヒモ調節も不要になりました。
上が純正品、下が自作品。
ゴムのホイール固定フック
便利なのでそのまま使用。
肩ストラップ
電車内で固定する際に長さ調節するかもしれないので、このままペライチ付属品を使います。
ディスクブレーキパッドカバー
市販品は、内側に汚れが付くとディスクに拡散するものばかり。ディスクが汚れると安全に関わるので、外側は防水、内側は起毛素材で自作しました。
スプロケットカバー
チェーンオイルの汚れが付く場所なので、油汚れが染み出さない布を使いました。また、スプロケットは硬くて他のパーツを傷つける可能性があるので、クッション性のある生地で保護しました。
ディスクブレーキパッドカバーとスプロケカバーは間違えると大変なので、色を分けましょう!
これが全てです。
家の余り布だから色柄は贅沢言えないけど、一目で自分のってわかるからよしとしよう。その上コストゼロ。これでトータル280gじゃぁーー!(ドヤ顔)
ロードバイクの数百グラムって大きいです。100gの軽量化は3000円相当と言われる中、とても簡単だし、たったこれだけで効果大でおススメです。
皿で型を取ってミシンで縫うだけ。
先週、金剛山までライドして、帰りに輪行しましたが、問題なく使えました!
よぉし、今のペライチが破れたあかつきには、袋本体も自作して200g目指しちおうかー!と、別の方向に走ってしまいそうなよしまるです。