これまでお金の記事を多く書いていますが、今回は貯金ならぬ 貯筋 についてです。
私が投資でお金を増やす目的は、死ぬまで無事に生活するためですが、お金があるだけじゃダメ。健康でなくちゃね! そのために筋肉の維持はとても大事です。
私は2年近くフィットネスジムに通っています。
はじめのうちは筋肉痛が酷くて、歩いても笑っても息しても痛くて毎日湿布。何しにジム行ってるんだろうという時期もありましたが、次第に慣れると体調がよくなって、よく眠れて、いいことづくめだと思いました。
どうして貯筋が必要なのか?
ご存知、年を取ると筋肉は衰えていきますが、やっかいなことに、日々の生活に必要な筋肉ほど衰えやすくて、80歳位には、20代の半分以下になってしまいます。
となると、若い時に日常生活を送る程度の筋力しかないと、年老いたらもう普通に生活できなくなってしまいます。70まで働かなきゃならないというのに!
平均寿命が延びて100歳も夢じゃない時代ですが、健康に生活できないと「長寿=ただ苦しい年月」になってしまいます。だから健康寿命ってすごく大事。そして、
健康で普通の生活を送るには、筋肉が必要です。
この筋肉を維持または増やすのに最も効果的な方法が、筋トレ です。
筋トレをすると、しない人と比べて筋力の低下も3分の1程度に抑えられます。
でも、ただの筋トレではダメです。
年を取るとランニングやスイミングでは筋肉がつかず、筋肉に強い負荷をかけるトレーニングじゃないと効果がありません。だから筋トレ。
救いなのは、年を取って始めても、まだ筋肉がつくってことです。
60~72歳の被験者が脚の高負荷筋トレを週3回行った結果、3カ月で脚筋が11%も肥大したという実験結果もあります。
だから、手遅れだと思わずに、末永く普通の生活を楽しむために、筋活しましょう!
理想の筋活は30代から
とはいえ、筋肉に高負荷をかける筋トレを年老いて始める、または続けるのは、相当大変ではないでしょうか。できるだけ早くに筋肉をつけておいて、それを「維持」する方が、はるかに負担がないと思いませんか?
筋肉細胞が減少し始めるのが30代。この頃から筋肉を維持する(筋肉細胞の減少を食いとめる)ために、何かしらの筋活を始めるのがいいと思います。
遅くても細胞数が急激に減る50〜60代までには筋活を始めておくと、筋力を取り戻すのに大変な思いをしなくて済みそうです。
私の身に起きた怪奇現象
これは数か月前、私の身に現実に起きたことですが、
今回のコロナでジムのスタジオがお休みになったあおりで、自身もモチベーションが下がって8カ月間筋活を休みました。すると、目にみえて体が衰えてきました。
在宅勤務が続いたのも影響してか、血行が悪くなり、便秘気味になり、食欲はあるのにだるくて、何より気力がなくなりました。体重は増える一方です。
これはマズいぞと、一念発起してジム通いを再開したのですが、以前はジムで汗を流しら、夜にスナック菓子を一袋食べても平気だったのに、運動しても食事を減らしても、なぜか体重が増えていきます。以前のようにスカッと感もありません。
この年で一度老化するとなかなか改善しないのだと、身をもって痛感しました。
私はイチかバチか、荒療治することにしました。
ある休日にAmazonプライムで「明日のジョー」を観て、テンションMAXでボクササイズに挑みました。時間中「真っ白になるまで」必死で体を動かしたんです。
これ、高負荷の筋トレです。
家に帰ると「灰になったぜ~」と言って家族に冷笑され、その後1週間は、歩くの辛い、笑うと痛い、息すると痛い状態が続き、ジム通いを中断しましたが、喪が明けた頃に「あっ、なんか軽い」体に改善しました。
今は週2回ダンスをしています。高負荷ではありませんが、状態キープには役立っているようですから、何事も継続は力なりですね。
ランニングマシンなどの一人筋トレは気力が続かないので専らスタジオですが、みんなで楽しくやるのが癖づいてしまいました。
まとめ
いかがでしょうか。
最近、私のような中年筋トレマンが増えています。
真面目な話、私のような団塊ジュニア世代が元気でいれば、医療費や社会保障費の支出も減って、大いに社会貢献になります。
更に、筋活するといいことがたくさん!
仕事は裏切っても、筋肉は裏切りません。
スカッと汗を流して家路につけば、あとはぐっすりおやすみなさいです!
悶々と悩んで負の無限ループにはまる、なんてこともなくなりました。
筋トレは、認知症の予防効果もあるそうです。
先日娘が「ジム帰りの顔は肌ツヤいいね」と言ってくれました!
お金を増やすことも大事ですが、理想はピンピンコロリですからね。
これはぜひおススメしたいと思います。
末永く健康に暮らせるよう、並行して貯筋活動を続けましょう!
できれば楽しく。
これからも楽しく続けていきたいと思います!